MENU

ボライトの効果のピークはいつ?他のヒアルロン酸製剤との違いや料金も紹介

「肌のハリがなくなってきた」「小ジワや毛穴が気になる」といった悩みに注目されているのが、肌質改善に特化したヒアルロン酸製剤『ボライト』です。

今までのヒアルロン酸製剤とは異なり、ナチュラルに美肌を叶えることができると人気を集めています。

この記事では、ボライトの効果やピークの他、持続期間や料金の目安、メリット・デメリットまで詳しく解説します。

ボライトとは?

ヒアルロン酸のみずみずしいイメージ

ボライトは、アラガン・ジャパン株式会社によって製造され、厚生労働省の認可も取得している新しいヒアルロン酸製剤です。

ボライトを真皮層に直接注入することで、皮膚内のヒアルロン酸製剤が補い、肌のキメを整えて保水力を高める効果が期待されています。

ボライトの効果とは?

頬に手を当てて美肌を実感する女性

ボライトは、従来のヒアルロン酸製剤とは異なり『肌質そのものの改善』を目的とした治療です。

ボライトを注入することにより、肌の保水力やバリア機能を高め、小ジワや毛穴の開きなどを改善し、内側からハリと弾力を取り戻す効果が期待できます。

肌のハリ・弾力アップ

ボライトを真皮層に細かく均一に注入することで、肌全体に潤いを行き渡らせます。

その働きによって、線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンの産生が促されるため、加齢で失われがちな肌の弾力が回復につながります。

従来のヒアルロン酸製剤の効果が『ボリュームを出す注入治療』であったのに対し、ボライトは『質感を底上げする治療』である点が特徴です。

たるみやしぼみが気になる肌に内側からハリを与えることで、自然な若返り効果が期待できます。

小ジワ改善・毛穴の引き締め

ボライトの注入では、乾燥や紫外線、加齢によって目立つようになる小ジワや毛穴の開きにも改善が期待できます。

真皮層に潤いを補うことで肌にふっくら感が出て凹凸が目立ちにくくなり、毛穴の引き締めによって化粧崩れしにくくメイクのりも良くなる効果を感じる方もいます。

従来の治療では難しかった『細かいシワ』や『毛穴の広がり』に対応できる点も、ボライトならではの大きな魅力です。

ボライト注入をすることにより、年齢による肌悩みに総合的にアプローチし、透明感のあるなめらかな肌質へ導きます。

保水力の向上による乾燥対策

ボライトは高い保水性を持つヒアルロン酸製剤を使用しているため、注入後は真皮層に潤いの貯水庫をつくるイメージで肌を保湿する作用があります。

これにより乾燥を防ぎ、内側からしっとりとした潤いのある肌を長期間維持して肌トラブルを予防する効果が期待でき、特に冬場の乾燥や、エアコン環境による肌荒れに悩む方に適しています。

また、潤いが持続することでターンオーバーが整い、肌のキメ改善につながる点もメリットです。

外側からのスキンケアでは補いきれない水分を内側から満たすことで、健やかでみずみずしい肌へ導きます。

ボライトの効果のピークはいつ?

カレンダーと時計

ボライトは施術直後から肌の潤いや質感の変化を感じられることもありますが、特に効果を実感しやすいのは数ヶ月後です。

ボライトは効果の長さが大きな特徴であり、自然な変化を早い段階で感じつつ、時間の経過とともにさらに肌質改善を実感していく傾向にあります。

ここでは、その効果の現れ方やピークの時期、持続期間について詳しく解説します。

3~4ヶ月後がピーク

ボライトの効果は施術直後から効果が期待できますが、効果のピークは3~4ヶ月後に訪れます。

これは注入されたヒアルロン酸製剤が真皮層に均一に広がり、線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの産生が促進されるためです。

