プルリアルを打つ場所はどう決める?選び方のポイントを解説

注入製剤であるプルリアルは、肌質を改善し自然な仕上がりを目指せる、新しいバイオスティミュレーター(自己コラーゲンを増やす注入剤)です。

シリーズごとにさまざまな適応部位がありますが、「どこに打てばいいのか」、「部位ごとの効果の違いは?」など、迷う方も少なくありません。

この記事では、プルリアルの代表的な打つ場所や選び方のポイントなどについて、詳しく解説します。

プルリアルを初めて検討している方や、場所の決め方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

プルリアルの基本

ブロックで作った階段

プルリアル(プルリアルデンシフィア)はポリヌクレオチド(PN)やヒアルロン酸、マンニトールを配合した注入製剤で、さまざまな肌のお悩みや肌質改善などに用いられます。

3種類あるシリーズにより適した部位があり、注入場所によって期待される効果が異なるため、基本的な特徴を知っておきましょう。

プルリアルの特徴

プルリアルは、フランスのMD Skin Solutions社により開発され、ヨーロッパの医療機器規格CEマークを取得しています。

自然な仕上がりや肌質改善を目指す方に選ばれ、日本でも導入が進んでいます。

代表的なシリーズであるプルリアルデンシファイは、主成分ポリヌクレオチド(PN)と非架橋ヒアルロン酸、マンニトールが配合された製剤です。

PNは細胞外マトリックスの修復や線維芽細胞の活性化を助ける効果が報告されていて、肌を内側から育てる「肌育」としての効果が期待されています。

一方、目元や口元などのデリケートな部位に適しているのは、PNを主成分として設計されたプルリアルシルクです。

また、プルリアルバイオスカルプチャーはヒアルロン酸主体の製剤で、輪郭形成や深いシワの補正といった形態改善に用いられます。

このように、プルリアルシリーズは役割がそれぞれ異なるため、目的や注入部位に合わせて選択できるのが大きな特徴です。

プルリアルを打つ場所による役割

プルリアルは、シリーズによって適応部位があり、それぞれ期待できる効果が異なります。

デンシファイシルクバイオスカルプチャー
適応部位顔全体・首・手の甲目元・口元フェイスライン・顎
効果小ジワ・たるみ・ハリ・赤み・くすみ・色ムラなどの改善肌全体のうるおい・ツヤ感の向上デリケートな部位の小ジワ・乾燥などの改善輪郭補正・ボリュームアップ・深いシワの改善

