ボライトは酒さに効果ある?メカニズムや施術が向いているケースを解説

肌質を改善する注射として知られるボライトに関心を向けている方は少なくありません。

注入することで、肌のうるおいとハリを補い、質感の底上げを目指す施術として、美容医療の現場で選ばれることがあります。

酒さなどの皮膚疾患へのアプローチ方法の一つとしても検討される場合があり、肌の赤みに悩んでいる方の選択肢の一つです。

そこで、この記事では、ボライトが酒さの悩みに対して、どのようにアプローチするのかを解説していきます。

ボライトに興味がある方や、酒さに悩んでいる方は参考にしてみてください。

ボライトとは

アンプルから注射器で薬剤を吸い上げる医療スタッフ

ボライトは、医療機関で行うヒアルロン酸の注入治療です。

一般的なヒアルロン酸治療とは異なり、ボリュームを与えてふくらみを作ることが目的ではありません。

製剤を少しずつ広い範囲に注入し、肌のうるおい感やなめらかさを目指します。

施術の可否については、医師が肌の状態や体調を見て判断します。

ヒアルロン酸はアレルギーが少ないとされているものの、体質や本人の目標などによっては、向き・不向きや施術回数、ダウンタイムなどに違いがあるため注意が必要です。

酒さとは

医師の話を聞く患者

そもそも酒さとはどのような疾患なのでしょうか。

ボライトによる作用を確認する前に、酒さの特徴について把握しておきましょう。

皮膚疾患の一つ

酒さは、皮膚疾患の一つです。

頬や、あご、額などに赤みが生じやすいのが特徴です。

過ごす環境の温度差や飲酒、辛い食べ物、紫外線、ストレスなどで一時的に酒さの赤みが強くなることがあります。

場合によっては、毛細血管が目立ったり、ニキビのようなブツブツが出たりするほか、乾燥などのサインが組み合わさることも少なくありません。

症状の現れ方や強さには個人差があり、一度症状が緩和されても再度ぶり返すことがあります。

つまり、酒さは改善したり悪化したりと、繰り返しやすい皮膚疾患でもあるのです。

女性に多い傾向

酒さは男女ともに見られる症状であるものの、医療機関の受診者は女性に多い傾向があります。

女性の受診者が多い理由は、メイクやスキンケアによる肌の負担が大きくなりやすいことや、ホルモンバランスの変化、ストレスなどです。

日常の刺激が重なりやすいことが、背景にあると考えられています。

ボライトが酒さに向いている理由

斜め上を見ながら笑う女性

ヒアルロン酸を注入する施術であるボライトが、なぜ酒さに向いているのか気になる方は少なくありません。

ここからは、酒さ特有の赤みとボライトがどう関係するのか、なぜ治療法として選ばれることがあるのかを詳しく解説します。

特有の赤みを繰り返さないための土台作りにつながる

酒さの赤みは、乾燥や温度差、摩擦などさまざまな要因によって、ゆらぎやすいのが特徴です。

ボライトは保水性のあるヒアルロン酸を細かく広い範囲に注入し、肌表面のうるおい感をキープしやすい状態を目指します。

うるおいが保たれることで、結果的に、ゆらぎにくい日常ケアのベースづくりに役立つと感じる人もいます。

肌のゆらぎが酒さにつながるリスクがあるため、ボライトで土台を整えることが対策の一つになると考える方も少なくありません。

バリア機能を正常化できる

酒さは、肌のバリア機能が低下し、炎症が起こりやすくなることが症状悪化の一因ともされています。

ボライトは、この抗炎症作用があるとして、治療方法の一つに検討されることがあります。

ボライトの主成分であるヒアルロン酸は、肌のうるおいとハリを改善する目的で使用されるのが特徴です。

しかし、ボライトは単純に肌の水分補給につながるだけではなく、保湿作用によって肌のバリア機能を整えることが期待されているのです。

乾燥によって弱った肌は、外部からの刺激に敏感になり、炎症が起こりやすくなります。

ボライトによって肌が内側からうるおうことは、外部刺激から肌を守るという点につながるとされています。

ボライトが向いているケース

正面を向いて微笑む女性

ボライトは、酒さによる肌トラブルに悩む多くの人にとって、解決するための選択肢の一つです。

基本的には、酒さに悩んでいる方の多くがボライトの施術に向いているといえますが、特に適しているとされるケースもあります。

どのようなケースであればボライトに向いているのか、以下で見ていきましょう。

レーザーやピーリングなどが受けられない

酒さの肌は敏感な状態であることが多く、レーザー治療やケミカルピーリングといった、肌に強い刺激を与える施術は症状を悪化させるリスクを伴う場合があります。

ボライトは、肌の深い部分に直接作用して、内側から整えるため、肌表面に大きな負担をかけることなく施術しやすくなるでしょう。

そのため、肌トラブルを抱えているものの、レーザー治療やピーリングなどを選ぶのが難しい方や、肌への刺激を避けたい方にとって、ボライトは検討しやすい施術と考えられます。

