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2026年2月6日
ほうれい線は、若い世代でも気になる方が多く、実年齢以上に見えてしまうこともあるため悩みを感じている方が少なくありません。
近年、ほうれい線を埋めるのではなく、肌質から改善する治療として注目されているのが、ボライト(ジュビダームビスタボライトXC)です。
しかし、「ボライトはほうれい線に効果があるの?」「他の施術との違いは?」といった疑問をもっている方もいるでしょう。
この記事では、ボライトの特徴と他のヒアルロン酸製剤との違いといった基本的なことから、ほうれい線への具体的な効果や持続期間・副作用やダウンタイムなどを、わかりやすく解説します。

ボライト(ジュビダームビスタボライトXC)は、肌のうるおいやハリを内側から整えることを目的としたヒアルロン酸注入治療です。
年齢とともに感じやすくなる乾燥やハリ不足、小ジワといったお悩みに対して、肌本来の力をサポートする肌育という考え方でアプローチします。
ここでは、ボライトの詳しい特徴や効果・副作用・他のヒアルロン酸製剤との違いについて解説します。
ボライトの大きな特徴は、真皮層に直接ヒアルロン酸を届けることで、肌の水分環境を整える点にあります。
肌の内側にうるおいが行き渡ることで、乾燥しにくく、なめらかでやわらかな質感へと導いてくれます。
また、ボライトは日本で厚生労働省から肌質改善を目的とした使用が認められているヒアルロン酸製剤です。
【参照】アラガン・ジャパン株式会社『肌質改善*を目的とした新たなヒアルロン酸注入材「ジュビダームビスタ ボライトXC」発売開始』
1回の施術でも比較的長く効果が続くとされており、定期的なスキンケアでは物足りなさを感じている方にも向いています。
スキンケアだけでは肌悩みを解決できない、肌育注射で肌環境を整えたいと感じている方に選ばれやすい施術といえるでしょう。
一般的なヒアルロン酸注射は、ほうれい線を持ち上げたり、輪郭を整えたりと、見た目の形を変えることを目的としています。
一方でボライトは、肌質そのものを整えることを目的としたヒアルロン酸です。
ボライトは以下のような方に向いています。
ヒアルロン酸を直接注入する方法のようにボリュームを出す施術ではないため、注入後も違和感が出にくく、ナチュラルな仕上がりが特徴です。
ボライトを注入することで、次のような変化が期待できます。
ボライトが真皮層に注入されると肌の保水力が上がり、肌がうるおい、小ジワが目立ちにくくなります。
また、コラーゲンやエラスチンの生成を促す作用もあるため、肌のハリや弾力が改善し、肌表面がなめらかになる効果が期待できます。
【関連記事】
ボライトの効果のピークはいつ?他のヒアルロン酸製剤との違いや料金も紹介
ボライトは安全性に配慮されたヒアルロン酸製剤ですが、注射による施術のため、いくつかの反応が出ることがあります。
主なものとしては、以下の副作用が考えられます。
これらは数日から1週間ほどで自然に落ち着くことがほとんどです。
まれに、しこりや違和感、アレルギー反応が起こることや、血管閉塞などの重篤な副作用が起こる可能性もあります。
そのため、少しでも違和感を覚えたら無理に様子を見ず、早めにクリニックへ相談することが大切です。
【関連記事】
ボライトXCに副作用・リスクはある?対策と回復を早めるアフターケアのポイント

ほうれい線は、加齢や外部からのダメージなどが複合的に作用し目立つようになります。
治療を検討する際には、まず、ほうれい線が濃くなる原因を知っておくことが大切です。
ほうれい線が目立つ原因として主に挙げられるものは以下の通りです。
| 原因 | 内容 |
| 肌のハリ・弾力の低下 | 加齢などによりコラーゲンやエラスチンが減少し、頬を支える力が弱まる |
| 表情筋の衰え | 筋肉が皮膚や脂肪を支えきれず、下方向にたるみやすくなる |
| 乾燥・紫外線ダメージ | 肌の保水力が低下し、小ジワやたるみが進行しやすくなる |
| 生活習慣や癖 | 姿勢や寝方、表情の使い方によってシワが固定されやすくなる |
| 骨格・歯並び | 頬骨や顎の形、歯茎の状態によりほうれい線が強調されることがある |
ほうれい線の治療を検討する際は、原因を見極め、自分に合ったケアや施術を選ぶことが重要です。