肌のお悩みは人それぞれですが、適したシリーズを使用することで、特性を活かした効果が期待できます。

例えば、デンシファイはPNの作用により肌全体の底上げが期待されるため、土台を整える性質を活かす目的で使用されることが多いです。

対してフェイスラインや顎などの輪郭を補正したい場合は、ヒアルロン製剤であるバイオスカルプチャーが適しています。

打つ場所を決める際には、シリーズごとの特徴を理解し、「どのようになりたいか」を医師とよく相談することが重要です。

初めてプルリアルを受ける方へ

初めてプルリアルを受ける方は、注入後すぐに効果が実感したいと思いがちですが、プルリアルは即効性のある製剤ではありません。

PNのもつコラーゲンやエラスチンの生成促進や自己修復などにより、肌のターンオーバーを正常化し、肌環境を整えていく過程が必要です。

数週間〜数か月かけて、少しずつ肌の質感が変化していくのが一般的です。

また、ダウンタイムには赤みや軽い腫れが出る場合がありますが、通常は数日〜1週間ほどで落ち着きます。

プルリアルの特徴である穏やかな変化を理解することで、焦りや不安を感じにくくなります。

プルリアルを打つ代表的な部位

施術を受ける女性

プルリアルはシリーズごとに適応部位が異なりますが、使い分けることでさまざまな部位に幅広く対応できます。

ここでは、プルリアルを打つ代表的な部位について、詳しく解説します。

顔の中心部

ほうれい線、マリオネットライン、口角などの顔の中心部は、年齢とともに目立ちやすく、お悩みの方も多い部位です。

プルリアルを注入する場合、程度や目的によってどの製剤を選択するかが異なります。

肌の質感やハリを整えてシワや影を目立ちにくくするには、デンシファイで肌の質感やハリを整える効果が期待できます。

浅いほうれい線や乾燥による口元の小ジワには、シルクが選ばれることも多いです。

また、深いシワが気になる場合は、バイオスカルプチャーで溝を埋めるように注入することもあります。

顔の中心部は、形を補う治療と肌質を改善する治療の両方が交差する場所です。

シリーズの特性を活かし、自分に合った製剤を選ぶことが大切です。

目の周り・こめかみ・額

目の周りやこめかみ、額は、へこみや小ジワが目立ちやすく、疲れた印象を与えやすい部位です。

デリケートな部位にはシルクが適していますが、肌環境を整える目的でデンシファイが選択されることもあります。

PNは細胞外マトリックスに作用して、線維芽細胞の働きを助けるため、肌の弾力や水分保持の改善が期待できます。

すぐに見た目を変えるよりも、長期的に自然な変化を求める方に向いている成分です。

シルクはより浅い層に作用する傾向があるため、目尻の小ジワや表情によって出る細かなシワに対して用いられるケースもあります。

額やこめかみは皮膚の厚みに個人差があり、医師の判断に基づき注入深度や量を調整することが重要です。

輪郭

フェイスラインや顎の輪郭は、横顔の印象を左右する部分です。

バイオスカルプチャーはヒアルロン酸製剤で、輪郭補正に向いているため選択されることが多いでしょう。

皮膚の質感やハリを整え、より自然な仕上がりを目指す場合、デンシファイを併用することもあります。

適切に使い分けることで、ただ形を作るだけでなく、肌質を改善も同時に狙えるアプローチになります。

なお、輪郭は力が加わりやすい部位でもあるため、持続時間や仕上がりには個人差が出やすい点に注意が必要です。

顔以外の部位

PNを主成分としたプルリアルデンシファイは、顔以外の部位にも対応しています。

首やデコルテ、手の甲など、加齢によって皮膚が薄くなり、質感の衰えが出やすい部位にも適しています。

ヒアルロン酸はボリューム補正が中心となりますが、デンシファイでは肌質改善を目指せるのが特徴です。

首の横ジワやデコルテの乾燥小ジワに使用すると、少しずつハリを改善して目立たなくなる効果が期待できます。

また、手の甲は年齢が出やすい場所であり、PNによる変化を感じやすい傾向があります。

露出時間が長い部位でもあるため、紫外線対策や保湿などのケアと組み合わせるのも効果的です。

打つ場所の選び方のポイント

紙にチェックする手

プルリアルの効果を実感するためには、どこに打つかを決める「選び方」が大切です。

目的はもちろん、リスクや注意点なども整理しながら、自分に合った製剤を選択しましょう。

なりたいイメージを明確にする

プルリアルを打つ際には、「どのような変化を望んでいるのか」を具体的にすることが大切です。

  • 目立つ小ジワを浅くしたい
  • 肌のハリを改善したい
  • 輪郭を整えたい   など

製剤や打つ場所はそれぞれの目的に合わせて用途が異なるため、目指すイメージを明確にするのが重要です。

例えば、デンシファイやシルクのようなPNを主成分とした製剤は、即効性よりも時間をかけて、肌の弾力や水分保持力を整えていくことに適しています。

一方、フェイスラインの形を補正したい場合は、バイオスカルプチャーの方が目的に合っています。

なりたいイメージが曖昧なまま施術を受けると、仕上がりにギャップを感じて、満足感を得られない可能性があるため、注意が必要です。

部位ごとのリスクと注意点

打つ場所によって、リスクや注意点が異なることもあるため、よく理解しておく必要があります。