肌に対して穏やかにアプローチできる施術を探している方に向いているといえるでしょう。

乾燥肌にも悩まされている

酒さは、肌のバリア機能の低下を伴うことが多く、慢性的な乾燥を引き起こしやすい状態です。

肌のバリア機能が低下すると、外部からの刺激が侵入しやすくなり、炎症が起こりやすくなります。

乾燥と炎症のトラブルに対応するために、ボライトの高い保湿作用が役立ちます。

ボライトの主成分はヒアルロン酸製剤であるため、肌の深部からうるおいを補い、乾燥によるカサつきやツッパリ感を和らげるのが特徴です。

肌が内側から潤うことで、肌のバリア機能が正常に働きやすくなり、外部の刺激から肌を守る力が向上します。

結果的に、乾燥による炎症が軽減され、酒さの症状の改善にもつながります。

他の美容治療による肌状態の悪化が不安

美容治療は気になる症状の緩和を目指せる一方で、赤みやダウンタイムを伴うケースがあり、肌がデリケートな酒さの人は施術を受けることに不安を感じやすいかもしれません。

特に、他の治療法で肌が悪化した経験がある方にとって、美容治療の検討は不安を感じることもあるでしょう。

ボライトは、そのような他の美容治療による肌状態の悪化や、施術後の肌トラブルを避けたい方にとって、適した選択肢となる場合があります。

ボライトは、肌に負担をかけにくい施術の一つであり、施術後の赤みや腫れも比較的軽度で済むのが特徴です。

また、炎症を抑える作用があるため、施術そのものが酒さの改善につながることも期待できます。

肌を根本から健やかに整え、不安定な肌状態の改善を目指しながら、安心して美容治療を受けたいと考える方に選ばれています。

肌の質感から変化させたい

酒さの症状は、顔の赤みだけでなく、肌の質感そのものにも影響を与えることがあります。

慢性的な炎症や乾燥により、肌はごわつき、キメが粗くなり、毛穴が目立ちやすくなることも少なくありません。

上記のような肌質の変化は、見た目の印象を左右し、多くの方の悩みの種となりやすいものです。

ボライトは、単に酒さ特有の赤みを抑えるだけでなく、肌の質感そのものを根本から改善したいと考える方から選ばれることのある施術です。

ボライトに含まれるヒアルロン酸によって、肌にふっくらとしたハリと弾力が生まれます。

乾燥によるごわつきが軽減され、肌のキメが細かく整っていくのを感じられる場合もあります。

ボライトの施術の流れ

聴診器や体温計、注射器などの医療器具

ボライトの施術は、安全性を保ちつつ酒さに対してアプローチするために、複数の手順を経て行われます。

初めてボライトを受ける方は、以下の主な流れを参考にしてみてください。

カウンセリング

ボライトの施術を検討するにあたり、まず行うのがカウンセリングです。

カウンセリングは、患者さんの肌の状態や悩みを医師が確認し、最適な治療計画を立てるためにも必要な時間です。

カウンセリングでは、まず、酒さの症状に関するヒアリングが行われるため、質問にはなるべく正確に応えましょう。

カウンセリングを通して、ボライトが患者さんの肌の状態に適しているかどうか、医師が判断します。

なお、医師からの質問に答えるだけではなく、患者さんのほうからも質問は可能です。

不安に感じていることや、疑問に思っている部分は、カウンセリングの段階で解消しておくとよいでしょう。

クレンジングや洗顔

ボライトの施術では、メイクや皮脂、日々の汚れを丁寧に落とす必要があります。

施術部位にメイクや汚れなどが残っていると、針を刺す際に不衛生な状態となり、感染症のリスクを高める可能性があるからです。

また、肌表面に汚れが残っていると、有効成分が均一に行き渡りにくくなることも考えられます。

