ターゲットクールは肝斑に効く?効果や特徴・メリット・副作用も解説 

「肝斑がなかなか改善しないけれど、針を使ったりレーザーを使ったりするのはためらってしまう」

そんなお悩みをお持ちの方に注目されているのが、ターゲットクールという美容機器です。

ターゲットクールは針を使わない非侵襲的な施術で、薬剤をしっかりと肌の奥へ届けられるため、肝斑治療で使われるトラネキサム酸を効率よく導入できます。

この記事では、ターゲットクールの特徴や効果、肝斑に対する有効性、さらに副作用や他の治療法との違いまで詳しく解説します。

肝斑治療を検討している方は、ぜひ選択肢のひとつとして参考にしてください。

ターゲットクールとは 

施術を受ける女性

ターゲットクールは、薬剤を針を使わずに肌の深部の真皮層まで届けることができる美容施術です。

独自の冷却高圧ジェット技術により薬剤をナノサイズの氷状に変換し、高速で噴射することで表皮から真皮層までしっかりと浸透させます。

施術中は肌を低温でクールダウンしながら薬剤を導入するため、炎症や赤みが抑えられ、痛みやダウンタイムが少ないことが特徴です。

敏感肌の方や注射が苦手な方でも受けられる施術として、美容クリニックで導入され始めています。

ターゲットクールは肝斑に効く? 

考える女性

ターゲットクールは、肝斑が気になる方にもおすすめできる治療です。

肝斑とは、30代以降の女性に多く見られるシミの一種で、ホルモンバランスの乱れや紫外線、ストレスなどが原因でメラニンが過剰に生成されることで発症します。

特に女性ホルモンの変化に影響を受けやすく、妊娠・出産やピルの服用、更年期などをきっかけに悪化するケースも少なくありません。

従来の肝斑治療の課題

肝斑は非常にデリケートな症状で、強い刺激や摩擦、熱を伴う施術によって悪化するリスクがあります。

そのため、一般的なレーザー治療は炎症を誘発しやすく、むしろ肝斑を濃くしてしまうケースもあるため注意が必要です。

  • 内服薬:トラネキサム酸・ビタミンCなどの錠剤を服用し、身体の内側からメラニン生成を抑える
  • 外用薬:肝斑部分に直接作用してメラニンの排出を促す
  • トラネキサム酸注射:直接薬剤を皮膚に注入する
  • ケミカルピーリング:古い角質を除去し、ターンオーバーを正常化する
  • イオン導入・エレクトロポレーション:電気を使って薬剤を肌深部へ届ける方法
  • レーザートーニング:低出力レーザーを用いる方法。刺激に弱い肝斑にはリスクもある場合も

従来は以上のような治療法が行われてきましたが、近年はターゲットクールでのトラネキサム酸導入という肝斑治療の方法も行われています。

ターゲットクールによる肝斑治療とは?