肌内部の環境が整うまでに一定の時間がかかるため、施術直後よりも数ヶ月後に肌質の変化を感じやすい傾向にあります。

持続的にハリや潤いを高める点が、従来のヒアルロン酸製剤と大きく異なる特徴です。

施術直後

ボライトでは、施術直後から肌の潤いが増し、ふっくらとした質感の変化を感じられる方もいます。

特に、乾燥小ジワや肌のツヤ不足は比較的早い段階で効果を感じやすい傾向にあります。

従来のボリューム注入系ヒアルロン酸製剤では「変化が大きすぎるのでは」「不自然な仕上がりになるのでは」と不安を感じる方も多いでしょう。

その点、ボライトは施術直後でも違和感が少なく、自然な仕上がりを目指せます。

効果の持続期間

ボライトの効果持続期間は、およそ6~9ヶ月とされています

ヒアルロン酸製剤の分解速度や生活習慣によって個人差はありますが、多くの場合半年以上は肌質改善効果が続いていく傾向にあります。

ただし、効果を持続させたい場合は、定期的なメンテナンス施術が推奨されます。

施術間隔は半年〜1年に1回程度が目安ですが、自分の希望に合わせて医師と相談してみるといいでしょう。

ボライトと他のヒアルロン酸製剤との違いは?

均等な重さのプラスとマイナスのブロック

ヒアルロン酸製剤と一口に言っても、その目的や効果は製剤によって大きく異なります。

ここでは、ボライトと他のヒアルロン酸製剤との違いを整理してみましょう。

『ボリュームアップ』ではなく『肌質改善』に特化

従来のヒアルロン酸製剤は、ほうれい線を浅くしたり、加齢によるボリュームの減少を補ったりと、主に『形』を整える目的が中心でした。

そのため、見た目の変化が大きく、場合によっては不自然さが出やすい点がデメリットとされることもありました。

ボライトは開発の段階から『肌質そのものの底上げ』を目指しているため、顔の形を大きく変えるのではなく、肌全体に潤いとハリを与え、全体の質感を整える方向にアプローチします。

自然な仕上がりを求める方や、シワやたるみはもちろん、乾燥や毛穴の開きなど幅広い悩みに対応したい方から選ばれています。

自然な仕上がりとダウンタイムの短さ

ボライトは少量のヒアルロン酸を肌全体に均一に注入するため、施術後の腫れや内出血が比較的少なく、ダウンタイムも短い傾向にあります。

「治療したことを周囲に知られたくない」「自然な若返りを求めたい」という方に選ばれやすい施術です。

また、施術翌日からメイクが可能なケースも多く、仕事や日常生活に影響を与えにくい点から、男女を問わず幅広い年齢層に人気を集めています。

他のヒアルロン酸製剤との比較

同じアラガン社の製剤である『ボリューマXC』や『ボリフトXC』は、主に輪郭形成や深いシワの改善を目的に使用されるヒアルロン酸です。

これらは、顔のボリュームをしっかり補う力が強く、リフトアップや立体感を出すことに適しています。

対してボライトは『肌質改善』に特化しているため、小ジワや毛穴の開き、乾燥へのアプローチに向いています。

「形をつくる製剤」がボリューマXCやボリフトXCだとすれば、「質感を整える製剤」がボライトといえるでしょう。

施術目的や仕上がりイメージに応じて適切に使い分けることが重要であり、医師とのカウンセリングで最適な製剤を選ぶことが満足度につながります。

ボライトのメリット・デメリットと注意点

メリットとデメリットと書かれたブロック

ボライトはメスを使わずに行える注入治療であり、他の美容医療と比べて体への負担が少ない点で注目されています。

ただし、どのような美容医療にも共通して言えるように、メリットだけでなくデメリットや注意すべき点も存在します。

効果を正しく理解し、安全に施術を受けるためには、両面の特徴を知っておくことが大切です。

ここでは、ボライトのメリット・デメリット、そして施術を検討する際に押さえておきたい注意点について解説します。

メリット

ボライトの最大のメリットは、小ジワや毛穴の開き、乾燥によるくすみなど、肌質そのものの改善を目指せる点です。

また、仕上がりが自然で、メスも使用しないため、初めて美容医療を受ける方にも選ばれています。

効果は数ヶ月後にピークを迎え、その後も6~9ヶ月と長く続く傾向にある点も魅力です。

デメリット

一方で、ボライトは『即効で劇的に若返る』という治療ではありません。

効果の出方はゆっくりとしたスピードのため、リフトアップや深いシワの改善に即効性を求める方には物足りなく感じられることがあります。

また、効果は徐々に薄れていくため、良い状態を維持したい場合は定期的なメンテナンスが必要です。

注入部位や医師の技術によっては、腫れや内出血といった一時的な副作用が起こる可能性もあるため、これらのデメリットを理解した上で施術を検討することが大切です。

注意点

ボライトは厚生労働省に承認されたヒアルロン酸製剤であり、一定の安全性が認められていますが、肌に注入する美容医療である以上、リスクをゼロにすることはできません。

(参照:アラガン・ジャパン株式会社『肌質改善*を目的とした新たなヒアルロン酸注入材 「ジュビダームビスタ ボライト XC」発売開始』)

