プルリアル・リジュラン・ジュベルックの違いは?選び方のポイント解説

肌を若々しく保ちたい、質感を改善したいと考える方のために、さまざまな製剤が登場しています。

近年注目されている、プルリアル・リジュラン・ジュベルックは、どのような違いがあるのかご存じでしょうか。

これらは肌質改善を目指す施術に用いられますが、成分や作用の仕方が異なります。

この記事では、3つの製剤の特徴を比較し、選び方のポイントを詳しく解説します。

どれを選んだらいいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

プルリアルとは?

美容施術に使う製剤のイメージ

プルリアル(プルリアルデンシファイ)はフランスのMD Skin Solutions社により開発され、ヨーロッパの医療機器規格であるCEマークを取得しています。

複数のシリーズがあり、硬さや粘性が異なるため、施術部位や目的に応じた使い分けが可能です。

プルリアル製剤の特徴と種類

プルリアルは主に以下のような3種類があり、新しいバイオスティミュレーター(生体刺激)製剤として注目されています。

ポリヌクレオチド(PN)を主成分としたデンシファイ、シルクは自己修復機能を高めて肌自体を強くする効果が期待できます。

プルリアル デンシファイプルリアル シルクプルリアル バイオスカルプチャー
特徴真皮層に作用し、ハリや弾力を補強PN+非架橋ヒアルロン酸+マンニトールを独自に配合なめらかな仕上がりで細かいシワや浅い層の改善主成分PNによりコラーゲンの産生を促進立体的な輪郭形成高・中・低分子の3種類のヒアルロン酸を配合
適応部位・目的頬、口周り、こめかみ、デコルテなど、ボリューム減少部位目元、口周りの小ジワ、表情ジワなど、デリケートな部位フェイスライン、顎、輪郭、たるみなど、ボリューム回復
質感中硬度柔らかめ硬め

デンシファイとシルクは適した部位が異なりますが、継続することで内側から肌を強くする肌育を目指せる点は同じです。

一方バイオスカルプチャーはPNが配合されていない新しいタイプのヒアルロン酸製剤で、中長期的なボリューム回復や肌質改善に向いています。

なお、ヘアケア専用のプルリアルヘアデンシティもあり、抜け毛予防や発毛促進などに効果が期待できます。

プルリアルシリーズは、目的に合わせて使い分けることにより、柔らかく自然な仕上がりから輪郭形成まで、幅広く対応できることが特徴です。

ポリヌクレオチド(PN)について

プルリアルの主成分は、サケ由来の成分であるポリヌクレオチド(PN)です。

プルリアルのPNは天然のサケから抽出され、タンパク質を除去しており、アレルギーのリスクが低いとされています。

しかし、魚や魚卵アレルギーがある方はプルリアルの使用ができない場合があるため、医師と相談が必要です。

PNには、抗炎症作用や線維芽細胞を活性化させる作用があり、皮膚の再生や創傷治癒のサポートをする可能性があるとの研究も進められています。

また、コラーゲンやエラスチン産生を刺激し、肌自体を強くしてハリや弾力を高める質感改善にも向いていて、肌育としても注目されています。

プルリアルの期待できる効果

プルリアルシリーズのなかでも、美容皮膚科で使用されることの多いプルリアルデンシファイについて、主に期待できる効果は以下の通りです。

  • 【ターンオーバー促進】赤み・くすみ・色素沈着など
  • 【水分量の向上】小ジワ・たるみ・潤いアップなど
  • 【バリア機能の回復】ハリ・ツヤ改善など
  • 【自己修復の促進】ニキビ跡・凸凹肌・瘢痕など

ただし、効果の感じ方には個人差があり、持続時間も6か月〜1年ほどと幅があります。

経過を見ながら約3か月〜半年ごとに定期的に施術を受け、メンテナンスを行うことが推奨されます。

プルリアルのダウンタイム・副作用

プルリアルのダウンタイムは、赤みやかゆみ、腫れ、内出血など、一時的な症状が起こる可能性があります。

多くの場合は約1〜2週間で改善が見られますが、症状が長く続くときは医師に相談しましょう。

また、以下の方は施術を受けられないことがあるため注意が必要です。

  • 妊娠中・授乳中
  • 魚・魚卵アレルギー
  • 重度の糖尿病
  • ヘルペスの治療中
  • 皮膚がんの治療中・既往歴
  • 自己免疫疾患
  • アスピリン・抗凝固薬服用中
  • 注入部位の炎症・感染症

副作用のリスクを防ぐためにも、事前のカウンセリングで体調や既往歴について医師に伝え、慎重な判断をしてください。

リジュランとは?

