肌育注射の施術間隔は?薬剤ごとの頻度と効果期間、他の施術との組み合わせも解説

年齢を重ねるにつれて、しわやたるみ、乾燥やくすみなど、肌の変化を実感される方は少なくありません。

こうした悩みにアプローチできる施術のひとつが肌育注射です。

肌育注射は、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌本来のハリや潤いを取り戻すことを目的とした治療で、自然な若返り効果が期待できます。

ただし、効果をしっかり実感し、長持ちさせるためには、施術を受ける間隔がとても大切です。

薬剤の種類によって適切な施術間隔が異なり、さらに他の美容治療と併用する際にはスケジュール調整も必要になります。

この記事では、肌育注射の基本的な施術間隔の目安や薬剤ごとの違い、効果の持続期間、他施術との組み合わせ時の間隔の考え方をわかりやすく解説します。

肌育注射を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

肌育注射とは

肌育注射の薬剤

肌育注射は、コラーゲンやエラスチンといった成分の産生を促すことで、内側から肌質を整える治療法です。

紫外線や加齢によりダメージを受けた真皮層をサポートし、しわ・たるみ・乾燥・くすみなど複合的なエイジングサインに働きかけます。

従来のように肌表面の見た目を一時的に整えるのではなく、肌質そのものを育て直すアプローチであるため、自然なハリやツヤを長期的に実感できたという声もあります。

注入には極細の針を用いるため、痛みはある程度抑えられ、鎮静成分がある薬剤を選んだり、麻酔クリームを使ったりすることで、痛みをさらに軽減できます。

肌育注射の施術間隔の目安  

施術間隔をカレンダーで確認する

肌育注射は、1回の施術でも肌の潤いや変化を実感できる方が多いものの、より安定した効果を得るには計画的な施術が推奨されます。

初期は、肌の基盤を整えるため、3~4週間おきに1回を3~5回繰り返した施術を行うのが理想的です。

この期間にターンオーバーが整い、コラーゲン生成が促進されます。

その後は1~2か月に1回程度の間隔で継続すると、ハリや弾力を保ちやすくなります。

注入する薬剤によっても効果や施術頻度が異なるため、医師とのカウンセリングで自分に合ったものを選択しましょう。

薬剤ごとの施術間隔  

肌育注射の注射器とアンプル

肌育注射は使用する薬剤の種類によって、施術の最適な間隔や持続期間が異なります。

薬剤ごとの特徴を理解し、自分に合った治療プランを組むことが大切です。

以下では、代表的な6種類の薬剤について成分や効果、施術間隔を解説します。

薬剤名期待できる効果推奨施術間隔メンテナンス間隔
リズネ小じわ改善、肌質改善、保湿、抗酸化2~4週間ごとに3~5回半年~1年に1回
リジュランしわ・たるみ改善、ニキビ跡、クマ、炎症抑制2~3週間ごとに3~4回半年~1年に1回
ジュベルックコラーゲン生成促進、毛穴改善、弾力アップ月1回×3回1年ごとに3回セット
ジャルプロコラーゲン増加、保湿、美肌効果2週間ごとに4回半年~1年に1回
プルリアルデンシファイ肌再生、赤み・くすみ改善、バリア機能強化3~4週間ごとに3回4~6か月に1回
プルリアルシルク目元のシワ・クマ・傷跡・妊娠線3~4週ごとに3回半年~1年に1回
ボライト肌質改善、保湿、毛穴改善1回で効果6~9か月持続半年~1年に1回

リズネ

リズネは『一番良い時の肌に生まれ変わる』という意味を込めて名づけられた薬剤です。

主成分は鱒由来のポリヌクレオチドで、肌の修復や再生を促すスキンブースターとして注目されています。

特徴や期待される効果は以下の通りです。

  • 乾燥や小じわを改善し、全体的な質感を整える
  • 抗酸化作用により紫外線などによるダメージから肌を保護
  • 炎症を抑制し、赤ら顔や肝斑、ニキビ跡の改善にも効果的
  • 目元の小じわ改善

