2025年10月27日
唇は顔の印象を大きく左右するパーツのひとつです。
年齢とともにハリや潤いが減少したり、縦ジワが気になる方も少なくありません。
そんな唇のお悩みにアプローチできる施術が肌育注射のプルリアルです。
プルリアルは、自然な仕上がりで唇の若々しさを取り戻せると注目を集めています。
この記事では、唇に効果的なプルリアルの種類や注入方法、効果を実感できるタイミング、施術前後の注意点について詳しくご紹介します。

肌育注射とは、肌の内部に栄養や再生を促す成分を直接届けることで、肌そのものを健やかな状態へと導く治療法です。
単に表面的な若返りを目指すのではなく、コラーゲンやエラスチンの生成を活性化させて肌の土台を整え、内側から自然なハリ・ツヤを取り戻す効果が期待できます。
ダウンタイムが比較的短く、レーザー治療や外科的施術に抵抗がある方でも取り入れやすいのが特徴です。

プルリアルは、ルクセンブルクのMD Skin Solutions社が開発した医療用注入製剤で、ヨーロッパにおける医療機器基準であるCEマークを取得しています。
自然な仕上がりでエイジングケアを目指せる肌育注射の製剤として注目されています。
ここでは、プルリアルの特徴、主成分のポリヌクレオチドについての詳細、リジュランとの違いを詳しく解説します。
主成分にはポリヌクレオチド(PN)が含まれており、細胞修復やコラーゲン生成をサポートする働きにより、肌の再生力を高める効果が期待できます。
これにより、肌荒れや小じわ、ハリ不足の改善を目指せる次世代の肌育注射として注目されています。
また、プルリアルの種類によっては、ヒアルロン酸を主成分としたものもあり、ヒアルロン酸注入で用いられる架橋ヒアルロン酸に加え、水分量の多い非架橋ヒアルロン酸が使われています。
この非架橋ヒアルロン酸により、ボリュームアップしすぎることなく、自然なハリ感と潤いが期待できます。
ポリヌクレオチドは、サケから抽出されたDNA断片を生成、加工している製剤で、細胞修復や新しいコラーゲン生成をサポートします。
さらに抗酸化作用や抗炎症作用も期待できるとされ、紫外線や加齢によるダメージを受けにくい肌環境へと導きます。
これにより、肌のキメや潤いが整い、健やかでしなやかな状態を長期的に維持しやすくなるのが特徴です。
ただし、魚や魚卵アレルギーのある方は施術できない場合があるため、事前の確認が必要です。
プルリアルとリジュランはいずれもポリヌクレオチドを主成分とする注入製剤で、肌の自己再生力を高め、コラーゲン生成を促す効果が期待できます。
どちらもヒアルロン酸を含む製剤があり、シワ改善や保湿など共通する働きがありますが、成分の生成方法や製剤ラインナップに違いがあります。
大きな違いとしては、ポリヌクレオチドの純度です。プルリアルはタンパク質を除去している製剤のため、よりアレルギーリスクが少ないとされています。
製剤のラインナップとしては、リジュランには、目元に特化したリジュランi、肌再生や保湿目的のリジュランHB、ニキビ跡や傷跡改善が目的のリジュランSがあります。
プルリアルとリジュランのそれぞれの製剤の目的に応じた特徴をまとめました。
リジュランとプルリアルは共通点がありますが、ポリヌクレオチドの純度や配合成分、効果の持続性などに違いがあるため、希望する効果や体質、肌悩みに合わせた選択が大切です。

プルリアルは、肌本来の再生力を高めることで以下のような効果が期待できます。
特に、肌そのものを育てるという考え方が特徴で、継続することで根本的な肌質改善を目指せます。
唇は年齢や乾燥の影響を受けやすく、縦ジワ、くすみが気になりやすい部位です。
プルリアルを唇に注入することで、以下のような変化が期待できます。
ヒアルロン酸注入は即時的なボリュームを出す施術ですが、プルリアルはナチュラルに若々しい唇を目指します。
施術後は数週間かけて効果があらわれ、継続することで長期的な唇のエイジングケアにつながります。

プルリアルシリーズは、肌の再生を促すポリヌクレオチドをベースにした注入製剤で、唇のエイジングケアにも活用できます。
特に乾燥や縦ジワといった唇特有の悩みにアプローチできるのが特徴です。
プルリアルシリーズでは主に以下の3種類があります。
それぞれの種類で成分構成や得意とする効果が異なるため、事前のカウンセリングで悩みに合ったものを選択することが大切です。
唇の悩みに応じて使い分けることで、シワの改善や血色感を引き出し、若々しく魅力的な印象を与えるなどの効果が期待できます。
プルリアルシルクは、目元や口元といった皮膚の薄いデリケートな部位に適した製剤で、CEマークを取得しているポリヌクレオチド製剤です。
タンパク質を除去しており、アレルギーリスクが少ないのも特徴です。
唇への注入では、縦ジワや乾燥によるひび割れを改善し、自然なうるおいとハリを取り戻す効果が期待できます。
特に「唇がガサガサして口紅がきれいにのらない」「加齢で唇の厚みが減ってきた」という方に適しています。
ナチュラルな質感を保ちながら、しっとりと若々しい唇になりやすいのが魅力のひとつです。
当院では、プルリアルシルクを取り扱っております。
プルリアルデンシファイは、ポリヌクレオチドに加え、非架橋ヒアルロン酸と抗酸化成分のマンニトールを配合した製剤です。
3つの成分が相乗的に作用し、うるおいとハリを高めながら、唇の質感改善やくすみの軽減に役立ちます。
唇に注入することで、乾燥による小ジワや血色不良を改善し、よりふっくらとした若々しい印象を与えやすくなります。
当院では、プルリアルデンシファイを取り扱っております。
プルリアルバイオスカルプチャーは、高分子・中分子・低分子のヒアルロン酸を組み合わせた製剤です。
架橋型のヒアルロン酸による持続性と、非架橋型ヒアルロン酸によるコラーゲン生成促進作用を兼ね備えています。
唇に使用した場合、加齢や乾燥でしぼんだ唇にボリュームを出し過ぎず自然なシワの改善につなげたり、質感を滑らかに整えたりする効果が期待できます。
特に「唇が乾燥して老けて見える」「リップメイクを映えさせたい」といった悩みに適しており、自然で柔らかな仕上がりを実現します。
当院では、プルリアルバイオスカルプチャーの取扱いはございません。
唇へのプルリアル注入には、以下の3つの方法があります。
手打ちは医師が少量ずつ丁寧に注入する方法で、仕上がりを細かく調整できます。
口元や目元などのデリケートな部分にも、医師が注入量の調整を行いながら不自然な仕上がりにならないように施術する方法です。
水光注射は専用機器で均一に注入し、吸引しながら施術を行うため、痛みの緩和が期待できる施術です。
ターゲットクールは、注射針を使わず、冷却ガスと美容製剤を氷の針状に変えて皮膚に導入する方法です。
針を使わないため、ダウンタイムが短くなりやすく、腫れやすい唇にも適しています。
目的や仕上がりの希望に合わせて注入方法を選ぶことで、自然で美しい唇を目指すことにつながります。

