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ボライトはゴルゴ線やマリオネットラインに効果あり?適応やセルフケアについても紹介

肌質そのものを改善するとして話題の次世代ヒアルロン酸注入の「ボライト」は、さまざまなお悩みに効果的です。

なかでも、加齢によって目立つとされるゴルゴ線やマリオネットラインには、どの程度の効果があるのか疑問をもつ方も少なくありません。

この記事では、ボライトについて、ゴルゴ線やマリオネットラインへの適応、他の美容医療の施術などを幅広く紹介します。

ゴルゴ線やマリオネットラインに悩み、ボライトを検討している方はぜひご覧ください。

ボライトとは

ヒアルロン酸で潤うイメージ

近年注目されている肌育注射やスキンブースターと呼ばれる製剤のなかでも、ボライトはヒアルロン酸の一種で、アラガン社が製造、販売しているものです。

ここでは、ボライトについて詳しく紹介します。

ボライトの特徴

ボライト(ボライトXC)とは、アラガン社によって製造されているヒアルロン酸製剤のひとつです。

しかし、一般的なヒアルロン酸製剤とは異なり、皮下に注入して形を整えることが目的ではなく、真皮へ注入して美肌効果を得ることが目的の製剤です。

ヒアルロン酸は、高い保湿力で知られている物質で、もともと真皮に存在していますが、加齢や紫外線の影響を受けて徐々に減少していきます。

その結果、小ジワができたり、ハリ、ツヤが失われたりして年齢を感じる肌が気になる方も少なくありません。

ボライトは、失ったヒアルロン酸を補い肌をうるおいで満たす効果が期待されます。

ボライトの効果

ボライトには、以下のような効果が期待できます。

  • 保水力の向上
  • 小ジワの改善
  • ハリや弾力の向上
  • 自然な仕上がりを目指せる

ボライトは、真皮層に注入すると肌の保水力が上がって、乾燥による小ジワを改善する効果が期待できます。

さらに、コラーゲン生成を促す効果もあり、肌のハリや弾力を向上させることもメリットのひとつです。

ヒアルロン酸を直接皮下に注入する方法に比べて、一気に肌にボリュームが出るわけではないためナチュラルな仕上がりを目指せる点も特徴です。

ボライトの副作用やダウンタイム

ボライトの施術後は、赤みや腫れ、内出血などが生じる可能性があります。副作用は長くても数時間から3日程度で、自然に落ち着くことがほとんどです。

万が一、数日経っても症状が治まらない、どんどん酷くなっているなど、不安なことがあればすぐに施術を受けたクリニックに相談しましょう。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは

胸付近にクリームを塗ろうとする女性

老けた印象に見せるひとつである「ゴルゴ線」とは、どのようなものなのでしょうか。

ここからは、ゴルゴ線について詳しく紹介します。

ゴルゴ線の場所

ゴルゴ線は、目頭から頬の中央にかけて入るくぼみや溝のことです。漫画のゴルゴ13の主人公に似ていることからこの名称で呼ばれるようになりました。

老けて見えるだけではなく、疲れて見えることもあるため、他人へ与える印象に影響を及ぼすことが考えられます。

すべての人にできるわけではなく、生まれつきある人もいれば加齢に伴って目立つようになる方もいます。

ゴルゴ線ができる原因

ゴルゴ線は、10代や20代の頃から目立つ方もいます。その場合、骨格や肌の厚み、脂肪のつき方によって目立ちやすい傾向があるといえます。

しかし、加齢によって徐々に目立つようになってきた場合、脂肪の減少やコラーゲン、エラスチンの影響、目を酷使しているなどさまざまな原因が考えられます。

特に、コラーゲンやエラスチンは加齢とともに数が減って肌のハリや弾力を低下させ、たるみを発生させる原因となるため、注意が必要です。

また、他の部位のたるみと異なる点は、目の酷使によって眼精疲労が起こることも原因のひとつとなることです。

一度生じたたるみはセルフケアで改善するのは難しいため、日頃からスキンケアや紫外線対策を行うことが大切です。

ボライトはゴルゴ線に効く?

疑問を感じている女性

ゴルゴ線があると他人に与える印象が悪くなることがあるため、改善させたいと考える方は少なくありません。

ここからは、ボライトがゴルゴ線に効果があるかを紹介します。

ボライトのゴルゴ線への適応

ボライトは、真皮層への注入によってコラーゲンやエラスチンの生成を活発化させ、ハリや弾力を取り戻す効果も期待されています。

そのため、ゴルゴ線に注入することである程度の効果は期待できますが、ゴルゴ線の溝が深い方には適応しないケースがあります。

軽度~中等度で、乾燥や軽度のたるみが原因のゴルゴ線には適応となる可能性があるため、医師と相談のうえで決定しましょう。

ボライトをゴルゴ線に施術した場合の費用相場

ボライトは1ccあたりの費用で算出されることが多く、ゴルゴ線への注入は片側0.5~1ccが目安です。

また、1ccあたりの費用相場は3~10万円が一般的です。

2本目が安価になる、初回限定価格があるなど、クリニックによってさまざまな条件があるため、施術を検討する際は参考にしてみてください。

マリオネットラインとは

木々の中に佇む女性

ゴルゴ線と並べられることもあるマリオネットラインとは、どのようなものなのでしょうか。

ここからは、マリオネットラインについて詳しく紹介します。

マリオネットラインの場所

マリオネットラインは、唇の両端から顎にかけて伸びている溝のことで、人形の口元に似ていることからそう呼ばれています。

ほうれい線の下に出ることから、たるみが強くなると2つの線がつながって見えることもあります。

マリオネットラインができる原因

マリオネットラインができる原因は、ゴルゴ線と同様にコラーゲンやエラスチンの減少、筋肉の衰えなどと考えられています。

特に、首から口元にかけて伸びている広頚筋が衰えると、マリオネットラインができやすいとされます。

また、姿勢の悪さも口元の筋肉に緩みが生じることや、肌に栄養が送られにくくなることも、ハリや弾力が失われる原因です。

ボライトはマリオネットラインに効く?

