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リズネとリジュランの違いは?基本情報や比較表で選び方を解説

肌質改善を目的とした注入治療のなかでも、リズネとリジュランはよく比較される製剤です。

どちらも似た特徴を持っているため、違いが分からず「どっちがいいの?」と迷う方も少なくありません。

この記事では、リズネとリジュランの特徴や効果、選び方や注意点などを詳しく解説します。

一覧で比較しながらリズネとリジュランを選びたい方は、ぜひ参考にしてください。

リズネとは

バイアルから注射器で美容成分を吸い出している様子

リズネは、肌の質感を整えることを目的として用いられる、注入製剤のひとつです。

同じPN製剤であるリジュランと比較されることも多く、美容皮膚科での導入も進んでいます。

リズネの基本情報

リズネは、ポリヌクレオチド(PN)を主成分とする注入製剤です。

PNは生体由来の核酸成分から精製された物質で、肌環境を整える目的で用いられています。

リズネに含まれるPNは、サケ科(マス)由来のDNAを原料としている点が特徴です。

そのため、魚・魚卵アレルギーの方は施術できない可能性があります。

リズネのPNの純度は約99%で生体適合性が高いとされ、副作用のリスクが抑えられています。

また、リズネは特定の部位やお悩みに限定した製剤ではなく、顔全体から目元などの繊細な部位まで対応できるのも魅力です。

部位ごとに種類を選ばなくても、1本で細かく打ち分けることができます。

リズネについては、こちらの記事も参考にしてください。

リズネ(LIZNE)は機械打ち(水光注射)と手打ちどっちがいい?比較や施術の流れを紹介

リズネの特徴

リズネは、PN製剤のなかでも比較的柔らかい物性を持つ点が特徴です。

PN製剤は肌の質感を整える目的で用いられますが、リズネはより皮膚に馴染みやすい柔らかさを持っています。

そのため、皮膚の浅い層に注入した場合、一部の膨らみや硬さ、不自然な凹凸が目立ちにくいとされる製剤です。

また、リズネは1回の施術で大きな変化があるものではなく、複数回に分けて肌状態を確認しながら進めていきます。

施術を重ね、肌のキメやハリ感を見極めながら、自然な変化を目指す方に向いている治療です。

リズネの主な効果

リズネの主成分であるPNは、皮膚の修復や再生に影響するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生に関与する働きがあるとされています。

その結果、肌の自己再生を促進し、内側から肌を回復させる肌育の効果が期待できます。

  • 小ジワの改善
  • 肌のハリ・弾力向上
  • 乾燥による凹凸の改善
  • 肌全体の質感の均一化
  • 毛穴目立ちのケア

これら経過は人それぞれ異なり、変化の感じ方や効果が現れるタイミングには個人差があります。

リジュランとは

5つの注射器

リジュランはPN製剤という概念を美容医療に広く浸透させるきっかけとなった、注入製剤です。

肌質改善・肌育注射では、代表的な製剤のひとつとして扱われています。

リジュランの基本情報

リジュランは、サケ(サーモン)由来のDNAを原料とした韓国発のPN製剤で、医療現場で長年使用されてきた実績があります。

皮膚の修復や再生環境に着目した医療分野で研究されてきた成分を、美容目的に応用したものであり、肌の再生環境に働きかける注入剤です。

美容皮膚科では、加齢による肌の衰えだけでなく、ニキビ跡や肌ダメージが蓄積した状態にも使用されています。

なお、リズネと同様にサケを含む魚・魚卵アレルギーがある場合には施術ができない可能性があるため、事前の申告が必要です。

リジュランについては、以下の記事でも解説しています。

ターゲットクールでリジュランを導入するメリットは?特徴や他の方法との違いを解説

リジュランの特徴

リジュランには種類があり、用途ごとに使い分けられる点が大きな特徴です。

  • リジュラン ヒーラー:顔全体やハリ・くすみ・シワ改善
  • リジュランi:目元のお悩み専用
  • リジュランS:ニキビ跡や傷跡の質感調整
  • リジュランHB:保湿重視でヒアルロン酸配合

このようにリジュランはお悩みや部位に応じて、製剤を使い分けるのが基本です。

また、PN製剤のなかでは比較的しっかりした粘度であるため、注入時に刺激や痛みを感じる方もいます。

リジュランの主な効果

リジュランは、加齢による変化だけでなく、ニキビや肌荒れなどでダメージを受けた肌環境を立て直すイメージでも用いられる製剤です。

  • クマの改善
  • ニキビ・ニキビ跡・傷跡
  • シワの改善(目元、額、首など)
  • 顔全体のハリや弾力の回復

これらの変化は、PNが皮膚の再生環境に影響し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生を促すことと関連しています。

ただし、リジュランは施術後すぐに効果を感じるものではありません。

時間をかけてゆっくり肌質を改善していく製剤で、深いシワやたるみに直接働きかけるものではないため、性質をきちんと理解しておきましょう。

リズネとリジュランの違いは?