施術を受ける際には、必ず経験豊富な医師のカウンセリングを受け、自分の肌状態に合った治療であるかを確認しましょう。

また、効果の感じ方や持続期間には個人差があるため、事前に現実的な期待値を持つことも重要です。

アフターケアや再施術のタイミングについても、信頼できるクリニックで相談することで、満足度の高い仕上がりに近づけるでしょう。

ボライトの費用の目安

電卓と電球

ボライトの費用は、施術を行う医療機関やクリニックの方針、医師の技術料、使用する薬剤の量によって異なります。

施術の際は、料金だけで判断せず、医師の経験や症例数、アフターケアの充実度を確認することが大切です。

1回あたりの費用

ボライトの費用はクリニックによって料金体系が異なりますが、1ccあたり約10万円が目安とされています。

2cc以上の場合は割安となるケースもあり、前もって確認しておくといいでしょう。

必要な注入量は、肌の状態や改善したい部位・範囲によって変わるため、事前にカウンセリングで医師としっかり相談することが必要です。

1回の注入量の目安は1〜2ccとすることが多く、全体的な費用は10〜20万円程度と考えると良いでしょう。

クリニックの選び方

ボライトは繊細な注入技術を要するため、仕上がりは医師のスキルによって左右されます。

そのため、料金の安さだけに注目するのではなく、医師の実績や症例写真、カウンセリングの丁寧さを基準に選ぶことが大切です。

また、施術後のアフターケア体制も確認しておくと安心感が得られるでしょう。

万が一、腫れや内出血といった副作用が出た場合に、迅速に対応してもらえるかどうかも重要なポイントです。

自然な仕上がりを求める施術だからこそ、技術力とサポート体制にしっかり投資することが、長期的な満足につながります。

向いている人・向いていない人

顔にスキンケアクリームをつけた女性

ボライトは、肌の質感を自然に改善することに重点をおいた注入治療です。

そのため、効果を実感しやすい方と、期待する効果が得にくい方が存在します。

自分に適しているかどうかを事前に理解しておくことで、施術後の満足度を高めることにつながるでしょう。

向いている人向いていない人
・肌のハリや弾力が気になる方
・小ジワや毛穴の開きを改善したい方
・肌の乾燥や保水力の低下を感じる方
・自然な変化を求めたい方
・ダウンタイムが気になる方
・劇的な変化を求める方
・即効性を求める方
・妊娠中や授乳中の方
・アレルギー体質
・皮膚疾患がある方

まとめ

ボライトは、肌質改善に特化した新しいヒアルロン酸製剤です。

小ジワや毛穴、乾燥といった複合的な悩みに対応し、自然で若々しい肌に導く効果が期待できます。

効果は数ヶ月後にピークを迎え、緩やかに持続していく傾向にあり「頻繁にクリニックに通うのは難しい」「一度の施術で効果を一定期間キープしたい」という方にもおすすめです。

ただし、深いシワや大きなリフトアップには向かないため、希望に合わせて他治療との併用も検討するといいでしょう。

信頼できる医師のもとでカウンセリングを受け、理想の美肌を目指しましょう。

BIJOU CLINICでは、美容医療を習慣として身近に感じられるよう、患者様に合わせて医師が丁寧に説明・提案させていただきます。

「肌質改善に興味があるが何が良いかわからない」「ボライト施術を受けるのが初めてで不安」という方にも、安心して臨んでいただけるよう、カウンセリングを設けています。

ぜひ一度ご来院いただき、ご自身の肌に合う治療を一緒に考えてみませんか。

前の記事 記事一覧に戻る 次の記事

タグ一覧

  • タグはまだありません
LINE LINEで予約する