近年では、ターゲットクールを用いたトラネキサム酸導入が、肝斑治療の選択肢として注目されています。

トラネキサム酸は、メラニン生成を促す情報伝達物質の働きを抑え、炎症を抑制する作用を持つ成分です。

この効果により、肝斑の原因となるメラノサイトの過剰な活性化を防ぎ、シミの悪化を防止します。

ターゲットクールを使用することでトラネキサム酸を皮膚の奥まで直接届けることが可能になりました。

この方法により、肝斑やシミを薄くするだけでなく、肌全体のトーンを均一に整え、透明感を引き出す効果が期待できます。

従来の肝斑治療とターゲットクールの違い 

違いを比較する女性

肝斑治療には、従来から用いられている注射や導入機器を使った方法があります。

ここでは、それぞれの特徴を理解したうえで、ターゲットクールとの違いを見ていきましょう。

手打ち注射との違い

これまで、トラネキサム酸や美肌成分を導入する方法として一般的だったのが、手打ちによる注射です。

注射は薬剤を直接皮下に届けられるため効果は高いと言われていたものの、注射の痛みや内出血・ダウンタイムといったデメリットがありました。

また、施術後に赤みや針跡が残ることもあり、施術をためらう声も少なくありません。

一方、ターゲットクールは針を使わない非侵襲的な施術です。

薬剤を氷状の微細粒子にして高速噴射することで、注射では注入しにくい皮膚の浅い層に浸透させます。

この層は薬剤がなじみやすいため効果の早期発現の可能性が高くなり、氷状になった薬剤は皮膚の浅い層から体温で溶けて、真皮層にまでしっかりと届きます。

イオン導入・エレクトロポレーションとの違い 

従来の肝斑治療で用いられるイオン導入やエレクトロポレーションは、電気の力で美容成分を肌に浸透させる方法です。

それぞれの特徴や違いは以下の通りです。

ターゲットクールエレクトロポレーションイオン導入
導入原理冷却ジェットで薬剤を氷状にし、高速で皮膚に噴射電気パルスで細胞膜に一時的な穴を開ける微弱な電流でイオン化した薬剤を導入
薬剤高分子・低分子・イオン化・非イオン化問わず可能イオン化可能な低分子成分のみ
浸透深度真皮浅層~中層(約0.3~0.4mm)氷状の薬剤が溶け深層へ表皮~基底膜付近(約0.1~0.2mm)表皮レベル
導入効果高いやや高い限定的
付加機能クーリング(鎮静)なしなし
痛み・刺激ほとんどなし(軽い冷感程度)ピリピリ感あり軽度のピリピリ感
ダウンタイムほぼなしほぼなしほぼなし
適応肝斑・シミ・美白・エイジングケア・育毛など美肌治療全般限定的な美白治療

イオン導入は、電流でイオン化した低分子成分しか導入できず、浸透範囲が浅いため、効果が限定的です。

一方、エレクトロポレーションは、高分子成分も導入できるようになりましたが、導入効率や術後ケアの面で課題が残る状況です。

これに対し、ターゲットクールは針を使わずに皮膚表面に微細な通り道を作り、成分を皮膚の浅い層から真皮層までしっかりと届けます。

さらに、冷却機能による鎮静効果やボーア効果による新陳代謝活性化で肌にダメージを与えず全体のトーンアップ効果も期待できます。

肝斑に効くターゲットクールの特徴 

氷のイメージ

ターゲットクールは、1台で複数の美容効果を発揮できる導入機器です。

ターゲットクールには、ブースティングモード・クーリングモード・フリージングモードという3つのモードがあります。

  • ブースティングモード:薬剤を瞬時に氷結し、微細な氷の針として噴射することで、真皮層まで薬剤を効率的に届ける。薬剤導入・美肌や育毛など多様な施術に対応できる
  • クーリングモード:-10℃から5℃の低温CO2ガスを噴霧し、炎症や赤みを鎮める。レーザー後の鎮静ケアとしても有効
  • フリージングモード:極低温ガスを使って、イボや病変組織を凍結・除去する医療的処置に利用される

