プルリアルが効果なしと感じる理由は?確認・見直しのコツなどを解説

プルリアル(プルリアルデンシフィア)の施術後、思ったほど変わらないと感じると、効果がないのではと不安になる方も少なくありません。

プルリアルは基本的に穏やかに肌質を改善していくものであり、すぐに変化を感じるわけではない製剤です。

ただ、体感できないと感じるのは、いくつか原因が考えられます。

この記事では、プルリアルが効果なしと感じる理由や見直しのコツについて、詳しく解説します。

不安で継続を迷っている方、効果の確認方法が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

プルリアルとは

プルリアルの薬剤イメージ

プルリアルは、ヨーロッパ発の注入製剤で、ヨーロッパの医療機器規格であるCEマークを取得しています。

美容医療では、シワ改善や肌質改善、輪郭形成などに用いられている製剤です。

プルリアルの特徴

プルリアルの大きな特徴は、複数のラインナップがあり、目的に応じて選択できることです。

デンシファイシルクバイオスカルプチャー
成分PN+非架橋ヒアルロン酸+マンニトールPN高分子・中分子の架橋ヒアルロン酸
低分子の非架橋ヒアルロン酸
適応部位顔全体・首・デコルテ・手の甲など目元・口元などデリケートな部位フェイスライン・輪郭など
特徴広い面を均一に整えやすい適応範囲が広い繊細な部位になじみやすい輪郭補正に用いられる

プルリアルデンシファイは、ポリヌクレオチド(PN)を主成分とし、非架橋ヒアルロン酸とマンニトールを組み合わせたバランスの良い設計です。

プルリアルシルクは、PNを主体としていて、柔らかい質感でデリケートな部位を穏やかに整える目的に適しています。

プルリアルバイオスカルプチャーは、3種類のヒアルロン酸を組み合わせ、フェイスラインや頬の輪郭補正により印象が変わる効果が期待できます。

ポリヌクレオチド(PN)とは

プルリアルの主成分であるポリヌクレオチド(PN)とは、サケ由来のDNA断片を生成した成分です。

生産工程でタンパク質を除去していてアレルギーリスクは低いとされていますが、魚・魚卵アレルギーの方は使用できないことがあるため注意が必要です。

PNには皮膚の細胞環境を整える働きがあると考えられていて、肌の弾力や水分保持の改善などに役立つ可能性が示唆されています。

線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促す作用があり、肌を内側から育てる肌育の効果も期待できます。

プルリアルの主な効果

代表的な製剤であるプルリアルデンシファイの主な効果は、以下のようなものが挙げられます。

  • 肌全体の底上げ
  • 小ジワの改善
  • くすみ・赤みの改善
  • 肌の凹凸改善
  • 潤い・ハリ感アップ

ただし、プルリアルは効果の実感はすぐ現れるわけではなく、個人差はありますが、数週間〜数か月かけて徐々に改善していくことが多い製剤です。

肌の環境を整え、自然な改善をサポートするイメージと理解しておきましょう。

プルリアルが効果なしに見えるのはなぜ?

