2025年10月28日
若々しい肌やなめらかな質感を取り戻したい、と注入製剤による美容医療を選択する方もいます。
プルリアルは、肌の弾力改善やハリ補強を目的として導入されることが多い製剤です。
この記事では、プルリアルの基本からお悩み別の効果、注意点を詳しく解説します。
どこに打てばいいのか迷っている方、プルリアルについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

プルリアル(プルリアルデンシファイ)は、フランスのMD Skin Solutions社の注入製剤で、ヨーロッパの医療機器規格であるCEマークを取得しています。
ここでは、プルリアルの主成分や主な特徴について、解説します。
プルリアルの主要な有効成分であるポリヌクレオチド(PN)は、天然サケ由来のDNA断片から生成される高分子成分です。
タンパク質を除去しているためアレルギーリスクは低いとされていますが、魚・魚卵アレルギーの方は使用できないことがあるため、注意が必要です。
PNは真皮層に注入されると線維芽細胞の活性化を促し、コラーゲンやエラスチンの生成をサポートし、肌のターンオーバーを促進します。
また、PNは創傷治癒過程における抗炎症作用、抗酸化作用をもつとされ、肌の赤みや炎症傾向を抑える働きについても研究されています。
プルリアルは目的や適した注入部位に応じて、以下のシリーズが展開されています。
| プルリアルデンシファイ | プルリアルシルク | プルリアルバイオスカルプチャー | |
| 主な成分 | PN+非架橋ヒアルロン酸+マンニトール | PN | 高中低3種のヒアルロン酸 |
| 適応部位 | 頬、こめかみなど顔全体デコルテ、手の甲 | 目元、口元などデリケートな部位 | フェイスライン、顎、首などのボリューム回復 |
| 特徴 | 真皮の弾力補強潤いの改善 | 柔らかい質感で敏感な部位のシワに対応 | 支持力があり輪郭形成に使用される |
プルリアルデンシファイはPNに加え、非架橋ヒアルロン酸で潤いやハリを補い、さらに抗酸化作用をもつマンニトールを独自配合しています。
マンニトールの作用により、PNと非架橋ヒアルロン酸の働きを長持ちさせます。
プルリアルシルクは目元のシワやクマ、口元のシワなどのお悩みに適していて、皮膚が薄いデリケートな部位に使用できる製剤です。
プルリアルバイオスカルプチャーは高分子・中分子の架橋ヒアルロン酸と、低分子の非架橋ヒアルロン酸を配合している新しいタイプのヒアルロン酸製剤です。
ボリューム回復や深いシワなど、輪郭補正に効果が期待できます。
なお、ヘアケア専用のプルリアルヘアデンシティもあり、薄毛改善に使用されています。
このように、使用用途や部位により種類を使い分けできるのが、プルリアルシリーズの特徴です。
プルリアルは、加齢や環境要因によって失われた肌のハリや潤いを補うことを目的に用いられます。
例えば、紫外線や酸化ストレスはコラーゲンの分解を促進し、肌の弾力を減少させる原因になります。
PNを主成分にしたプルリアルは、即時にボリュームを回復させるものではなく、数週間〜数か月かけて肌の質感改善を目指すのが特徴です。
肌のターンオーバーが整うことで、内側から肌全体の底上げにつながる効果が期待できます。
プルリアルは、初期治療は3〜4週間ごとに1回、約3回継続するのが一般的です。
その後、約3か月から6か月ごとにメンテナンスが推奨されています。
プルリアルの効果は6か月〜1年ほどとされていますが、注入部位や代謝などの個人差により、施術頻度は異なります。
肌の状態や施術後のセルフケア、生活習慣などによっても変わるため、定期的に通院して医師の診断を受けましょう。
プルリアルの注入方法は、目的や部位により異なります。
浅い層に少量ずつ多点注入することで表面の質感改善を図る方法や、やや深い層に注入して弾力を補う方法など、さまざまです。
医師による手打ち注射では、細かい調整ができてデザイン性が高い傾向があります。
専用デバイスを使用した水光注射は、広範囲や全体を均一に仕上げることが可能で、肌質改善に向いています。
事前に医師とよく相談し、目的や部位に合わせて注入方法を選択しましょう。
プルリアルは主に肌質改善を目的とした製剤であるため、他の美容治療と併用されるケースも少なくありません。
例えば、シワやボリューム補正に適したヒアルロン酸注入や、表情ジワに対するボツリヌストキシン製剤治療などは作用の方向性が異なり、併用して取り入れることもあります。
また、レーザーや光治療のように、肌表面へのアプローチをする施術と組み合わせることも可能です。
ただし、施術の順序や間隔によっては副作用が現れることもあるため、注意が必要です。
どのような施術と組み合わせるかは、適切なタイミングも考慮して、医師の判断に従いましょう。

