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2026年2月1日
首は年齢が表れやすい部位といわれますが、保湿やマッサージといったセルフケアを続けても、一度深くしわが刻まれてしまうと改善が難しいのが現実です。
このような悩みに対して、近年注目されているのが『プルリアル』による首のしわ治療です。
この記事では、プルリアルが首のしわ治療に選ばれる理由、製剤ごとの特徴、施術の流れ、料金やメンテナンスについて解説します。
首のしわが気になりはじめた方や肌育治療に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

首のしわは加齢による変化だけでなく、日常的な習慣も大きく影響しています。
年齢を重ねると、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが減少します。
首の皮膚はもともと顔よりも薄いため、コラーゲン低下の影響を受けやすい部位です。
さらに、皮膚自体の厚みも薄くなることで内側の構造が透けて見えやすくなり、その結果しわが目立ちやすくなります。
スマートフォンやパソコンを見る際に下を向く時間が長いと、首の前面に繰り返し折り目がつきます。
この状態が長く続くと、皮膚に横じわが刻まれていきます。
とりわけ現代はデジタルデバイスの使用時間が長く、若い世代でも首のしわが気になる方が増えている時代です。
一度深く定着した折りじわは、姿勢を改善しても完全に元に戻ることは難しい傾向があります。
首は顔と同じように紫外線を浴びやすいにもかかわらず、日焼け止めを塗り忘れがちな部位です。
また、首は衣服の摩擦を受けやすく、乾燥しやすい環境にあるといえるでしょう。
乾燥した皮膚はバリア機能が低下して外部刺激に対して敏感になり、これらのダメージが蓄積すると皮膚の老化が進行します。
首のしわに対して保湿ケアやマッサージを続けても、深く刻まれた横じわには効果が限定的とされています。
その背景として、首は顔とは性質が異なり、筋肉を鍛えても改善が期待しにくい点が挙げられます。
また、化粧品の美容成分は皮膚の表面付近までしか届かず、真皮層のコラーゲン減少には直接作用できないということもあるでしょう。
こうした理由から、すでに定着した深い横じわには医療的なアプローチが有効な選択肢となる場合があります。

プルリアルは、肌の再生力を高めることで根本的な改善を目指す注入治療です。
プルリアルはルクセンブルクのMD Skin Solutions社が開発した注入製剤で、欧州のCEマークを取得しています。
世界20カ国以上で使用されていて、安全性と効果の両面で評価されている製剤です。
プルリアルの特徴は『肌育』というコンセプトにあります。
これは、肌の奥の水分量を高めてコラーゲン生成を促進し、肌本来の自己修復能力を引き出すという考え方です。
プルリアルシリーズには、首のしわ治療に用いられる製剤が複数あります。
『デンシファイ』は、ポリヌクレオチド(PN)を主成分とした肌再生製剤です。
サーモン由来のPNが肌細胞に働きかけ、コラーゲン生成を促進します。
非架橋ヒアルロン酸とマンニトールも配合され、保湿効果と抗酸化作用も期待できます。
首の肌質改善や浅めのしわに効果的です。
『バイオスカルプチャー』は、高分子・中分子・低分子という3種類のヒアルロン酸を独自のバランスで配合した製剤です。
深く刻まれた横じわをしっかり持ち上げながら、首の動きにも自然になじむ柔軟性を持っています。
※バイオスカルプチャーは、現在当院では取り扱いがございません
従来のヒアルロン酸注入は、しわやへこみを物理的に埋めることで見た目を改善する方法です。
施術直後から変化を実感しやすい一方で、時間と共に吸収されて効果が薄れるという特性があります。
対して、プルリアルは単に『埋める』だけでなく『再生を促す』アプローチをとる点が特徴です。
注入された成分が肌細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチンの産生を促します。
この作用により、効果は6〜12ヶ月程度と、比較的長く持続する可能性があります。
さらに肌質そのものの改善も期待できるため、しわに加えて乾燥、ハリ不足、赤みやくすみといった複合的な悩みにも対応可能です。
単にしわを目立たなくするのではなく、肌全体を健やかな状態へ導くという点が、従来の治療との違いといえるでしょう。
他の肌育治療との比較について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
→プルリアルとボライトとは?肌育治療における特徴や使い分けについて
→プルリアルとジャルプロの違いとは?特徴や効果、選び方など詳しく紹介
→プルリアル・リジュラン・ジュベルックの違いは?選び方のポイント解説