水分のイメージ

たるみが強く目立つマリオネットラインに、ボライトはどのような効果があるのでしょうか。

ここからは、ボライトがマリオネットラインに効果があるかを紹介します。

ボライトのマリオネットラインへの適応

マリオネットラインもゴルゴ線と同様に、ボライトによる効果は限定的です。

たるみが軽度である初期のマリオネットラインや、乾燥が原因の軽度なたるみなどには効果が期待できる可能性もあります。

また、直接的に肌を持ち上げるヒアルロン酸が人工的に見えて抵抗がある方は、自然な仕上がりのボライトを選ぶこともあります。

ボライトをマリオネットラインに施術した場合の費用相場

ゴルゴ線と同様に、マリオネットラインへのボライトの注入量は片側0.5~1cc程度です。

そのため、1本あたりの費用として算出すると、1ccあたりの費用相場は3~10万円が一般的です。

ただし、注入量はたるみの深さや肌状態によって異なるため、医師の診断を必ず受ける必要があります。

ボライト以外の施術方法

医療スタッフの女性

ゴルゴ線やマリオネットラインの改善がボライトで難しかった場合は、他の施術を検討する必要があります。

ここからは、ボライト以外の施術方法について紹介します。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、くぼみや凹みが気になる部分にヒアルロン酸を注入することによって、物理的に肌を持ち上げる方法です。

頬の位置が上がったように見えることから、顔全体に立体感が生まれて若々しい印象を取り戻せるとされる施術です。

施術直後から効果を実感できます。

副作用には個人差がありますが、一般的には赤みや腫れ、内出血などが数日程度続くことが報告されています。

糸リフト

糸リフトは、コグ(トゲ)のついた医療用の特殊な糸を皮下に挿入して、たるみを組織から引き上げる方法です。

糸が体内で分解される過程でコラーゲンの生成が促され、うるおいやハリの向上も期待されます。

マリオネットラインへの効果は期待できますが、目元のゴルゴ線には糸リフトが選択されることは少ないです。

引きつれや違和感などが数日から1週間程度続きますが、自然に改善されます。

脂肪注入

脂肪注入とは、自身の太ももなどから採取した脂肪を加工して不純物を取り除き、ボリュームを増やしたい部位に注入する方法です。

注入された脂肪は生着して半永久的に持続するとされ、コラーゲンの生成も促します。

リスクとして脂肪を採取した箇所と注入した箇所の両方に副作用が出る可能性があることが挙げられます。

多くは腫れやむくみ、内出血などの一時的な症状ですが、まれに感染や脂肪壊死などの合併症が生じることもあるため、クリニック選びや事前のリスクの把握が重要です。

ゴルゴ線やマリオネットラインを作らないための生活習慣

スキンケアクリーム

ゴルゴ線やマリオネットラインを作らないためには、普段からスキンケアや生活習慣に気をつける必要があります。

ここからは、予防のための生活習慣について詳しく紹介します。

紫外線対策

ゴルゴ線やマリオネットラインを作りだしてしまう原因のひとつに、コラーゲンやエラスチンの減少が挙げられますが、これらは紫外線を長期的に浴びることで破壊、分解されやすい特徴があります。

この現象は光老化と呼ばれており、紫外線の影響はすぐに現れる日焼けだけではなく、真皮にまで及んでいると考えられています。

そのため、紫外線を浴びないようにする日傘や帽子を活用することや、日焼け止めを塗ってケアすることが大切です。

特に、汗をかく季節は日焼け止めをこまめに塗りなおすなどの工夫が必要です。

乾燥対策

ゴルゴ線やマリオネットラインは、乾燥が原因となることがあるため、洗顔後の保湿はしっかりと行う必要があります。

朝晩の洗顔をしたあとは、化粧水や乳液、クリームなどを用いて肌の保湿を行いましょう。

また、乾燥する季節はスプレータイプのミストを使用して日中の保湿も欠かさないことが重要です。

保湿タイプの美容液を使用すると、より肌を整えられる可能性があるため、乾燥が気になる方は使用してみてください。

表情筋ストレッチ

筋肉の衰えもたるみの原因となることがあるため、表情筋を鍛えると予防効果が期待できます。

ただし、やりすぎや強い力でのマッサージは、摩擦を与えて他の肌トラブルを引き起こす可能性があるため控えましょう。

十分な休息

寝ている間は成長ホルモンが分泌されるといわれているため、十分な睡眠時間を確保することも重要です。

十分な睡眠時間を確保できていないと、ターンオーバーが促進されずハリが失われる原因になることがあります。

また、特にゴルゴ線は目の酷使による影響が懸念されることから、目を休ませることも予防につながります。

さらに、ストレスがたまると肌に悪影響を及ぼす可能性があるため、ため込みすぎないよう注意が必要です。

まとめ

ボライトは、肌質改善を目的としてさまざまな効果が期待できます。ただし、深いたるみや進行しすぎた溝には効果が現れないこともあります。

医師とよく相談のうえで、希望の施術と改善したい肌悩みによって施術を検討しましょう。

BIJOU CLINICでは、ボライトをはじめとした肌育注射を多数取り扱っています。

患者様のご希望と肌の状態をしっかりと見極めて施術を提案するため、お悩みの方はぜひご相談ください。

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