加齢とともに、肌にはさまざまな変化が現れ、ハリやシワ、フェイスラインなどの変化が現れます。
その部位だけでなく、顔全体のバランスや印象が変わってくるため、美容治療を始める方も少なくありません。
ここでは、お悩みごとにどの部位にプルリアル注入が検討されることが多いかを解説します。
乾燥や紫外線ダメージの影響を受けやすい目元や口周りは、比較的早い段階から小ジワが目立ちやすい部位です。
プルリアルは真皮に注入することで肌の保湿性やハリを支える基盤を整える働きがあるとされ、浅いシワに対して効果が期待できます。
顔全体の底上げにはプルリアルデンシファイ、目元や口元などデリケートな部位にはプルリアルシルクが選ばれることが多いです。
年齢とともに頬やフェイスラインはボリュームが減り、たるみに悩む方も少なくありません。
こうしたお悩みは、皮膚の下垂だけではなく、皮下脂肪や骨格の変化など複数の要因が重なって生じる可能性があります。
プルリアルは皮膚そのものの弾力や質感の改善に作用するため、フェイスラインや頬に広範囲で注入することで、肌の土台作りをサポートします。
輪郭回復の補助には、プルリアルバイオスカルプチャーが使用されることもありますが、医師の診断が必要です。
顔全体のトーンや弾力などのお悩みを改善したい場合も、プルリアルの注入が検討されることも多いです。
くすみ・ハリ・シワ・赤み・潤い不足・ニキビ跡など、気になる箇所は人それぞれです。
プルリアルデンシファイは、顔全体から首、手の甲までに適応しているため、お悩みに合わせた部位へ注入可能です。
肌の自己修復機能の改善、ターンオーバーの正常化、コラーゲン生成の促進などが期待でき、肌本来の力を高める肌育にも適しています。

プルリアルは基本的に自費診療で、費用はクリニックや注入量により異なります。
例えば、プルリアルデンシファイの手打ち注射で全顔の注入とすると、4ccで約11万〜15万円が目安です。
両頬だと手打ち注射の場合は2ccで約8万〜11万円目安と、差があります。
また、機械を使用する水光注射では、同じ部位・量でも医師による手打ち注射と費用が違うことがあるため、確認しておきましょう。
持続時間によって通院頻度が早まることもあるため、事前のカウンセリングで費用目安についてきちんと理解しておくことが重要です。

プルリアルは、肌質改善や若々しさを取り戻す治療として注目を集めています。
しかし、施術を検討する際には、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。
ここでは、事前に知っておくべき点やプルリアルの禁忌などについて、解説します。
プルリアルを打つ場所を決める際、自己判断で部位を決めるのは避けましょう。
どこに打っても同じ効果を得られるわけではなく、皮膚の厚みや筋肉の動き、加齢による変化の程度により、適切な部位は異なります。
「ここに打ちたい」よりも、「こうなりたい」と希望を具体的に医師に伝えることが重要です。
プルリアルをどこに打つのが適しているのか、顔全体のバランスも考慮しながら、医師とよく相談しましょう。
また、他の施術をすでに受けている場合や、将来的に別の治療を検討している場合は、相性を考える必要があります。
ヒアルロン酸やボツリヌストキシン製剤治療と併用するケースもありますが、どの時期に行うかは状況や個人差があるため、医師とよく相談しましょう。
プルリアルの施術後は、程度には個人差があるものの、一定のダウンタイムが生じる可能性があります。
赤みや腫れ、軽い内出血、かゆみなどが多く見られます。
ほとんどの場合は数日で落ち着きますが、1週間ほど続くこともあるため注意が必要です。
ダウンタイムの可能性を考えて、施術後のスケジュールは余裕をもっておきましょう。
なお、注入する際に鈍い痛みを感じたり、注入後に軽い痛みが残ったりする場合もあります。
痛みの感じ方には個人差がありますが、心配な方は事前に医師に相談しておくと、麻酔クリームの使用を検討できることもあります。
プルリアルの施術後は、生活習慣に配慮することも大切です。
ダウンタイムの症状には個人差がありますが、過ごし方によって長引くこともあるため、注意が必要です。
当日は入浴や飲酒、激しい運動、サウナなど、血行が促進される行為は控えることが推奨されています。
腫れや内出血の悪化を防ぐためにも、医師の指示に従いましょう。
施術部位へのマッサージや強い刺激も避けて、無意識に触れないように気をつけてください。
施術後は皮膚が敏感になっているため、紫外線対策も徹底しましょう。
日焼け止めを使用し、外出時は帽子や日傘で直射日光に当たらないように注意してください。
また、スキンケア用品はレチノールやビタミンCが含まれるものは避けて、低刺激のものを使用するとよいでしょう。
施術部位にもよりますが、基本的に洗顔やメイク、軽いシャワーは当日には可能な場合が多いです。
プルリアルは、比較的リスクが少ないとされていますが、すべての方に適しているわけではありません。
以下のような方は、医師の判断にもよりますが、施術を受けられない可能性があるため注意しましょう。
健康状態によっては施術そのものがリスクになることもあるため、事前のカウンセリングで持病や服薬内容を正確に申告する必要があります。
プルリアルは、シワやハリ、たるみ、目の下のクマ、ニキビ跡などのお悩みから、肌質改善や肌育の全体のお悩みまで幅広く使用される製剤です。
どこに打つかを決める際は、どうなりたいかを明確に医師に伝えてイメージを共有しましょう。
そして、自己判断だけで決めず、医師とよく相談して目的に合わせて適切な施術部位や量を選択することが重要です。
メリットだけでなく、デメリットやリスクも考慮したうえで、プルリアルをどこに打つのが自分に合っているのかを選びましょう。
BIJOU CLINICは、手打ち注射・水光注射(ハイコックス)・ターゲットクールでのプルリアル注入に対応しております。
自然な仕上がりを目指し、患者様のお悩みに合わせて適切な治療をご提案いたします。プルリアルをどこに打てばいいのか迷っている方は、ぜひBIJOU CLINICへご相談ください。
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