目の周りや額などの血管が多い部位は、内出血や腫れが出やすい傾向があるため、予定に余裕をもった施術計画を立てましょう。

デンシファイやシルクは比較的浅い層に注入するため、大きな膨らみは出にくいですが、赤みや腫れなどの一時的な反応は出る可能性があります。

また、フェイスラインや顎のように、力が加わりやすい部位では、持続時間が短くなる傾向があることも考慮が必要です。

打つ場所ごとの特性やリスクを理解するためにも、疑問や不安はカウンセリングで医師とよく相談し、事前に解消しておきましょう。

カウンセリングで確認すること

プルリアル施術前のカウンセリングでは、以下の項目を確認しておきましょう。

  • どの製剤を選ぶのか
  • どの層に注入するか
  • どのくらいの持続時間なのか
  • トラブル時の対処法
  • 必要な回数・費用目安

デンシファイ・シルクはPN製剤のため、ヒアルロン酸製剤のようにすぐに見た目に変化が現れるわけではありません。

製剤や注入場所だけでなく、肌の状態や注入量なども含め個人差がありますが、医師から経過の目安を聞いておくとよいでしょう。

プルリアルは生体適合性が高く、副作用のリスクは低いとされていますが、万が一のトラブル時の対処法も、事前に明確にしておくことが重要です。

また、多くの場合複数回の施術が必要なため、施術回数や頻度、費用の目安についてもカウンセリング時に確認しましょう。

希望を伝えるのも大切ですが、医師からの提案や選択肢を聞き、理由とともに理解して納得のうえで施術を受けることが大切です。

失敗しないために

プルリアルを打つ場所を決める際、SNSの情報だけで決めたり、費用の安さだけを重視したりするのはリスクを伴います。

プルリアルは効果の出方が穏やかで、複数回の施術を受けて少しずつ変化を実感するのが一般的です。

単発の施術で変化を期待すると、思ったほど変わらなかったと感じやすくなってしまいます。

また、費用が安いだけで施術を決めると、医師の経験や技術が低く、仕上がりに差が出る可能性があるため、注意が必要です。

施術実績や取扱い製剤、施術方法の豊富さなども参考に、信頼できる医療機関を選ぶことが推奨されます。

プルリアルを検討する前に知っておきたいこと

問診を受ける患者

プルリアルを検討する前に、多くの方が疑問を抱く点について解説します。

事前に理解しておくことで、不安感の軽減につながるため、参考にしてください。

効果を感じるまでの流れ

プルリアルの主成分であるPNを使用した製剤は、注入後すぐに見た目の変化が出るものではありません。

細胞外マトリックスの環境改善を通じて肌のハリや弾力を高める期間が必要なため、数週間~数か月かけて、少しずつ変化が現れるケースが多いです。

そのため、初回の施術後に効果がわからないと感じても、経過を見ながら複数回の施術をすることで、効果を実感する流れが一般的です。

また、部位によって変化の出方や持続時間が異なる場合もあるため、医師の指示に従い施術頻度の調節が必要です。

プルリアルは、穏やかな変化が基本であり、自然に肌質を底上げしていくものと理解しておきましょう。

継続していくために

プルリアルは、1回の施術で大きな効果を得るものではなく、複数回を重ねて徐々に肌環境を整えることを目指しています。

個人差はありますが、初期治療で3〜4週間ごとに3回、その後はメンテナンスとして3〜6か月ごとに継続して施術を受けることが推奨されています。

肌の状態や年齢によっても必要な回数が変わる可能性があるため、無理のないスケジュールを組んで継続することが大切です。

ケア方法・生活習慣の見直し

プルリアルの効果を十分に引き出すには、日常生活でのスキンケアや生活習慣の見直しも重要です。

施術後は肌が敏感になっていて紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止めや日傘などで対策をしましょう。

施術後約2週間は、刺激の強いビタミンCやレチノールや、他の美容治療(ケミカルピーリングやレーザー治療など)は控えてください。

スキンケア用品は成分の優しいものを選び、しっかり保湿することを意識しましょう。

また、睡眠不足や喫煙習慣は肌の回復力を低下させる可能性があるため、医師の指示に従って生活習慣の見直しを行うのがおすすめです。

まとめ

プルリアルを打つ場所に迷ったら、なりたいイメージを明確にすることや、部位ごとの効果の特徴などを理解することが大切です。

希望や目的を医師と共有し、どのシリーズをどの部位に注入するかをよく相談しましょう。

また、カウンセリング時に施術内容だけでなく、アフターケアや日常生活など施術後についても確認しておくとスムーズです。

プルリアルは継続することで肌質を改善して、肌本来の回復力を引き出すためのサポートが期待できます。

無理なく続けられるように、施術前にプルリアルについての情報を理解し、自分に合った施術計画を立てましょう。

BIJOU CLINICは、プルリアルシルクの手打ち注射、デンシファイは水光注射・ターゲットクールにも対応しております。

施術前のカウンセリングを丁寧に行い、患者様に適した治療をご提案いたします。プルリアルに興味がある方、打つ場所に迷っている方は、ぜひBIJOU CLINICへご相談ください。

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