初期治療では、2~4週間おきに3~5回の施術が推奨されます。

その後は半年~1年ごとにメンテナンスを行うことで、ハリのある若々しい肌を維持できます。

リジュラン

リジュランはサーモン由来のポリヌクレオチドを主成分とした再生系スキンブースターです。

期待される効果や特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  • コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌のハリ・弾力を回復
  • 炎症を抑え、ニキビ跡や赤み、肌荒れ改善
  • 効果は即効性よりも数週間~数か月かけて徐々に実感できる

施術間隔は、2~3週間ごとに3~4回を基本とし、その後は半年~1年に1回のメンテナンスが推奨されます。

ジュベルック

ジュベルックは、ポリ乳酸と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせた薬剤です。

期待される効果や特徴は次の通りです。

  • ポリ乳酸が持続的にコラーゲンを生成し、長期的に効果を発揮
  • 非架橋ヒアルロン酸が保湿をサポートし、ツヤ感をアップ
  • 副作用や炎症リスクが少ないとされ、ナチュラルな変化を求める方に向いている

推奨される施術間隔は、月1回×3回を1クールとし、その後は1年に1クールを続けます。

ジャルプロ

ジャルプロは、イタリア製の肌育注射で、アミノ酸と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせた薬剤です。

  • 配合されたアミノ酸がコラーゲン生成をサポート
  • 非架橋ヒアルロン酸が保湿を高め、内側からふっくらとした質感に
  • 小じわ、首のしわ、ツヤ不足、弾力低下など幅広く対応

上記のような特徴があるジャルプロの施術間隔は、2週間ごとに4回が一般的です。

3回ほどで効果を実感する方が多く、メンテナンスとして半年~1年に1回の施術を行うことで効果を持続させます。

プルリアルデンシファイ

プルリアルデンシファイは、ポリヌクレオチド・非架橋ヒアルロン酸・マンニトールを独自のバランスで配合した薬剤です。

期待される効果や特徴は以下のようなものがあります。

  • ポリヌクレオチドによる細胞再生促進でダメージを受けた肌を修復
  • 非架橋ヒアルロン酸で乾燥・小じわ・肌の潤い不足を改善
  • マンニトールが抗酸化作用を発揮し施術後の腫れや赤みを抑える

初期は3~4週間ごとに3回を基本とし、その後は4~6か月ごとに1回のメンテナンスが推奨されます。

プルリアルシルク

プルリアルシルクはポリヌクレオチドを主成分とし、目元や口元など皮膚の薄い場所に特化した薬剤です。

期待される効果は次の通りです。

  • ポリヌクレオチドは高い保水力を発揮し、乾燥しやすい目元の潤いを補う
  • 抗酸化・抗炎症作用により血行不良や炎症を改善しクマやくすみに効果を発揮
  • コラーゲンやエラスチンの生成促進により細かいシワやたるみを改善

施術間隔は、3~4週間に1回、その後半年~1年に1回のメンテナンスが推奨されます。

ボライト

ボライトは架橋ヒアルロン酸を主成分とした薬剤で、肌質改善に効果的です。

期待される効果と特徴は以下の通りです。

  • 架橋ヒアルロン酸により、長時間肌のうるおいと弾力をキープ
  • 持続期間が長く、頻繁な施術の必要が少ない
  • 乾燥肌や毛穴の開き、首の横じわの改善に有効
  • ダウンタイムが短い