チェックとバツの書かれた木製ブロックとはてなマーク

リズネとリジュランは、同じPN製剤ですが、設計や使用目的に違いがあります。

リズネリジュラン
分類PN製剤PN製剤
PN純度約99%約70%
原料マス由来DNAサケ(サーモン)由来DNA
物性比較的柔らかく馴染みやすいしっかりとした使用感
対応部位顔全体・目元・首など幅広い範囲種類ごとに対応部位を使い分ける
種類1種類ヒーラー・i・S・HB
主な効果肌を均一に整える自然な質感変化ダメージを受けた肌環境を立て直す
痛み比較的穏やか刺激や痛みを感じることもある
向いている方全体的な肌質改善肌ダメージや再生を重視する

以下から、リズネとリジュランで特に違いがある点について解説します。

成分の違い

リズネとリジュランは、いずれもポリヌクレオチド(PN)を主成分としていますが、原料が異なります。

リズネはマス由来のDNAを原料としていて、肌に馴染みやすい物性を重視し、柔らかさや広範囲への対応を意識している設計です。

一方、リジュランはサケ(サーモン)由来のDNAが原料で、PN製剤のなかでも早い段階から使用されていて、肌の再生環境に着目した製剤です。

いずれも魚由来の成分を使用しているため、魚・魚卵アレルギーがある場合は、施術が受けられない可能性があります。

また、リズネはPN単体の製剤ですが、リジュランはヒアルロン酸を含むリジュランHBもあり、部位ごとの使い分けに適しています。

期待できる効果の違い

期待できる効果の方向性にも、リズネとリジュランには違いがあります。

リズネは、顔全体や目元などを含めた広い範囲の肌を均一に整えるため、滑らかさや質感のばらつきを調整する目的で用いられます。

部位ごとに製剤を変えず1種類の製剤で対応でき、施術計画が立てやすい点も特徴です。

一方、リジュランは、目的別に製剤を選ぶことができ、目的や部位に応じた使い分けができます。

特定のお悩みだけではなく、肌状態や希望の仕上がりに応じて、適した種類を選べる治療です。

価格・施術プランの違い

リズネとリジュランでは、施術プランの組み立て方が変わるため、価格の考え方も異なります。

リズネは1種類の製剤を使用するため、顔全体や目元などをまとめて施術するケースが多く見られます。

そのため、1回あたりの価格が把握しやすく、クリニックにより差がありますが、1ccあたり約2〜4万円が目安です。

リジュランは使用する製剤の種類、部位によっても価格が変わり、組み合わせ次第で価格幅が広くなる傾向があります。

例えば、ヒアルロン酸配合で顔全体に使用できるリジュランHBは、1ccで約3〜7万円が相場ですが、クリニックにより幅があります。

また、複数の製剤を組み合わせたり、使用本数が増えたりすると、割引があるケースもあるため、事前にきちんと総額を把握しておくことが重要です。

リズネとリジュランはどちらを選ぶべき?