はてなマーク

プルリアルが効果なしに見えるのはなぜか、実際は変化しているのに気づいていないのかもしれません。

ここでは、プルリアルの効果をどう評価すればよいのかについて解説します。

期待値の高さ

プルリアルは、施術後すぐに変化を感じたり、輪郭が変わったりするわけではなく、時間をかけて肌の質感を底上げする方向で働きかけます。

ツヤやなめらかさ、キメの整い方などが変わることを期待しすぎてしまうと、効果がないと感じる可能性があります。

骨格・皮膚の厚み・加齢による肌状態などによる個人差が大きいため、同じ施術を受けても結果が同じだとは限りません。

実は少しずつ肌質が改善していても、変化の幅が小さいため、変わっていないように受け止めてしまうこともあるかもしれません。

変化の仕方

プルリアルの施術後、一般的には1〜2週間が過ぎてから、ゆっくり変化が感じられるようになるとされています。

製剤がなじみ、肌質が改善されていくには日数が必要です。

プルリアルは、個人差はありますがダウンタイムが比較的短く、数日〜1週間ほどで回復することが多い傾向があります。

その後穏やかに肌質が変化し、複数回数の施術を経て安定すると、半年〜1年ほどの持続時間とされています。

施術直後には効果が感じられなくても、1〜2週間、1か月など期間を空けて観察して結論を急がないのがポイントです。

また、プルリアルの効果はずっと続くわけではなく、成分は体内で吸収されながら徐々に分解されていくため、時間の経過とともに薄れていくものです。

それでも不安なときは、今後の施術について量や間隔などについて、医師と相談してみましょう。

感じ方は人それぞれ

自分では「効果がない」と感じていても、客観的に見ると「変わっている」こともあります。

肌の質感は触れるだけではなく、離れて見たときも感じ取れるものです。

特に、額や頬などの広い面の均一さは、第三者の方が気づきやすい傾向があります。

一方、目元や口元などの細かい部位は、自分自身がわかりやすいでしょう。

また、同じ施術でも人によって感じ方は異なり、美的感覚や注目するポイントによって捉え方も変わります。

客観的な評価が欲しい場合は、医師への相談のほか、知人に聞いてみる、写真を撮って見比べてみるなどの方法を検討してみてください。

プルリアルの効果を実感しにくい要因とは

矢印が彫られた木のブロック

プルリアルの効果を実感しにくいのは、いくつかの要因が考えられます。

単独だけでなく、複数が絡み合っているケースもあるため、それぞれの要因について知っておくことが大切です。

プルリアルシリーズの選び方

プルリアルには主に3つのシリーズがあるため、目的に合わせて使い分けることができます。

「こうなりたい」の目的に沿っていない種類のものを使用した場合、効果を感じにくい可能性があるため、注意が必要です。

例えば、デンシファイは肌質改善を目指す方に、シルクは柔らかくデリケートな部位に選択されるのが一般的です。

改善したい部位と期待する効果によって、どのシリーズが適切かは異なります。

選択肢があることを知っておき、希望を明確に伝えることで、医師とイメージを共有して目的に沿った製剤を選びやすくなるでしょう。

施術回数

プルリアルは1回の施術でも効果は期待できますが、複数回の施術を重ねることでゆっくり肌質が変化していくとされています。

最初は約3〜4週間ごとに3回ほどの注入を続けるのが、一般的な施術回数です。

その後は経過や肌状態により個人差がありますが、約3〜6か月ごとの継続が推奨されています。

初めのうちは効果がないと感じても、急に量を増やしたり、範囲を広げたりするのではなく、医師とよく話し合い、少しずつ調整を検討しましょう。

身体の条件

プルリアルは副作用のリスクが比較的低いとされていますが、それでもすべての方や肌に適しているとは限りません。

例えば、PNを主成分としているため、魚・魚卵アレルギーの方は施術を受けられない可能性があります。

他のアレルギーや疾患がある場合は、体質に合わないこともあるため、事前に医師への申告が必要です。

また、プルリアルは時間をかけた肌育に向いていますが、深いシワや大幅な輪郭形成には、他の製剤の方が適していることもあります。

自身の身体の条件とプルリアルの適応が合っていないと、効果がないと感じる要因になる可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。

適切なアフターケア

プルリアルの施術後は、適切なアフターケアや生活習慣の見直しが不可欠です。

副作用のリスクを軽減して効果を引き出すためにも、清潔を保ち、刺激を減らすことを心がけて過ごしましょう。

入浴や激しい運動、サウナ、飲酒などの血行がよくなるような行為は、ダウンタイムを長引かせる可能性があり、数日は控えることが推奨されています。

紫外線対策や十分な保湿ケアも、医師の指示に従って行いましょう。

また、強いマッサージや圧迫は刺激になるため避けて、回復を優先してください。

プルリアルは効果なし?と感じたら

道端に立つ女性医師

プルリアルの施術後に「効果がない」と感じても、すぐに結論を出すのではなく、見直すポイントがあるかもしれません。

ここでは、確認しておきたい項目や見直しポイント、医師への相談の仕方について、解説します。

5つの確認項目

効果がないから治療を止める、と決める前に、以下の項目を確認してみましょう。

製剤の種類プルリアルには複数のラインナップがある目的に合った製剤を使用しているか
目的の共有医師と「こうなりたい」について十分話し合っているか注入部位やデザインは適切か
施術回数・注入量は適切に計画されているか複数回の調整を前提にしているか
アフターケア施術後のアフターケアを行っているか避けた方がよい行為を考慮しているか
比較条件主観だけでなく、第三者の意見や写真で客観的に見ているか