頬骨あたりに美容注射を打つ女性

リジュランは韓国発の注入製剤で、MFDS(韓国食品医薬品安全処)の認証を受けています。

プルリアルと同じく、ポリヌクレオチド(PN)を主成分としている製剤で、肌の質感を整える作用をもち、近年注目されている施術です。

リジュランの特徴と種類

リジュランにもポリヌクレオチド(PN)が主成分として使用され、コラーゲンやエラスチンの産生をサポートする効果が期待できます。

養殖サケから抽出されるPNを使用している点が、プルリアルとは異なる点のひとつです。

リジュランは大きく分けて4つの種類があり、部位や目的により使い分けられます。

リジュラン HealerリジュランSリジュランiリジュランHB
特徴ベーシックタイプ高い濃度で組織修復効果が高い目元専用で低刺激PNと非架橋ヒアルロン酸、リドカインを配合
適応部位・目的顔全体全般的な肌質改善ニキビ跡・瘢痕・深いシワなど目元のシワ・クマ・ハリ改善顔全体の潤い補給集中ケア
質感中粘度万能タイプやや高粘性軽めで柔らかいやや柔らかめ

リジュランはすべての種類にPNが含まれ、HBにのみ非架橋ヒアルロン酸とリドカインが配合されています。

顔全体のケアだけでなく、敏感な目元やニキビ跡、深いシワ、特に気になる部位の集中ケアなど、目的に合わせて使い分けができます。

リジュランとプルリアルの違い

リジュランとプルリアルは、いずれも主成分にポリヌクレオチド(PN)を含み、肌の再生をサポートするのが共通点ですが、違いも存在します。

前述しましたが、プルリアルに含まれるPNは天然サケから抽出され、タンパク質を除去しているためアレルギーリスクが低いとされています。

特に、非架橋ヒアルロン酸とマンニトールが配合されているデンシファイは、保湿や抗炎症作用があり、肌質改善効果が期待できます。

一方リジュランのPNは養殖サケから抽出し、HB以外はPNを主成分としたシンプルな構造で、肌の修復や再生に向いている製剤です。

費用面では、リジュランの方がやや価格が低く設定されているクリニックが多い傾向があります。

リジュランのシンプルな構造に対し、プルリアルの成分がより複雑に配合されていることが主な理由と考えられます。

ジュベルックとは?

