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2026年2月5日
ニキビが治っても、肌に残るニキビ跡にお悩みの方は少なくありません。
複数の肌悩みを抱えている方にとって、ニキビ跡以外にも効果が期待できるリズネを検討するのもひとつの手段です。
この記事では、リズネの特徴や肌再生の考え方、リズネで改善が期待されるニキビ跡などを詳しく解説します。
どのようなニキビ跡にリズネが向いているか、改善が難しいのはどんな種類かを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

リズネは、肌の構造そのものに働きかけることを目的とした注入製剤です。
ここでは、リズネの基本的な特徴や成分について解説します。
リズネは、肌全体の質感や滑らかさに着目して設計されたポリヌクレオチド(PN)製剤です。
肌の状態を総合的に整え、底上げする『肌育』の考え方に基づいて用いられる点が特徴です。
リズネは比較的柔らかく、皮膚に馴染むように設計されていて、注入後は時間の経過とともに自然な変化が期待できます。
また、リズネは特定の部位専用として種類があるものではなく、1つで顔全体を含む幅広い範囲に使用できる製剤です。
部位ごとにいくつもの種類を使い分ける必要がないため、肌状態を総合的に確認しながら治療計画を立てることができます。
リズネについてはこちらの記事も参考にしてください。
▶リズネ(LIZNE)は機械打ち(水光注射)と手打ちどっちがいい?比較や施術の流れを紹介
ポリヌクレオチド(PN)は、サケ科の魚由来の核酸成分を元にした物質で、組織の修復や再生環境に着目して、医療分野で研究が進められてきました。
美容医療においては、肌の状態を内側から整える目的で応用され、肌質改善を目指す注入治療に用いられています。
PNは、皮膚の構造を支える線維芽細胞に関与し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの産生環境に影響すると考えられています。
コラーゲンやエラスチンなどは、年齢や紫外線、炎症などの影響を受けて減少し、肌の質感やハリの低下につながる成分です。
PNは、こうした線維芽細胞の働きを支える環境づくりに影響し、肌内部の再生プロセスに働きかける特徴があります。
リズネは、施術を重ねることで肌の状態が徐々に改善されていくため、肌質改善・肌育注射としても知られています。
ニキビ跡治療以外にも、同時に肌を整える効果が期待されます。
これらの変化は、肌内部の環境が整っていくなかで現れますが、実感の仕方やタイミングには個人差があります。
また、肌質や年齢、施術間隔などの要素によっても左右されます。

ニキビ跡治療では、肌の凹凸や色味などの変化に加え、肌全体の状態を整えることも重要です。
近年は、肌の構造や質感に着目し、時間の経過とともに印象に変化を目指す『肌再生』が注目されています。
ここでは、ニキビ跡治療において、『肌再生』がどのように捉えられているかについて解説します。
ニキビ跡が残る主な要因は、炎症によって皮膚の深い層までダメージが及ぶためです。
ニキビが悪化すると、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが破壊され、皮膚の支えが失われます。
その結果、回復後も皮膚が元の位置まで戻りきらず、凹凸や影として跡が残る状態になります。
また、炎症が長引いた場合や、自己処理による刺激が加わったときには、修復過程が乱れやすくなるため注意が必要です。
本来であれば均一に再構築されるはずの皮膚組織が、不規則な構造のまま固まってしまうことで、肌表面の滑らかさが損なわれます。
このように、ニキビ跡は表面の問題だけでなく、皮膚内部の構造変化が関与している点が特徴です。
従来のニキビ跡治療では、凹みを物理的に持ち上げるアプローチが中心となることもありました。
しかし、ボリュームを補う方法では、肌質との馴染みや長期的な安定性に課題が残るケースもあります。
特に浅い凹凸が広範囲に点在している場合、局所的な補正だけでは、自然な印象につながりにくい傾向があります。
そこで注目されているのが、肌全体の土台を整える『肌育』の考え方です。
真皮環境を健やかな状態に近づけることで、皮膚が本来持つ修復力を引き出し、凹凸や影の出方を穏やかにしていくことが目的です。
ニキビ跡に対する肌再生治療で重視されるのは、主に2つのポイントです。
ひとつは、炎症後の硬くなった組織を、柔軟な状態へ導くことです。
皮膚が硬いままでは、滑らかな再構築に進みにくく、凹凸感が残ってしまう可能性があります。
もうひとつは、コラーゲンやエラスチンなどの支持組織が、均一に再配置される環境を整えることです。
肌内部の構造が整うことで、表面が均一に近づき、ニキビ跡そのものが目立ちにくい印象へとつながります。
また、ニキビ跡だけでなく、肌全体のハリや透明感が増すため、複数の肌悩みを抱えている方にもリズネが選択肢のひとつとなります。

