ボライトは手打ちがいい?一般的な施術方法やメリット、注意点を解説

肌の潤いやハリの改善を目指す美容医療として、ボライトが話題になることがあります。

肌にヒアルロン酸製剤を注入することで、肌の保水力をサポートし、小ジワや肌質の悩みにアプローチする施術として少しずつ認知されるようになりました。

しかし、施術を検討するにあたり、「ボライトは手打ちがいいの?」と疑問を持つ方も少なくありません。

そこで、この記事では、ボライトの一般的な施術方法、施術によって期待されるメリット、事前に知っておくべき注意点について詳しく解説します。

ボライトとは

注射器を持つ手

ボライトは、肌のうるおいやハリをサポートするために開発されたヒアルロン酸製剤で、ジュビダームビスタシリーズのなかのひとつです。

一般的なヒアルロン酸注射は、シワやへこんだ部分のボリュームアップが主な目的ですが、ボライトは異なります。

ボライトは極端なボリュームアップを行わず、肌が本来持っている水分を保つ力をサポートすることが目的です。

注入されたボライトのヒアルロン酸が、肌の内部で水分を保持し、キープする働きを助けます。

乾燥による小ジワや、肌のキメが乱れた印象などの悩みへのアプローチが期待されている施術です。

顔はもちろん、首や手の甲など、潤いやハリが欲しいさまざまな部位に使われています。

ボライトの注入方法は手打ちが一般的

注射器でアンプルから薬剤を吸い上げる手

ボライトの注入では、手打ちもしくはカニューレを用いた注入方法を提供するクリニックがありますが、手打ちが一般的です。

手打ちでは、医師が極細の針を用いて、ボライトの製剤を少量ずつ、皮膚の浅い層に細かく注入していきます。

患者さんの肌状態に合わせて柔軟に施術を調整しやすいのが手打ちの特徴です。

一方の、カニューレは先端が丸みを帯びているため、血管を傷つけにくいのが特徴です。

そのため、内出血のリスクも少ない傾向にあります。

とはいえ、手打ち・カニューレのいずれも技術力が求められるため、施術方法でクリニックを選ぶのではなく、実績や症例数などもチェックしたうえで相談先を決めることが重要です。