一般的なヒアルロン酸注射とは異なるボライトがほうれい線に効果があるのか気になっている方も少なくありません。
結論からいうと、ボライトはすべてのほうれい線に適しているわけではありませんが、原因や状態によっては効果が期待できる治療です。
ここでは、ボライトのほうれい線への効果や本数・費用相場について詳しく解説します。
ボライトは、真皮層にヒアルロン酸を注入することで、肌の保水力を高め、ハリや弾力を底上げする治療です。
そのため、乾燥や軽度のたるみが関与しているほうれい線に対しては、溝を目立ちにくくする効果が期待できます。
一方で、骨格の影響が強い場合や、深く刻まれたほうれい線では、ボライト単独では十分な変化が得られないこともあります。
自身のほうれい線にボライトが効果的かどうかは、カウンセリングで医師と相談のうえ決定することが大切です。
ほうれい線へのボライト注入量は、片側あたり0.5~1cc程度がひとつの目安とされています。
ほうれい線の深さや肌質、左右差によって必要な量は異なるため、実際の注入量は医師の診察をもとに調整されます。
その他の部位の本数に関しては、以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】
ボライトXCは全顔で何本必要?部位別目安と料金・他治療との違い
ほうれい線への施術では、使用量に応じて費用が決まります。
費用相場は、1ccあたりおおよそ5万〜10万円前後が目安とされています。
クリニックによっては、初回限定価格や2本目以降の割引などが用意されていることもあるため、確認してみましょう。
ただし、施術を検討する際は、価格だけでなく、診察の丁寧さや治療方針の説明が十分かどうかも含めて比較することが大切です。

ボライトをほうれい線に施術した際にどのくらいの期間で効果が出るか、気になる方も少なくありません。
ここでは、ボライトの効果持続期間と施術頻度の目安を詳しく紹介します。
ボライトの肌質改善効果は、およそ6〜9ヶ月程度持続するとされています。
これは、ボライトが体内でゆっくり分解される性質を持つヒアルロン酸製剤であるためです。
施術から3〜4ヶ月ほど経過した頃に、肌のハリやなめらかさが安定しやすく、ほうれい線の印象が和らいだと感じる方もいます。
その後は少しずつ効果が穏やかになっていきますが、急激に元に戻るというよりも、徐々に変化していくのが特徴です。
生活習慣や肌状態によって持続期間には個人差があるため、あくまで目安として考えましょう。
ボライトの効果を安定して保ちたい場合は、半年〜1年に1回程度の施術がひとつの目安とされています。
定期的に続けることで、肌の水分環境やハリ感を維持しやすくなります。
無理に頻度を増やす必要はなく、肌の状態やご希望に合わせて医師と相談しながら決めることが大切です。

ほうれい線治療にはさまざまな肌育施術がありますが、それぞれ作用する層や効果の持続期間、得意とする悩みが異なります。
ここでは、ボライトと主要な肌育施術との比較について解説します。
水光注射は、ヒアルロン酸や成長因子などを肌の浅い層に細かく注入し、うるおいとツヤを与える施術です。
肌表面がなめらかに整うことで、乾燥によって目立っていたほうれい線の印象がやわらぐ効果が期待できます。
ただし、非架橋ヒアルロン酸を使用するため、効果の持続期間は約1か月と短めです。
ボライトは真皮に作用し、より長期間にわたって肌の水分保持力を高められる点が、水光注射との大きな違いです。
【関連記事】
肌育注射と水光注射は何が違う?それぞれの施術の特徴・副作用・ダウンタイムも解説
リジュランやジュベルックは、線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの産生を促す再生型の肌育注射です。
回数を重ねることで肌の弾力が回復し、ほうれい線が徐々に浅くなっていく可能性があります。
即効性というよりも、根本的な肌質改善を目指せる点が特徴で、月に1回施術を行うことが推奨されるため、ボライトよりも施術頻度が多くなります。
ボライトとリジュランは併用することで相乗効果が期待できます。
【関連記事】
ボライトとリジュランを併用するメリットは?それぞれの特徴や注意点を紹介
プロファイロは、低分子と高分子ヒアルロン酸の複合体が顔全体に拡散し、自然なボリュームとハリをもたらす施術です。
肌全体がふっくら整うことで、その変化に伴いほうれい線が浅く見える効果が期待されます。
ただし、溝を直接改善する治療ではないため、深いほうれい線には適応にならない場合もあります。
ボライトはプロファイロよりも真皮の保水改善に特化しており、乾燥や小じわが関与するほうれい線に適している点が違いです。