リズネは、肌質そのものの変化を積み重ねていくため、ニキビ跡に対する変化も段階的に現れる傾向があります。
時間とともに、少しずつ見え方や触れたときの感覚が変わっていくことが目的になります。
ニキビ跡が目立つと感じる要因のひとつが、肌表面のわずかな凹凸により生じる影です。
光が当たる方向により、影が強調されて実際以上に凹みが深く見える場合もあります。
リズネでは、真皮層の環境を整えることで、皮膚を内側から支え、凹凸の差を緩やかにしていくのを目指しています。
この変化により、影のコントラストが弱まり、立体感をなだらかにする変化をもたらすのが目的です。
日常生活のなかで、鏡を見たときの印象が少しずつ変化していくようなイメージです。
ニキビ跡のある肌は、凹みに加えて触れたときの質感のばらつきが気になるケースが多いです。
炎症の影響で硬さが残っている部分と、比較的柔らかい部分が混在することで、肌全体の均一感が損なわれます。
リズネは、このような質感の乱れに対して、肌の柔軟性を取り戻す方向での変化が期待される治療です。
施術を重ねることで、肌表面の触り心地が滑らかになり、部分的な引っかかりを感じにくくなっていきます。
見た目だけでなく、スキンケアや化粧ノリにも影響するため、日常のケアがしやすくなる点も変化のひとつです。
リズネによるニキビ跡への変化は、「消える」よりも「気になりにくくなる」と理解しておきましょう。
凹凸や質感、影の出方が総合的に整うことで、肌全体の印象が均一に近づき、ニキビ跡が目立たなくなると視線が集中しにくくなるケースもあります。
また、時間の経過とともに肌全体のハリや弾力感が変化すると、見え方が変わることもあります。
リズネは段階的に肌を整え、自然に変化していく治療のため、気づいたら目立たなくなったと感じることもあるでしょう。

ニキビ跡といっても、状態や深さ、肌質は人それぞれ異なります。
リズネはすべてのニキビ跡に適しているわけではなく、変化を感じやすいタイプが存在します。
ここでは、リズネが向いているとされるニキビ跡の特徴について解説します。
リズネは、肌の再構築をサポートする目的で使用されるため、浅い凹凸が広範囲にある場合に適応されることもあります。
一か所ずつ集中的に補正する治療とは異なり、面として肌質を整えていく点が特徴です。
肌表面に点在する浅い凹凸は、光の当たり加減によって目立ちやすく、肌全体の印象を左右することが多いです。
このタイプのニキビ跡は、皮膚の深い層まで損傷していないことが多いですが、真皮の構造が乱れているケースもあります。
土台となる環境を整えるアプローチが、見え方の改善につながることがあると考えられます。
炎症を繰り返したニキビ跡は、皮膚が部分的に硬くなり、触れたときに違和感を覚えることがあります。
皮膚の硬さは、修復過程でコラーゲン線維が不規則に増生した結果とも考えられていて、滑らかな再構築が進みにくく、凹凸感が残る可能性があります。
リズネは、このような質感の乱れに対して、肌の柔軟性を引き出す方向での変化が期待される製剤です。
施術を重ねることで硬さが緩和され、周囲の肌と馴染みやすくなる場合があります。
見た目だけでなく、触れたときの印象を重視したい方にも向いています。