ボライトにおける手打ちのメリット

医療用トレーに置かれた注射器とアンプル

ボライトの施術方法の一つである手打ちにはさまざまなメリットがあります。

具体的に、どのようなメリットが期待できるのか、以下で見ていきましょう。

一人ひとりの肌状態に合わせやすい

手打ちは、目の前の患者さんの肌の状態に合わせて、柔軟に施術を調整できるのが特徴です。

肌は、場所によって厚みや弾力、乾燥の度合いが異なります。

実際、同じ頬でも、中心やフェイスラインなどの場所、年代、肌質などによって異なるのが一般的です。

医師は、経験や知識にもとづいて、適切に調整しながら進めていきます。

ボライトの注入は繊細であるからこそ、医師の経験や知識が必要となるのです。

「この部分は少し浅めに」「このあたりはもう少し上のほうに」といった、ミリ単位の微調整ができるのは手打ちならではです。

角度や注入量を調整しやすい

ボライトにおける手打ちでは、針の角度や注入する量を、医師が調整できます。

ボライトは、肌のボリュームアップではなく、全体的な肌質の改善を目的としているものです。

そのため、製剤を一か所に注入して固めるのではなく、均等に分散させることが重要とされています。

仮に、注入が深すぎると、せっかくの製剤が狙った層に届きにくくなる可能性があるでしょう。

逆に、注入が浅すぎると、一時的な凸凹が生じやすくなることもあります。

手打ちは、医師が注射器を微調整しながら、適切な深さへ均一に行き渡りやすくなるのが特徴です。

この手打ち特有の繊細な施術方法が、ボライトの成功に影響するとされています。

口元や目の周りも安全に施術しやすい

口元や目の周りは、顔の中でも特に皮膚が薄く、デリケートな部分です。

また、多くの血管や神経が集中している場所でもあります。

手打ちという施術方法は、上記のようなデリケートな場所に適していると考えられています。

目の下のギリギリのラインや、唇に近い部分などは、細かく微調整できる手打ちでの施術が望ましい場合があるのです。

実際、手打ちであれば、医師が目視で確認したり、指先の感覚を頼りにしたりしながら、施術を進められます。

血管や神経を避けながら、細心の注意を払って製剤を注入しやすいものです。

安全性を考慮しながら、細かな部分やギリギリのラインまで施術したい場合に、手打ちは適した施術方法といえるでしょう。

首や手の甲などの曲線がある場所も施術しやすい

ボライトは、顔だけでなく、首のシワや手の甲の乾燥にも使われることがあります。

ただ、上記の部位は顔とは異なり、面積が広いうえに皮膚が動きやすく、カーブや凹凸があり、製剤を均一に入れることが難しい場所です。

手打ちであれば、医師が片手で皮膚を固定したり、カーブに合わせて針の向きを変えたりしながら、柔軟に対応できます。

顔以外の部位にも、ムラなく製剤の特性を活かして注入できるのが、手打ちのメリットの一つです。

ボライトを手打ちで受ける際の注意点

注射器を持つ手

ボライトにおける手打ちの施術は、さまざまなメリットがある一方、あらかじめ知っておきたい注意点もあります。

いざ施術を受けてから後悔することにならないよう、以下の注意点をおさえておきましょう。

医師の技術力の影響を受けやすい

手打ちの施術は、医師が一つひとつの注入を手作業で行うため、施術を行う医師の技術や経験が仕上がりに影響する可能性があります。

ボライトは、肌の浅い層にごく少量ずつ、均一に注入することで、製剤が持つ力を引き出すように設計されています。

もし、注入の深さや注入量が均一でない場合、製剤の広がり方にムラが生じたり、製剤が原因の凸凹が見られたりするかもしれません。

特に、皮膚の薄いエリアやデリケートな部分は、繊細な技術力が求められるものです。

注入量をほんの少し誤るだけでも、不自然に目立つ凹凸が生じる恐れがあります。

そのため、ボライトの特性を理解し、注入技術に関する十分な知識と経験を持った医師の施術を受けることが重要です。

カウンセリングを丁寧に行ってくれるクリニックを選ぶ

ボライトの施術を検討する際には、事前のカウンセリングを重視し、丁寧に行ってくれるクリニックを選ぶことが望ましいです。

ボライトはボリュームアップではなく、肌質のサポートを目的としています。

そのため、現在の肌の悩みや目指したい状態を共有できていないと、満足度の高い仕上がりにつながりにくくなります。

「乾燥が特に気になるのはどの部分か」「小ジワが目立つのは顔を動かした時か、無表情の時か」など、細かなヒアリングがあるか確認しましょう。

クリニックによっては、上記のようなカウンセリングを重視しておらず、大まかな情報のみで独自に施術を行う可能性もあります。

場合によっては、望んでいなかった方針で施術が進められてしまうかもしれません。

自分の希望や悩みなどを丁寧に聞き取ってくれるようなクリニックを選ぶことが、施術の成功につながるでしょう。

注射器による副反応が見られる場合がある

ボライトの施術は、ヒアルロン酸製剤を注射器で注入するため、施術後に一時的な副反応が見られる場合があります。