ボライトではほうれい線の改善が難しい場合、他の施術を選択する必要があります。
ここでは、ほうれい線に効果がある美容施術を表でまとめました。
| 施術名 | 主な作用 | ほうれい線への効果 |
| 糸リフト | 物理的なリフトアップ+コラーゲン刺激 | たるみが原因のほうれい線を引き上げて改善 |
| ヒアルロン酸注射 | ボリューム補填 | 深く刻まれたほうれい線をふっくら目立ちにくくする |
| 脂肪吸引 | 頬の余分な脂肪除去 | 脂肪の重みでできるほうれい線を軽減 |
| ボトックス注射 | 筋肉の動きを抑制 | 笑ったときに強調されるほうれい線を緩和 |
| 脂肪注入 | 自己脂肪によるボリューム補填 | ほうれい線を自然にふっくらさせる |
これらの施術の中でどれを選択するかは、カウンセリング・診察を通して医師の判断や提案を受けて決めます。
また、施術を組み合わせてほうれい線だけでなく顔全体の肌質の底上げを行うことで、より自然な仕上がりとなる場合も多いため、医師と相談のうえ、選択しましょう。

ほうれい線は日々のセルフケアによって、進行を抑えたり目立ちにくくしたりすることができる場合があります。
肌や筋肉に負担をかけない方法を継続することで、将来的な深いシワの予防にもつながるため、毎日の生活に無理なく組み込める方法を選びましょう。
ここでは、日常に取り入れやすいほうれい線へのセルフケアを紹介します。
ほうれい線は、口周りや頬の筋力低下によって目立ちやすくなります。
表情筋トレーニングを取り入れることで、皮膚を支える力を保ち、たるみの予防につながります。
口を大きく動かして発声したり、口角を意識的に引き上げたりする動作は、日常生活の中でも実践しやすい方法です。
短時間でも毎日続けることが重要なので、無理のない範囲で長期的に行いましょう。
紫外線は、肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、ほうれい線を深くする大きな要因です。
外出時は日焼け止めを使用し、顔全体にムラなく塗布することが基本となります。
また、帽子や日傘などを併用し、紫外線を直接浴びない工夫も効果的です。
紫外線は室内にも入り込むため、日常的な対策を習慣化することが、将来的なシワ予防につながります。
乾燥した肌は弾力を失いやすく、ほうれい線が強調されやすくなります。
洗顔時は刺激を与えすぎないよう注意し、洗顔後は速やかに保湿を行いましょう。
化粧水で水分を補給した後、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めることが大切です。
セラミド、ヒアルロン酸などが入ったものが乾燥予防に効果的です。
口元は特に乾燥しやすいため、重ね付けするなど丁寧なケアを心がけると、肌のコンディション維持に役立ちます。
生活習慣の乱れは、肌の老化を早め、ほうれい線だけではなく健康状態にも影響を及ぼす要因のひとつです。
十分な睡眠をとることで、肌の修復やコラーゲン生成が促されます。
また、栄養バランスのとれた食事や適度な運動は、血行を改善し、肌全体のハリを支える効果が期待されるでしょう。
ストレスをため込まないことも重要で、心身のリラックスは肌状態の安定につながります。
ボライトは、ほうれい線を自然に目立たなくしたい方に適した施術です。
従来のヒアルロン酸注射のように溝を直接持ち上げる治療ではなく、肌の水分保持力やハリを高めることで、ほうれい線を内側から改善する点が大きな特徴です。
一方で、ほうれい線の深さや原因によっては、ヒアルロン酸注入やHIFU、糸リフトなど、他の施術と組み合わせることでより効果が期待できる場合もあります。
『BIJOU CLINIC』では、ほうれい線の状態やお悩みに合わせて、ボライトが適しているかどうかを丁寧に診断し、患者様一人ひとりに適した治療プランをご提案しています。
ほうれい線治療で迷われている方は、まずはお気軽にご相談ください。