ボライトは1回の施術で約半年~9か月持続するため、頻繁な施術の必要がありません。

効果が落ちてきたタイミングで追加するのが適切です。

肌育注射の効果実感のタイミングと持続期間  

目覚まし時計と手帳

肌育注射は薬剤によって効果実感のタイミングや持続期間が異なります。

ここでは、代表的な薬剤ごとの効果が出るタイミングと持続期間をまとめました。

リズネ

施術から2~3週間で肌のハリや小じわの改善を感じやすくなります。

効果は数か月~半年ほど続き、定期的なメンテナンスでより長期的に維持できます。

リジュラン

およそ1~2週間で変化が表れ始め、数回の施術でよりはっきりとした効果を実感できる傾向にあります。

持続期間は6か月~1年が目安とされています。

ジュベルック

早い方では初回から、遅くても3回目の施術後には効果がわかりやすくなります。

3~6か月かけて改善が進み、1~2年にわたり長期的な効果を得られるのが特徴です。

ジャルプロ

効果は段階的に現れ、2~3週間で肌質改善、4~6週間ほどでリフトアップ効果を実感する方が多いです。

持続期間は6~10か月程度です。

プルリアルデンシファイ

施術直後からハリやツヤを感じることもありますが、本格的な変化は2~4週間後に出やすくなります。

ピークは3か月後で、6か月~1年持続します。

ボライト

注入から1か月ほどで効果が現れることが多く、3~4か月目にピークを迎えます。

その後も緩やかに効果が続き、最大で9か月程度持続します。

他の施術と併用した場合の施術間隔 

美容施術を受ける女性

肌育注射は、単独でも肌のハリや潤いを高められる人気の施術ですが、ハイフやレーザー治療などの美容医療と組み合わせることで、より効果を実感しやすくなります。

ただし、施術ごとに肌への作用や回復過程が異なるため、適切な間隔を守らずに受けてしまうと、炎症が長引いたり効果があまり見られなくなるなどのリスクがあります。

ここでは、肌育注射と他の施術を組み合わせる際の施術間隔の目安について解説します。

ハイフ

ハイフは、皮膚の奥にあるSMAS層に超音波エネルギーを届けることで、たるみを引き締めてリフトアップ効果が期待できる施術です。

肌育注射とハイフは目的が異なるため、組み合わせて行うことで相乗効果が期待できます。

一般的には、ハイフを受けた後はすぐに肌育注射を行うことが可能です。

一方で、肌育注射を先に行った場合は、薬剤の定着を妨げないよう2~3週間程度あけてからハイフを実施するのが推奨されます。

施術の順番やタイミングは、注入部位や使用する薬剤によっても変わるため、必ず医師の判断を仰ぐようにしましょう。

レーザー治療

レーザー治療は、シミや毛穴、肌質改善を目的とした美容施術で、出力や種類によって肌のダメージや回復期間が異なります。

肌育注射後にレーザー治療を受ける場合は、2週間程度空けるのが一般的な目安です。

これは肌育注射後の注入後に軽い腫れや赤みが出るケースもあるため、その症状が引いてからの施術が望ましいためです。

また、注入量が多い場合やダウンタイムが長引くケースでは、4~6週間待つ場合もあります。

レーザー治療後の肌育注射は施術するレーザーの刺激の強さで間隔が変わります。

低刺激のレーザーでは2~4週間後、刺激の強いレーザーのタイプでは4~6週間後が目安です。

いずれの場合も、肌の回復が不十分なまま施術を重ねると、炎症悪化や効果減少のリスクがあるため、肌の状態を医師と確認しながら適切なスケジュールを立てましょう。

肌育注射を受けられない人は? 

美容施術を受けられない妊婦さん

肌育注射は、体調や既往歴、生活環境によっては施術を控えたほうがよいケースがあります。

まず、妊娠中や授乳中の方は胎児への影響だけでなく、ホルモンバランスの影響で肌や体の状態が変化しやすく、万一のリスクを避けるため施術できません。

また、皮膚に感染症や炎症がある場合は、針を用いる施術によって悪化するおそれがあるため、症状が落ち着いてから治療を検討する必要があります。

特定の薬剤に関しても注意が必要です。

リズネやリジュラン、プルリアルデンシファイなどは魚由来の成分を含むため、魚や魚卵に強いアレルギーを持つ方は使用できません。

ヘルペスの治療中や、皮膚がんの治療中、既往歴がある方も施術を控えるべきとされています。

このように肌育注射は、個々の健康状態や体質によってはリスクを伴います。

施術を検討している方は、必ず事前に医師へ体調や既往歴、アレルギーの有無を伝え、適応かどうかを確認してから治療を受けることが大切です。

まとめ

肌育注射は、しわ・たるみ・乾燥など幅広い肌悩みに対応できる美容治療ですが、薬剤ごとに推奨される施術間隔は異なり、より高い効果を得るためには計画的なケアがおすすめです。

他の美容施術と併用する際にはスケジュールを工夫することで、肌への負担を押さえつつ、効果を引き出すことにつながります。

BIJOU CLINIC』では、一人ひとりの肌質やライフスタイルに合った施術間隔で治療が受けられるよう提案いたします。

肌育注射を検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。

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