リズネは肌質改善や肌再生の効果が期待できる製剤ですが、すべてのニキビ跡治療に適しているわけではありません。
ここでは、リズネでは改善が難しいニキビ跡について解説します。
クレーター状のニキビ跡は、炎症によって真皮の深い部分まで組織が破壊され、皮膚が内側に引き込まれた状態です。
リズネは肌環境を整える働きがありますが、クレーターの凹みを持ち上げたり、癒着を解除したりする治療ではありません。
凹みの原因が皮膚表面ではなく深部の組織構造にあるため、肌再生を促す治療だけでは、ニキビ跡の形状を変えることは難しいとされています。
ケロイド状のニキビ跡は、炎症後の修復過程で線維組織が過剰に増え、皮膚が盛り上がった状態です。
触ると硬さを感じやすく、赤みや厚みを伴うこともあります。
このタイプは、すでに組織が過剰に形成されているため、再生を促すアプローチでは改善が難しいと考えられます。
リズネの肌再生だけでは、盛り上がった傷跡に近い瘢痕組織を減らすことはできません。
また、ケロイド状のニキビ跡に対しては、適切な治療を行わなければ悪化する恐れがあるため、専門の医師による慎重な判断が必要です。

リズネは肌質の変化を目指す治療であるため、施術を受ける前に理解しておきたいポイントがあります。
ここでは、リズネによるニキビ跡治療において、注意したい点について解説します。
リズネは、1回の施術で大きな変化を得ることを目的とした治療ではありません。
肌の再構築を段階的に促すため、一定の間隔を空けながら、複数回の施術を行うことが一般的です。
例えば、始めは約2〜4週間ごとに約3〜5回の施術を行い、土台を整えます。
肌状態が安定してきたら、約6か月〜1年おきに様子を見ながら施術を行います。
回数や間隔は、肌の状態やニキビ跡の程度によって異なるため、経過を見ながら医師の判断に基づいて調整することが重要です。
短期間での結果を求めすぎず、長期的に継続していくことを意識しましょう。
肌育注射の回数や間隔について、こちらの記事も参考にしてください。
▶肌育注射の施術間隔は?薬剤ごとの頻度と効果期間、他の施術との組み合わせも解説
▶肌育注射は何回受けるべき?おすすめの施術間隔と回数、施術の流れや副作用も解説
リズネによるニキビ跡への変化は、施術直後に大きく現れるものではありません。
肌内部の環境は少しずつ整い、再生のプロセスが進むことで、時間をかけて変化を感じることが多いです。
そのため、施術後すぐの見え方だけで判断せず、一定の時間が必要だと考えておきましょう。
また、同じ施術内容でも変化の感じ方は人それぞれ異なります。
肌質や生活習慣、これまでのニキビの経過なども影響するため、医師と相談しながら、焦らずに経過を観察していくのが大切です。
ニキビ跡の状態によっては、リズネ単独での治療が最適とは限らないケースもあります。
凹みが深い場合や、傷跡に近い性質を持つニキビ跡の場合には、他の治療の方が適していることもあります。
例えば、フラクショナルCO2レーザーやレーザートーニング、外用薬、内服薬などです。
これらはニキビ跡に物理的に働きかけたり、再生が進みやすい肌環境を整えたりする目的で用いられます。
まず物理的な治療を行い、その後にリズネを組み合わせて併用するケースもあります。
施術の順番や間隔は、肌の反応やニキビ跡の状態によって調整されるため、医師の診断に従いましょう。
リズネは、肌再生の視点から、肌質そのものを整えていくアプローチです。
真皮環境に働きかけることで、凹凸や影の出方、質感の乱れなどを改善し、ニキビ跡が目立ちにくい印象へつなげることを目指します。
ニキビ跡の種類によって、リズネが有効なものと、効果が期待できないものがあることを理解しておきましょう。
リズネによる改善が難しいニキビ跡(クレーターやケロイド状など)は、レーザー治療や服薬治療などが適していることもあります。
自分のニキビ跡にリズネが適しているか、医師とよく相談しながら治療法を検討してください。
BIJOU CLINICは、リズネの医師による手打ち注射や水光注射(ハイコックス)に対応しております。
丁寧なカウンセリングを行い、患者様のニキビ跡や肌状態に合わせ、肌育に適した治療をご提案いたします。
リズネのニキビ跡治療を検討している方は、ぜひBIJOU CLINICへご相談ください。