AとBで悩む女性

リズネとリジュランは、どちらが優れているかではなく、目的や肌状態に合ったものを選ぶのが重要です。

人それぞれ判断基準は異なりますが、代表的な視点について解説します。

肌質改善の目的別

肌質改善といっても、お悩みの内容によって適した製剤は異なります。

全体的な肌質改善を目指す場合はリズネ、特定のお悩みや部位に合わせた調整をしたい場合はリジュランのように検討されることが多いです。

例えば、顔全体の乾燥、キメの乱れ、肌質のばらつきなどのお悩みが中心の方は、リズネが適しています。

1種類の製剤で額や頬、目元、口元などを含む広範囲に対応でき、全体の質感を均一に整えたい場合に向いています。

リズネは細かい部位ごとの差よりも、全体の印象を底上げする目的に適した製剤です。

一方、目元の小ジワが気になる、ニキビ跡が残っている、特定の部位だけ肌状態が乱れている場合は、リジュランが選ばれる傾向があります。

リジュランは複数の種類があり、お悩みや部位に応じた使い分けができるため、改善したい部位や目的別に治療計画を立てることが可能です。

費用面を重視する場合

費用面を重視する場合は、施術プランの分かりやすさや総額の見通しが判断材料になります。

リズネは施術内容が比較的シンプルで、1回あたりの費用や必要な量を把握しやすいです。

リジュランは、製剤の種類や使用部位により価格が変動するため、費用に幅が出ることが多いでしょう。

また、同じ部位、同じ量であれば、リズネの方が低価格で設定されている場合が多いですが、自分の目的と合っているかの確認が必要です。

痛みやリスクを重視する場合

製剤を選択する際、痛みや施術後の反応をどう捉えるかも重要です。

リズネは比較的柔らかく馴染みやすい性質を持つため、注入時の刺激や痛み、施術後の反応についても穏やかなことが多いです。

施術時の痛みを避けたい、ダウンタイムをできるだけ抑えたい方は、リズネが向いています。

リジュランは製剤の特性上、注入時の痛みや施術後の赤みや腫れなどの症状が起こる可能性があります。

ダウンタイムの症状には個人差がありますが、リズネよりも反応が強い可能性があると理解しておきましょう。

これらの痛みやリスクについては、事前に医師とよく相談し、納得のうえで施術を選択することが大切です。

リズネとリジュランに共通する注意点

checkと書かれたブロックと星ブロックと手

リズネとリジュランは、PN製剤として共通する注意点があります。

ここでは、施術前後に知っておくべきポイントについて紹介します。

即効性を期待しすぎない

リズネやリジュランは、施術直後に見た目が大きく変わることを目的とした治療ではありません。

PN製剤は、注入後に数週間〜数か月かけて肌環境に働きかけ、質感や印象の変化につながるのが一般的です。

そのため、注入後すぐにシワが消えたり、クマがなくなったりする即効性はなく、期待しすぎるとイメージとのギャップを感じてしまうことがあります。

変化の現れ方や実感するタイミングには個人差があり、年齢や肌質、施術部位によっても異なります。

時間をかけてゆっくり変化が現れることを理解し、肌を育てることを意識してみましょう。

ダウンタイム

リズネとリジュランは、注入治療で針を使用するため、施術後に一定のダウンタイムが生じる可能性があります。

注入部位に赤みや腫れ、内出血などが見られる場合がありますが、数日〜約1週間で落ち着くことが多いです。

施術当日は長時間の入浴や激しい運動、サウナなどは控え、血行を良くする行為を避けましょう。

クリニックにより説明にも差がありますが、メイクは当日〜翌日から可能で、赤みはメイクでカバーできることが多いです。

ただし、反応の程度や回復までの期間には個人差があるため、症状が長引く・強いときは、医師に相談してください。

治療を受けられない方

リズネやリジュランは、幅広い肌のお悩みに対応していますが、すべての方が受けられるとは限りません。

以下に当てはまる方は、治療を受けられない、または医師による判断が必要です。

  • 魚・魚卵アレルギー
  • 妊娠中・授乳中
  • 皮膚疾患がある(アトピー性皮膚炎、かぶれなど)
  • 抗凝固剤・抗血小板薬を服用している(出血リスクがある)
  • 感染症・炎症がある(ヘルペス、重度のニキビなど)
  • ケロイド体質
  • 全身疾患がある(糖尿病、高血圧、心疾患など)
  • 自己免疫疾患・免疫抑制治療を受けている
  • 過去に注入製剤でアレルギー反応があった

これらに該当する場合でも、一律で治療不可になるわけではありませんが、医師に申告してください。

また、上記以外にも既往歴や体質、服薬状況により、慎重な判断が必要なケースもあります。

自己判断で施術を受けるのは避け、医師の判断に従いましょう。

まとめ

リズネとリジュランは、PN製剤としては共通点もありますが、設計や使い分けから見ると異なる点も多いです。

全体的な肌質改善を目指すのか、部位や目的に応じて調整したいのかなどにより、適した選択が変わります。

肌状態やライフスタイルなども考慮し、医師とよく相談して、自分に合った製剤を選びましょう。

BIJOU CLINICは、リズネとリジュラン(HB)の手打ち注射と水光注射の施術を行っております。

患者様の肌のお悩みを丁寧にお聞きし、適した施術や治療計画のご提案をさせていただきます。

リズネとリジュランのどちらを選ぶか迷っている方は、ぜひBIJOU CLINICへご相談ください。

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