クリニックでは、施術前に専用のクレンジングや洗顔料が用意されていて、医師が丁寧にクレンジング・洗顔を行います。

そのため、施術前に自分でクレンジング・洗顔を行うことはありません。

画像撮影

クレンジングと洗顔が終わったら、施術前の状態を記録するために、顔の写真を撮影します。

撮影した画像は、施術による変化を正確に判断するためのものです。

酒さの症状である赤みや肌のほてり、質感の変化、毛穴の状態など、施術前後の写真を見比べることで、治療による変化を把握できます。

なお、撮影した画像は、患者さんのプライバシーに配慮して適切に管理されます。

患者さんに無断でホームページに掲載されたり、SNSに投稿されたりすることはないため、安心してください。

麻酔の処置

ボライトの注入には、細い針が使用されるため、強い痛みを感じることは少ないです。

ただ、痛みに敏感な方や不安を感じる方のために、麻酔クリームを塗布します。

麻酔クリームを塗布すれば、施術中のチクッとした痛みや不快感を軽減し、より緊張を緩和して施術を受けやすいでしょう。

麻酔による作用が現れるまでには、15〜30分程度の時間を要することが多い傾向にあります。

麻酔に即効性はないため、十分に効いたことを確認してから、次の施術へと進んでいきます。

施術

麻酔が効いていることを確認したうえで、ボライトの注入に入ります。

医師が患者さんの肌の状態を確認しながら、酒さの症状が気になる部位を中心に注入していきます。

注入部位や深さなどは、あらかじめ行っていたカウンセリング内容をもとに調整していくことが一般的です。

施術後の確認

ボライトの注入が終わったら、施術部位に赤みや腫れがないかを確認し、必要に応じてアイシングを行います。

施術直後は、注入部位に赤みや針跡が見られる場合がありますが、時間とともに自然に消失していくことが多いです。

焦らず、まずは経過観察するようなイメージで、落ち着いて過ごしましょう。

なお、施術後の注意点やアフターケアについては、医師や看護師から説明があります。

主に、メイクや洗顔のタイミング、避けるべき行為(激しい運動や飲酒など)などの指示があるため、しっかりと確認しましょう。

施術後の過ごし方次第で、肌トラブルにつながったり、ダウンタイムが長引いたりと、思わぬリスクを招くため注意しましょう。

施術後のトラブルはアフターケアを

施術後に気になる症状が発生したり、急激な痛みが生じたりした場合には、施術してもらったクリニックに相談しましょう。

自己判断で放置すると、症状が悪化してしまう恐れもあるため、不安な場合には早めに相談することが重要です。

受診する程の症状であるか、迷ったときには一度電話で問い合わせるのも良いでしょう。

症状を伝えたうえで、様子を見ていて問題ないのか、受診したほうがよいのか、判断してもらうと安心です。

まとめ

この記事では、ボライトにおける酒さへの影響や、ボライトが向いているケースなどについて解説しました。

酒さは顔や表情の印象に関わる部分であるため、悩む方が少なくない皮膚疾患です。

ボライトで悩みを軽減できる場合もあるため、酒さの症状に悩んでいる方は、一度クリニックにカウンセリングを申し込んでみてはいかがでしょうか。

BIJOU CLINICでは、酒さに悩む方も対象に、ボライトの施術を提供しています。

ボライトや美容医療が初めての方からの相談も受け付けておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

前の記事 記事一覧に戻る 次の記事

タグ一覧

  • タグはまだありません
LINE LINEで予約する