当院で提供しているプルリアルデンシファイは、肌質改善を得意とする肌再生製剤です。
デンシファイはポリヌクレオチド(PN)を主成分とし、1本(2ml)あたりPN20mg、非架橋ヒアルロン酸20mg、マンニトール80mgが含まれている肌再生製剤です。
PNは人間のDNA構造に似たサーモン由来成分で、注入されると肌細胞が組織損傷と誤認し、修復反応が誘導されます。
この過程で肌の再生力が活性化され、保水力の向上や肌密度の増加、血流改善、抗炎症作用といった若返りにつながる変化が期待されます。
非架橋ヒアルロン酸は即効性のある保湿効果をもたらし、PNとの相乗効果で細胞増殖をサポートする点が特徴です。
さらにマンニトールはヒアルロン酸の分解を抑えて効果の持続を助けると共に、活性酸素を除去し炎症や腫れを軽減する役割を担います。
デンシファイは首への幅広い悩みに対応できる製剤です。
とりわけ効果が期待できるのは、浅い小じわ、乾燥やハリ不足、首の赤み・くすみ・色ムラ、肌のゴワつきやざらつきといった症状です。
深く刻まれた横じわを物理的に持ち上げる力は強くはありませんが、PNによる細胞レベルでの活性化により、肌質そのものの改善が期待できます。
首の皮膚は顔よりも薄くデリケートなうえ、日常的な動きが多い部位です。
デンシファイに含まれる非架橋ヒアルロン酸は柔軟性が高く、このような繊細な部位にも優しくなじむ特性があります。
また、マンニトールの抗酸化作用により、炎症性の肌トラブルにもアプローチできる可能性があります。
デンシファイの効果を実感するためには、3〜4週間おきに2〜3回の施術が推奨されています。
これは肌の再生サイクルに合わせた間隔です。
初期治療で肌の土台を整えた後は、3〜6ヶ月ごとのメンテナンスを続けることで、しわのできにくい状態を保ちやすくなります。
効果の持続期間は6〜12ヶ月程度とされていて、定期的な施術で効果が積み重なる可能性があります。
首の深い横じわ治療には、前述したバイオスカルプチャーも優れた選択肢です。
3種類のヒアルロン酸を配合しているため、深い横じわをしっかり持ち上げる力があります。
ただし、当院で提供しているデンシファイも首の肌育に効果的です。
PNによる肌再生力は、しわだけでなく乾燥、ハリ不足、赤みといった複合的な悩みに対応できます。
深い横じわ以外の首の悩みであれば、デンシファイで改善が期待できる場合も多くあります。
また、デンシファイはPN濃度を調整して痛みを抑えた設計になっている点も特徴です。
過去に他のPN製剤で痛みが気になった方にも、デンシファイは選択肢となります。
自分の首の状態や優先したい効果に合わせて、製剤を選ぶことが満足度を高める鍵となるでしょう。

実際の施術がどのように進むのか、痛みやダウンタイムについて解説します。
クリニックにより多少の違いはありますが、プルリアルの施術は以下のようなステップで進みます。
注入時の痛みは麻酔によって軽減できます。
デンシファイはポリヌクレオチドの濃度を調整し、痛みを抑えた設計になっています。
表面麻酔クリームで対応できる方が大半ですが、痛みが心配な場合は笑気麻酔の追加も検討できます。
痛みの感じ方には個人差があるため、カウンセリング時に不安があれば遠慮なく伝えるとよいでしょう。
施術中の痛みについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
→プルリアルは麻酔なしでも受けられる?施術中の痛みとダウンタイムについて解説
施術当日から洗顔やシャワーは可能ですが、入浴、飲酒、激しい運動は控えます。
メイクは翌日から可能です。
施術後1〜2週間は、内出血、赤み、腫れが出る場合があります。
多くは数日で解消しますが、気になるときは医師に相談しましょう。
起こりやすい副作用やリスクについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
→プルリアルの副作用とは?起こりやすい反応やリスク軽減について解説
首のマッサージは2〜3週間控える必要があります。
施術後2週間程度は、レチノールやピーリングといった刺激の強いスキンケアも休止するよう推奨されています。
ダウンタイムの詳細や施術後の過ごし方について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
→プルリアルのダウンタイムは?赤みやボコつきが生じる期間や施術後の過ごし方

首への施術を検討する際、料金や通院頻度は重要な判断材料となります。
首へのプルリアル施術は、使用する量によって金額が変わります。
一般的な相場は、1回あたり5〜10万円程度です。
首の広さやしわの深さ、目指す仕上がりによって必要な量が異なるため、金額には幅があります。
注入量は2cc程度が目安とされていますが、症状により変動します。
クリニックによっては複数回の施術をセットにしたコース料金を設定している所もあるため、継続を前提とする場合は検討する価値があるでしょう。
カウンセリング時に自分の首の状態に必要な量や、総額の見積もりを確認することが大切です。
プルリアルは継続的なメンテナンスで効果を維持しやすくなります。
クリニックによっては初期治療として、約1ヶ月おきに3回程度の施術が推奨されています。
これは肌の再生サイクルに合わせた間隔です。
初期治療で肌の土台を整えた後は、3〜6ヶ月ごとのメンテナンスを続けると、しわのできにくい状態を保ちやすくなります。
プルリアルは肌再生を促す治療であるため、定期的な施術で効果が積み重なる可能性があります。
単発で終わらせるのではなく、『続けられる美容医療』として習慣化することが、長期的な美しさを育む鍵となるでしょう。
首の横じわは、一度深く刻まれるとセルフケアでの改善が難しい悩みです。
しかし、プルリアルによる治療は肌を『再生』させるアプローチにより、効果的な選択肢の一つとなっています。
プルリアルの施術は麻酔で痛みを軽減でき、ダウンタイムも比較的少ない傾向があります。
継続的なメンテナンスで効果を維持しやすく、習慣として取り入れやすい治療法といえるでしょう。
BIJOU CLINICでは、プルリアル デンシファイによる首の肌育治療を提供しています。
首のしわやハリ不足が気になる方は、まずはカウンセリングで自分の症状に合った治療法をご相談ください。