ターゲットクールは注射針を使わずに薬剤を導入できるのが特徴のひとつです。

そのため、施術時の痛みや出血のリスクを低減することができ、さらに、冷却効果で肌を守りながら薬剤を届けるため肌への負担も少なく済みます。

また、ターゲットクールが噴霧する低温のCO2ガスにより、血中の酸素解離が促進され、皮膚にムラなく酸素が行き渡るよう促します(ボーア効果)。

このボーア効果により、新陳代謝が活性化することで肌のターンオーバーが正常化し、肌全体の質感改善にもつながります。

肝斑に効くターゲットクールの効果 

顔を触る女性

ターゲットクールは導入するトラネキサム酸などの薬剤や目的に応じて、さまざまな美容効果をもたらします。

美肌効果

ターゲットクールでトラネキサム酸を導入すれば、肝斑やくすみの改善・美白効果が期待できます。

また、ヒアルロン酸やスキンブースターを導入することで、肌のうるおい・ハリ・弾力をアップさせます。

成長因子を導入することでコラーゲン生成を促進し、毛穴の引き締めや小じわ改善にも役立ちます。

炎症抑制

施術中の冷却作用とCO2ガスによる鎮静効果で、肌の赤みや炎症を抑えます

レーザーやダーマペン後のダウンタイムを短縮するためのアフターケアとしても有効で、ニキビや肌荒れの改善にも役立ちます。

薬剤導入効果

従来のイオン導入などでは難しかった大きな分子もターゲットクールなら真皮層まで届けられるため、幅広い肌悩みにアプローチできます。

肝斑の改善にターゲットクールを使うメリット 

メリット

ターゲットクールを活用することで、薬剤の浸透効率が高まり、肝斑治療の効果をサポートできます。

従来の注射や導入方法では届きにくい成分をターゲットクールの冷却システムで効率よく皮膚に取り込ませることができるのが大きな特徴です。

さらに、冷却機能によって施術中の不快感や赤みを軽減できるため、敏感肌の方や刺激に弱い方でも施術を受けやすいというメリットがあります。

針を使わないため痛みやダウンタイムが少なく済む場合が多く、忙しい方にも適しています。

ここでは、以下の4つのポイントから、メリットを詳しく見ていきましょう。

痛み・ダウンタイムが少ない

ターゲットクールは針を使わない施術のため、注射による痛みや内出血の心配がほとんどありません。

氷の粒子を肌に吹きかける仕組みで、施術中はひんやりと心地よい感覚を感じる程度という声があります。

ダウンタイムも少なめで、施術直後からメイクが可能なので、忙しい方や痛みに敏感な方にも向いています。

従来の導入法に比べて効果を実感しやすい

薬剤を氷の粒状にして皮膚に高速噴射するアイスニードリング技術により、肝斑治療で使用するトラネキサム酸を効率よく浸透させます。

従来の導入法よりも安定して成分を届けられ、施術後早い期間で透明感や明るさを実感しやすいのが特徴です。

また、薬剤が皮膚の浅い層に均一に広がることで、効果が長く続くことも期待できます。

美肌効果も期待できる

ターゲットクールでは、薬剤導入だけでなくCO2によるボーア効果も生じます。

二酸化炭素が皮膚に作用することで血行が促進され、酸素供給が高まり、新陳代謝やターンオーバーが活性化することでシミ改善だけでなく、ハリや弾力・キメの整った肌を目指せるのも特徴です。

肝斑改善にターゲットクールを使う副作用やダウンタイムは?

施術の説明を受ける女性

ターゲットクールは針を使わない非侵襲的な施術のため、ダウンタイムは短く、ほとんどの方が施術当日からメイクや日常生活を再開できます。

ただし、以下のような軽度の症状が一時的に現れる場合があります。

一時的な赤みやほてり

施術直後に肌が赤くなる場合がありますが、数時間から1日程度で自然に落ち着くケースがほとんどです。

ターゲットクールのクーリング機能により鎮静されやすく、他の施術方法よりも赤みやほてりは感じにくいという方も少なくありません。

腫れや過冷却による違和感

ごくまれに照射部位に軽度の腫れが出たり、冷却による刺激に敏感な方は不快感を感じる場合があります。

寒冷アレルギーの方は事前にその旨を医師に相談しましょう。

薬剤によるアレルギー反応

導入する薬剤に対してアレルギーがある方は、事前に必ず医師に相談することが重要です。

まれに赤みやかゆみなどのアレルギー反応が現れる場合があります。

施術を受けられない方

ターゲットクールは、以下のような方は施術が受けられない可能性があります。

  • 妊娠・授乳中の方
  • 重度の皮膚疾患や炎症がある方
  • 極度の冷感過敏症の方
  • 循環器疾患を持っている方 など

ターゲットクールは副作用が出ることはまれで、出たとしても数時間~数日程度で症状がおさまる場合が多いですが、万が一症状が長引く場合には、早めに医師に相談することが重要です。

また、施術後3~4時間は施術部位を擦る、紫外線に直接当たるなどの肌の刺激になる行動を避けましょう。

施術直後にサウナや入浴・過度の飲酒などの血流を促進する行動も控え、何か気になることがあればすぐに相談できるよう、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

まとめ

ターゲットクールは、肝斑治療においてトラネキサム酸をしっかりと導入できる点が大きな魅力です。

針を使わないため痛みやダウンタイムが少なく、美肌効果も同時に期待できます。

肝斑は繰り返しやすい性質があるため、症状や肌質に合った適切な治療を信頼できるクリニックで相談し、選ぶことが重要です。

BIJOU CLINIC』では、ターゲットクールを用いたトラネキサム酸導入を行っています。

患者様一人ひとりの肌の状態に合わせ、カウンセリングを通じて丁寧にオーダーメイドの治療を行っていますので、肝斑でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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