手打ちの場合、広範囲に細かく針を刺す回数が多くなるため、赤みや腫れが生じることがあるのです。

主に、針を刺した刺激によるものであり、注入直後に患部が赤くなったり、軽く腫れたりすることがあります。

また、ボライトの副反応の一つとして、内出血も挙げられます。

注射器の先が細い血管に針が触れると青紫色のアザのように内出血が生じることがが少なくありません。

ただ、いずれの副反応も時間の経過とともに目立ちにくくなるのが一般的です。

個人差はあるものの、数日から2週間程度で副反応が落ち着くことが多い傾向にあります。

副反応のリスクがある施術であるため、大事な予定直前の施術は避けるなど、スケジュールを考慮することも望ましいとされています。

なお、万が一、副反応の症状が長引いたり、強く出たりした場合は、速やかに施術を受けたクリニックに相談することが大切です。

ボライトの費用について

豚の貯金箱を手のひらに乗せる医師

ボライトの施術費用は、クリニックによって大きく異なります。

また、費用に含まれる内容についても、クリニックごとに差があるため、契約前に確認しておくべきことも多いです。

ここからは、ボライトの費用について解説していきます。

費用相場は1ccあたり10万円前後

ボライトの1ccあたりの費用相場は、おおよそ7万円から12万円程度であり、概ね10万円前後とされています。

一般的に、ボライトは1本あたり1ccの製剤として提供されることが多いです。

そのため、クリニックの診療メニューなどでも、1cc○○円と表記されていることが少なくありません。

ただし、使用量は施術部位や目標などによって差があるため、一概にはいえません。

顔全体や首などの広範囲に施術を行う場合、一般的に2ccから4cc程度の使用を提案されることがあります。

施術を希望する部位と照らし合わせながら、想定される使用量から費用感をイメージしてみるとよいでしょう。

麻酔代や初診・再診料が含まれているかの確認が必要

施術費用を比較する際、クリニックが提示している費用が、総額であるのか、それとも製剤代のみであるのかを確認する必要があります。

提示されている金額以外にも、別途請求される費用項目が存在する可能性があるからです。

たとえば、手打ちの場合は手技料として、製剤代とは別の費用を請求されることがあります。

施術を担う医師の技術に対する費用として、設定されていることがあるのです。

また、製剤の費用とは別に、麻酔代が請求されることもあります。

手打ちによるボライト施術では、痛みを軽減するために麻酔クリームを使用することが一般的です。

麻酔クリームの費用が、施術料金に含まれているか、別料金となるかをあらかじめ確認しておきましょう。

なお、初診料や再診料もチェックしておくことが望ましいとされています。

初診料とは初めてそのクリニックを訪れる際にかかる費用、再診料は2回目以降のカウンセリングにかかる費用のことです。

いずれも、クリニックによっては施術料金には含まれておらず、別途請求される場合があります。

ホームページのみでは費用を把握しきれない場合もあるため、問い合わせの段階やカウンセリングの際に費用を確認しておきましょう。

価格だけでクリニックを選ぶことは避ける

「費用が相場よりも安いから」といった価格だけを理由にクリニックを選ぶことは好ましくありません。

ボライトの施術を受けるにあたって、重要なのは医師の技術力や知識の豊富さなどであるからです。

医師の実績や知識、技術力などを無視してクリニックを選んでしまうと、理想とは異なる仕上がりになってしまうかもしれません。

場合によっては、想定していたような仕上がりにならなかったり、せっかくお金をかけて施術を受けたのに変化を得られなかったりする可能性があります。

もちろん、継続しやすい価格帯のクリニックを選ぶことも重要ですが、医師の実績や技術力にも目を向けてみましょう。

ちなみに、医師の実績や経験などは、クリニックのホームページで公開されていることが多いです。

さまざまなクリニックのホームページをチェックし、信頼できそうな相談先を探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回の記事では、ボライトの施術における手打ちの注入方法について解説しました。

一般的な注入方法は、医師が手作業で細かく製剤を注入する手打ちであり、メリットも多い施術方法です。

しかし、医師の技術力に仕上がりが左右されたり、特有の副反応が見られたりするなど、注意点もあります。

ボライトで失敗したくないと考えている方は、ぜひこの記事の内容を参考にしながら、信頼できるクリニックに相談してみましょう。

BIJOU CLINICでは、手打ちによるボライト施術を提供しています。

さまざまな症例に対応してきた医師が、丁寧にカウンセリングを行ったうえで施術を担当します。

ボライトが初めての方も、まずはお気軽にご相談ください。

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