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リズネ(LIZNE)は機械打ち(水光注射)と手打ちどっちがいい?比較や施術の流れを紹介

リズネ(LIZNE)は、リジュランに次ぐPN(ポリヌクレオチド)を主成分とするスキンブースター製剤です。

水光注射を使用する機械打ちと、医師の手打ちが比較されますが、どのような違いがあるのか知って施術を検討したいと考える方が少なくありません。

この記事では、リズネの特徴、機械打ちと手打ちの違い、施術の流れや注意点などを詳しく紹介します。

ダウンタイムや費用など、さまざまな面で比較したいと考えている方は、ぜひご覧ください。

リズネとは

ドライフラワーを持つ女性

スキンブースターとは、肌表面にハリやうるおいを与える目的で使用される注入剤です。リズネは肌質改善やエイジングケア目的の治療に用いられることがあります。

ここでは、リズネについて詳しく紹介します。

リズネの主成分

近年肌育注射とも呼ばれ注目を集めているスキンブースターは、肌の水分保持やキメを整えることを目的として使用されます。

リズネはPN(ポリヌクレオチド)が主成分です。

PNはサーモン由来のDNA断片を精製した成分で、類似成分であるPDRN(ポリデオキシヌクレオチド)よりも分子量が大きく、安定しているとされます。

肌の再生や修復をサポートするために使用されることがあり、保湿効果はもちろん、ハリや弾力の向上を目指せるとして注目されています。

リズネに期待される効果

リズネは、肌のハリ感アップやツヤ向上を目的として使用されることが多い製剤です。

PNが肌内部の細胞の働きをサポートすることで、乾燥による小ジワや毛穴の開き、くすみなどに対してアプローチする治療として紹介されます。

すぐに効果を感じられる即効性よりも、段階的に肌質が改善していくと感じられる点が特徴で、複数回の施術で徐々に肌質を整えることが期待されます。

効果の現れ方や持続期間には個人差があるため、医師と回数や頻度を相談しながらスケジュールを立てることが大切です。

リジュランとの違い

リジュランもリズネと同様にPNが主成分の製剤です。リジュランの特許期間満了後に開発された後発品で、リジュランが改良された製剤がリズネです。

PN純度はリジュランが約70%に対して、リズネは約99%を実現しており、不純物を徹底的に除去した製法で作製されています。

リズネはリジュランに比べて粘度が低く、pHも調整されていることから、体内に注入したときの痛みが大幅に軽減されているとされる点も特徴です。

ヒアルロン酸製剤との違い

リズネはスキンブースターとして利用される肌育製剤ですが、ヒアルロン酸はフィラー(充填剤)として使用されることが多いです。

即効性に優れ、しわを直接持ち上げるのに適しているため、ほうれい線やゴルゴ線などの深いしわにも使用されることがあります。

効果を感じるまでの期間

リズネの効果は、施術直後から感じる場合もありますが、多くは数日~1週間程度で徐々に肌の質感を感じるケースです。

肌の内部環境を整えることで効果を発揮するとされるため、即効性よりも継続的な施術による段階的な変化が特徴です。

一般的には、2~4週間おきに3~4回程度の施術で肌質が改善されやすいとされており、効果の出方やスピードには個人差があります。

効果持続期間

リズネの効果持続期間には個人差がありますが、3~4回の1クールの施術後は、おおむね6か月前後持続するケースが多いとされます。

肌内部の環境を徐々に整えるため、定期的なメンテナンスのための施術を継続することで効果を維持しやすくなります。

ただし、生活習慣や年齢、肌質などによって持続期間は変わるため、医師と相談しながら適切な間隔で施術を計画することが大切です。

リズネの機械打ち(水光注射)について

リズネイメージ

リズネには水光注射を用いた機械打ちと、医師による手打ちがありそれぞれに特徴があります。

ここでは、機械打ちの特徴を紹介します。

機械打ち(水光注射)とは

機械打ちは、水光注射と呼ばれる専用の注入機器を使用し、肌表面に細かく均一に薬剤を注入する方法です。

針の深さや注入量を機械でコントロールし、広範囲にムラなく施術できる点が特徴です。

特に、顔全体や首、手の甲などの広い面積に施術を検討している方に選ばれやすく、施術時間も比較的短く済みます。

機械打ち(水光注射)のメリット

機械打ちは、短時間で広範囲に均一な注入が可能なため、施術時間を短縮できるメリットがあります。

針の深さや注入量が均一に保たれ、仕上がりのムラが少ないため、全体的に均一な効果が期待できます。

また、一度に複数本の針で注入するため、手打ちよりも注入時の痛みが軽減されやすいといわれ、施術後の腫れや内出血が起こりにくい傾向があるとされています。

機械打ち(水光注射)のデメリット

機械打ちは、針の入射角が一定であるため、部位によっては細かい凹凸や骨格に沿った微調整が難しい点がデメリットです。

また、皮膚の状態によっては薬剤が均一に入らず、浅すぎる、深すぎるといったトラブルが生じる可能性があるため、仕上がりに物足りなさを感じる場合もあります。

特に、目の際などはデリケートな部位であるため適さないことがあり、施術できる範囲が限られる点も注意が必要です。

薬剤漏れについても指摘されることがあり、手打ちに比べてロスが出やすい場合があります。

機械打ち(水光注射)の副作用・リスク

機械打ちの副作用として、施術後に軽い腫れや内出血などが起こる可能性があります。通常数日以内に自然に治まりますが、まれに感染や炎症などのリスクも報告されています。

肌質や体質によっては刺激が強く出る可能性もあるため、事前に医師と相談し、リスクやメリットを比較したうえで受けることが大切です。