美容液

ジュベルックは、韓国のVAIM社により開発され、MFDS(韓国食品医薬品安全処)の認可を得ています。

ポリ乳酸(PDLLA)を主成分とするスキンブースターで、非架橋ヒアルロン酸も含み、コラーゲン生成を刺激することを目的としています。

比較的浅い層へ注入することで、肌質改善効果が期待できます。

ジュベルックの特徴と作用

ジュベルックの主成分であるポリ乳酸は、トウモロコシやジャガイモ、サトウキビなどのデンプンから抽出したエキスのことです。

プルリアルやリジュランと同じくコラーゲン生成を促す作用がありますが、効果の出方は穏やかで、数か月かけて少しずつ増やすのが特徴です。

長期的な改善を目指す治療に適していて、個人差はありますが、持続時間は1〜2年ほどと比較的長いとされています。

ジュベルックの効果・適応部位

ジュベルックは、毛穴の開きや小ジワ、ハリの低下改善などに用いられるケースが多いです。

フェイスラインや目元、口元などの表情ジワや年齢を感じやすい部位にも効果が期待できます。

顔全体の肌質改善を目的に選択されることもあり、30代以降のエイジングにも適しています。

即効性はありませんが、周囲に気付かれることが少ないため、長期的なスキンケアのひとつとして取り入れやすい製剤です。

ジュベルックのダウンタイム・副作用

ジュベルックは、施術直後に腫れや赤みが見られることがありますが、多くは数日以内に落ち着きます。

ポリ乳酸製剤の性質上、まれにしこりや硬結が生じることがあるため、信頼できる医療機関で施術を受けることが重要です。

万が一肌に異常を感じた場合は、すぐに医師に相談してください。

また、以下のような方は施術を受けられない可能性があります。

  • 妊娠中・授乳中
  • 出血性疾患
  • ケロイド体質
  • ペースメーカーを使用している
  • アレルギー体質
  • 糖尿病や心臓病などの全身疾患

事前に医師とよく話し合い、施術が受けられるかを確認しましょう。

プルリアル・リジュラン・ジュベルックの選び方ポイント

3つの笑顔のブロック

プルリアル・リジュラン・ジュベルックの3つの製剤は、それぞれ異なる特徴をもっていて、自分にとってどれが適しているかは目的や肌状態などにより変わります。

ここでは、特徴や作用の仕方、ダウンタイムなどの違いを踏まえた選び方のポイントを解説します。

特徴で選ぶ

自分に合ったものを選ぶためには、何を目的とするのか、継続可能な条件などを明確にしておくことが重要です。

プルリアルはポリヌクレオチド(PN)を主成分とし、主に肌の弾力補強とハリ感向上を目指した製剤です。

天然成分を重視する方、アレルギーリスクを軽減したい方にも選ばれています。

リジュランは、同じくPNを主成分にしていますが、よりシンプルで肌全体の底上げや小ジワ対策、乾燥感の改善などに適しています。

ジュベルックは主成分がポリ乳酸由来のため、長期的な改善を希望する方におすすめです。

このように、それぞれの製剤には特徴があり、主成分や設計も異なります。

作用の仕方で選ぶ

3つの製剤は、コラーゲン生成を促し肌を内側から改善するのは共通していますが、作用の仕方は異なります。

プルリアルとリジュランは、ポリヌクレオチド(PN)により線維芽細胞を活性化し、肌の再生を促します。

施術後は1〜3か月ほどで効果を実感することが多いですが、複数回の施術を重ねて肌質を改善していくのが一般的です。

ジュベルックはポリ乳酸による免疫応答で、肌内部の修復を穏やかに促進します。

数か月〜1年以上にわたり持続的な変化が見られ、個人差はありますが約2年持続するケースもあります。

施術方法・ダウンタイムで選ぶ

プルリアル・リジュラン・ジュベルックは、施術方法やダウンタイムにも特徴があります。

施術方法ダウンタイム
プルリアル真皮のやや深い層に注入赤み・腫れ・内出血が一時的に出る可能性がある数日~1週間ほどで落ち着く
リジュラン皮膚の浅い層に注入
ジュベルック真皮層に注入赤みや腫れは数日で落ち着くことが多いまれにしこりや硬結が現れる可能性がある注入技術に左右されやすい

また、痛みの感じ方には個人差があり、注射時に痛みがある方もいます。

クリニックによっては麻酔クリームを使用することもできるため、事前に確認しておきましょう。

注入治療を受ける際の注意点と医師相談の重要性

腕を組んで微笑む医師

美容医療における注入治療は、効果の違いだけでなく、副作用や適応の有無を理解して受けることが大切です。

ここでは、注意点と医師への相談の重要性について解説します。

医師による適応判断が必要

プルリアルとリジュランの主成分であるポリヌクレオチド(PN)や、ジュベルックの主成分であるポリ乳酸(PDLLA)は、生体適合性が高いとされています。

しかし、全ての方に適しているとは限らず、必ず事前に適応判断が必要です。

医師の診断を受け、皮膚の状態や既往歴を確認して、施術可能かを判断することが重要です。

副作用のリスクを理解する

いずれの製剤も、個人差はありますが注入後に赤みや腫れ、かゆみ、内出血などの症状が現れる可能性があります。

多くは数日〜1週間ほどで落ち着きますが、長く続く場合は医師に相談してください。

まれにしこりや色素沈着などの副作用が出るリスクも伴うため、事前に対応についてきちんと確認しておきましょう。

まとめ

プルリアル・リジュラン・ジュベルックには、それぞれ異なる特徴があり、適した部位や目的があります。

どの製剤が自分に合っているかは、目的を明確にして、効果や持続時間、ダウンタイムなども考慮しておくことが大切です。

プルリアルは弾力やハリを補強を目的とし、リジュランは全体の肌質改善に用いられます。

ジュベルックは長期的なコラーゲン生成を促すといった、それぞれの特徴を理解しましょう。

医師の診断を受けて、希望やライフスタイルを伝えよく相談し、納得のうえで施術を受けることが重要です。

BIJOU CLINICは、プルリアルデンシファイ、リジュランHB、ジュベルックをご用意し、肌育を目指す治療を行っております。

丁寧なカウンセリングにより、患者様に必要な施術をご提案いたします。

プルリアルやリジュラン、ジュベルックなどの肌育に興味がある方は、ぜひBIJOU CLINICへご相談ください。

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