プルリアルとヒアルロン酸注入は、どちらも唇の印象を整える可能性がある施術ですが、得意とする効果が異なります。
ヒアルロン酸注入は、以下のような方に適しています。
一方、プルリアルは、真皮層のコラーゲンやエラスチン生成による再生作用を生かし、以下のような方に向いています。
また、施術期間の制限などはありますが、プルリアルとヒアルロン酸注入は併用もできることがあります。
悩みや希望によってどちらの施術が合っているか、併用するかの選択については、医師とのカウンセリングで判断されます。

唇にプルリアルを注入した場合、効果をはっきりと感じられるのは施術からおよそ3週間〜1か月後とされています。
乾燥や縦ジワの改善、ハリ感が少しずつ現れてくるでしょう。
仕上がりを長持ちさせるには、初回は2〜3週間おきに3回ほど繰り返すのがおすすめです。
その後は3〜6か月ごとにメンテナンスを行うことで、潤いのある若々しい唇の持続に効果が期待できます。
効果の持続期間は半年から1年程度とされますが、体質や生活習慣によって個人差があります。

プルリアルは注入製剤のため、施術を受ける前には注意点を把握しておくことが大切です。
特に唇は血流が豊富で腫れやすい部位のため、事前のカウンセリングで不安や疑問をしっかり解消しておきましょう。
施術後は一時的に赤みや腫れが出ることがありますが、数日~1週間程度で自然におさまるケースがほとんどです。
また、アフターケアや日常生活で守るべき注意事項を正しく理解し、指示に従うことが仕上がりの美しさとトラブル回避につながります。
プルリアルを唇に注入する際は、部位の特性上チクッとした刺激や鈍い痛みを感じることがあります。
特に唇は知覚神経が集中しているため、他の部位に比べて痛みを感じやすい傾向があります。
ただし、施術前に麻酔クリームなどの表面麻酔を使用することで不快感を軽減できます。
痛みに敏感な方や不安がある方は、カウンセリング時にあらかじめ医師に相談しておくことをおすすめします。
痛みは通常、施術直後から数日で落ち着き、日常生活に大きな支障をきたすことはほとんどありません。
プルリアルは比較的負担の少ない施術とされていますが、副作用の可能性はゼロではありません。
唇への注入後には、腫れ・赤み・むくみ・かゆみ・内出血などの反応が一時的に起こることがあります。
これらは多くの場合1〜2週間で自然に改善していきますが、症状が長引いたり強く出たりする場合は、早めに施術を受けたクリニックに相談することが大切です。
唇はデリケートな部位のため、経験豊富な医師に施術を任せ、リスクを理解したうえで受けることが重要です。
プルリアルを唇に注入した後は、回復を妨げないよう生活習慣に注意が必要です。
施術から数日は飲酒・喫煙・激しい運動・サウナなど血流を促す行為は控えましょう。
また、洗顔やスキンケアでは摩擦を避け、優しく行うことが推奨されます。
メイクは翌日から可能ですが、低刺激の化粧品を選び、強く擦らないようにすることが大切です。
施術直後に小さな凹凸や違和感を感じることがありますが、多くは数日で落ち着きます。
さらに、2週間ほどはピーリングや刺激の強いスキンケアを避けることが、唇の自然な仕上がりを保つポイントです。
プルリアルを受けるためには禁忌があり、施術できるかは医師の判断によります。
唇への施術であっても、妊娠中・授乳中の方、皮膚疾患や皮膚がんの既往がある方、抗凝固薬を服用している方は施術を控える必要があります。
また、魚や魚卵にアレルギーがある場合、主成分に関連するリスクがあるため注意が必要です。
さらに、ヘルペスの症状が出ている時期には施術を避けることが推奨されます。
リスクを避けるためには、必ず事前に医師へ自分の健康状態を正直に伝えましょう。
プルリアルは、唇の潤い・ハリ不足や縦ジワの改善を求める方に適した肌育注射です。
種類や注入方法を適切に選ぶことで、より理想に近い仕上がりが期待できます。
ダウンタイムや副作用を理解したうえで、経験豊富なクリニックで施術を受けることが大切です。
『BIJOU CLINIC』では、患者様一人ひとりの状態に合わせたご提案を行っています。
唇のエイジングサインが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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