これらの項目をチェックしてみると、効果がないのか、見えにくいだけなのかを判断しやすくなります。

時期別の見直しポイント

プルリアルの効果は時間の経過に伴って変化するため、どの段階で効果がないと感じたかを把握することも重要です。

施術直後(0~約1週間ほど)腫れや赤みがあり、仕上がりを判断するには早い可能性がある炎症が落ち着くまで待つ時期
安定する頃(約2週間~3か月)腫れがひいて、製剤がなじむ時期効果を実感しやすい段階
メンテナンス時期(約3か月~12か月)プルリアルの種類や注入部位、個人差によるが、効果の持続時間とされる期間
効果が薄れる頃(12か月以降)成分が体内で分解され、効果が徐々に薄れてくる時期

時期ごとに見直すことで、効果の出方がわかりやすくなります。

効果がまだ出ていない、あるいは自然に薄れてくる時期をあらかじめ知っておけば、施術計画も立てやすくなるでしょう。

医師との相談が必要

プルリアルの効果を実感できなくても、自己判断で追加注入や他の施術を受けるのはリスクが伴います。

医師とよく相談して、慎重な判断をすることが重要です。

前述した5つの確認ポイントについて話し合い、意見を聞いてみましょう。

対応策や今後の施術計画などについて、専門的な視点で適切な助言をもらえます。

そのうえで、追加の施術が必要か、他の治療が適しているかなどを相談することが大切です。

プルリアルを継続していくための計画のポイント

ノートとペン

プルリアルを長期的に取り入れる場合、単発よりも計画的に継続することが推奨されます。

きちんと計画を立てることで、一時的な効果に左右されにくく、持続的なケアの一部として捉えやすくなります。

目的を明確に

プルリアルの効果を正しく評価するためには、「何を改善したいのか」、「どうなりたいのか」など、目的を明確にしておくことがとても重要です。

例えば、小ジワを目立たなくしたい、全体的に肌質を改善したい、フェイスラインをはっきりさせたいといったことを、具体的に医師に伝えます。

目的が曖昧だと、変化があっても期待と違うと感じやすく、短期的な考えになりがちです。

カウンセリングの際に希望をしっかり伝えることで、医師と目的を共有でき、製剤や注入部位、量などの調整がしやすくなります。

回数と間隔の調整

プルリアルは1回の施術だけよりも、複数回を継続して行う方法が一般的です。

1回で多量に注入するのではなく、少量を複数回に分けて注入する方が自然な仕上がりを目指しやすく、リスクの低減にもつながります。

施術の回数や間隔は、部位や年齢、肌の状態などの個人差により異なります。

数週間~数か月ごとに調整することが多いですが、医師の指示に従いましょう。

併用ケアの可能性

プルリアルはさまざまな肌のお悩みに対応していますが、症状の程度や部位により、ほかの治療と併用することが適している可能性もあります。

例えば、お悩みに合わせて、レーザー治療やボツリヌストキシン製剤との併用など、さまざまな組み合わせが考えられます。

ただし、プルリアルとほかの治療とは適切な間隔を空ける必要があるため、医師とよく相談しながら状況を見極め、必要に応じて慎重に検討しましょう。

まとめ

プルリアルの効果を感じにくい背景には、製剤の選び方や施術デザイン、回数、アフターケア、心理的な慣れなど、さまざまな要因が考えられます。

しかし、時期ごとの経過を見直したり、写真で客観的に比較したりすることで、見え方が変わる可能性もあります。

大切なのは、効果がないとすぐに結論を出す前に、目的や施術計画を整理して、医師に相談することです。

プルリアルは即効性を求める治療ではなく、長期的に穏やかに肌を育てていくものと理解しておきましょう。

BIJOU CLINICは、患者様のお悩みに合わせ、プルリアルデンシフィアシリーズの治療計画をサポートいたします。

施術に対しての不安や疑問には丁寧にお答えし、サポート体制を整えてアフターフォローにも対応しております。プルリアルの効果がないのではと心配な方は、ぜひBIJOU CLINICへご相談ください。

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