機械打ち(水光注射)が向いている人

機械打ちは、以下のような方に向いています。

  • 広い範囲を短時間で施術したい
  • 痛みや腫れを抑えたい

また、肌全体のうるおいやツヤを底上げしたいと考えている方にも適しています。

リズネ機械打ちの費用相場

リズネの機械打ちは、1回あたり3~6万円程度で提供されることが一般的です。

施術範囲やクリニックによって差がありますが、1クール(3~4回程度)を施術すると考えると、トータルで10~20万円台程度になるケースが多いです。

ただし、価格はクリニックによって異なるため、事前に見積を確認しておくと安心です。

リズネの手打ちについて

注射をする女性

リズネは機械打ちの他にも、医師による手打ちがあり量を調整しつつ細かい部位にも対応できる点が特徴です。

ここでは、リズネの手打ちについて紹介します。

手打ちとは

手打ちは、医師が1本の注射器で薬剤を注入する手作業の施術方法です。

注入する深さや量を細かく調節できるため、目の周りや小ジワなどの繊細な部位に適しています。

機械打ちよりも時間がかかりますが、その分きめ細かい施術が叶うといわれています。

手打ちのメリット

手打ちは、部位ごとの皮膚の厚みや状態に合わせて深さや量を調節できるため、より自然で丁寧な仕上がりが期待できる点がメリットです。

特に、目元や口回りといった細かい部分にもしっかりと対応でき、デリケートな部位に適しています。

医師の技術によって仕上がりが大きく左右されますが、その分個別の要望に柔軟に答えやすい点も魅力です。

手打ちのデメリット

手打ちのデメリットは、注入に時間がかかることや、医師の技術力によって仕上がりに差が出る可能性が挙げられます。

注入速度が遅いため、施術中に痛みを感じやすい傾向も指摘されます。

また、同じ範囲を機械で打つよりも腫れや内出血が生じやすいとされ、ダウンタイムが長引く可能性があることも注意が必要です。

手打ちが向いている人

手打ちは以下のような方に向いています。

  • 目の周りや口元などを丁寧に仕上げたい
  • 肌の状態に合わせたオーダーメイドの施術を希望する

ピンポイントで集中的にケアできるため、全体的なうるおいよりも集中ケアを求める方に適しています。

手打ちの副作用・リスク

手打ちの副作用として、赤みや腫れ、内出血が一時的に起こる可能性が挙げられます。

通常は数日で自然に治まりますが、機械打ちと同様、まれに感染や炎症などのリスクも報告されています。

施術者の技術によっては薬剤が均一に入らず、肌全体の施術を行うと仕上がりにムラが出ることもあります。

リズネ手打ちの費用相場

リズネの手打ちは、1回あたりおおむね4〜7万円程度で提供されていることが多いです。

機械打ちよりやや高めになる傾向がありますが、より丁寧な仕上がりを求める人に選ばれています。

3〜4回の施術で1クールとされることが多く、総額では15万円前後〜になるケースが一般的です。

リズネ施術の流れ

ホットタオルを持つ施術者

リズネの施術は、カウンセリング、施術、アフターケアの流れで行われます。

ここでは、施術の流れを詳しく紹介します。

カウンセリング

カウンセリングでは、医師やカウンセラーが肌の状態や悩みを確認し、リズネが適しているかを判断します。

施術の回数や間隔、期待できる変化や注意点について説明があるため、疑問点や不安な点はこのときに確認すると安心です。

施術

洗顔、消毒後、表面麻酔を行い機械または手打ちでリズネを注入します。麻酔は料金に含まれている場合もあれば、別途麻酔代が必要になることもあります。

施術時間は範囲によって異なりますが、30分前後が目安です。

終了後はクーリングを行い、赤みや腫れを抑える処置が行われます。

アフターケア

施術後は肌が敏感な状態であるため、保湿や日焼け対策が必要です。

赤みや腫れがある間は刺激の強いスキンケアやピーリングは避け、清潔を保つように過ごします。

リズネ施術についての注意点

注意点を説明する医師

最後に、リズネの施術を受ける際の注意点を紹介します。

施術前後の注意点

施術前は、肌を清潔に保ち、ピーリングや強い刺激のあるスキンケア製品の使用は控えることが推奨されます。

当日はメイクや日焼け止めを控えて来院するのが一般的です。

施術後は肌が敏感な状態になるため、当日は洗顔やメイクを避け、翌日以降も低刺激性の化粧品を使用するようにします。

また、当日の飲酒や激しい運動、長時間の入浴やサウナなど血行を促進する行為は腫れや内出血を悪化させる可能性があるため避けることが大切です。

施術後は紫外線対策と十分な保湿も欠かせません。

受けられない可能性がある人

リズネはサーモン由来のPNを含むため、魚や魚卵に対するアレルギーがある方は注意が必要です。

重度のアレルギー体質やアトピー性皮膚炎など皮膚疾患がある場合も、炎症やトラブルを招く恐れがあるため施術できないことがあります。

また、妊娠中・授乳中の方、発熱や感染症など体調不良時も施術は避けるべきです。

出血傾向がある方や抗凝固薬を服用している方は内出血のリスクが高まるため、事前に必ず医師に申告し、可否を判断してもらうことが大切です。

まとめ

リズネには機械打ちと手打ちがあり、それぞれ特徴が異なります。

機械打ちは均一に薬剤を肌に届けられる可能性がある一方で、手打ちは繊細な施術が叶います。

ご自身に合った施術を選び、肌悩みの改善を目指しましょう。

BIJOU CLINICでは、ハイコックスによる水光注射でリズネの機械打ちを行っています。

リズネの他にも、リジュランやジュベルックなどの製剤をご用意しているため、肌育注射に興味がある方は一度カウンセリングにお越しください。

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