MENU

ボライトの安全性は?製剤の特徴や施術後の注意点・ケア方法を解説

ボライトは、肌質改善を目的としたヒアルロン酸製剤として知られています。

しかし、安全性について心配があり、十分に理解したうえで検討したいと考えている方も少なくありません。

この記事では、ボライトの特徴や安全性、リスク、施術前後に知っておきたいことなどを詳しく解説します。

ボライトの安全性を知りたい方は、施術を検討する際の参考にしてください。

ボライトはどのような製剤なのか

ボライトの美容成分をイメージした画像

ボライトを安全性の観点から検討するためには、製剤そのものの性質を理解する必要があります。

ここでは、ボライトがどのような製剤なのか、一般的なヒアルロン酸製剤との違いなどについて解説します。

ボライトの特徴

ボライトは、ジュビダームビスタシリーズのひとつとして、肌の質感や潤い環境に着目して作られた架橋ヒアルロン酸製剤です。

肌表面の滑らかさや水分状態を改善する点が特徴で、年齢変化や乾燥による肌質の変化に効果が期待できます。

ボライトは、注入後すぐに変化を実感するものではなく、数週間〜数か月かけて徐々に肌質を改善していく治療です。

顔や首の小ジワや乾燥、ツヤ・キメ不足、赤みなど、肌を内側からゆっくり育てるいわゆる『肌育』注射として注目されています。

後述しますが、一般的なヒアルロン酸よりも粘度が低く柔らかいため、注入後に水分を抱え込んで長く留まる性質があります。

そのため、個人差はありますが持続期間が長く、約9か月前後効果が保たれる方もいるとの報告があるのも特徴のひとつです。

架橋ヒアルロン酸剤としての位置づけ

ボライトは、肌質改善の目的に合わせて、柔らかく持続性を高めた架橋ヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸は体内にも存在する成分ですが、そのままでは分解が早いため、分子同士を結び付ける加工が施されます。

この加工により、皮膚内で一定期間留まる性質の架橋ヒアルロン酸になります。

架橋ヒアルロン酸は、すべて同じ性質を持つわけではありません。

架橋の度合いや製剤設計によって、注入部位や使われ方が異なります。

他のヒアルロン酸製剤との違い

ヒアルロン酸製剤と聞くと、輪郭や形状を整える目的を思い浮かべるかもしれません。

注入位置や量によって、見た目に変化をもたらすのが、一般的なヒアルロン酸製剤でしょう。

しかし、ボライトは肌全体の質感改善を目的に設計されています。

同じヒアルロン酸製剤とまとめて考えることはできず、特徴や性質、効果などを事前に把握していないと、期待とのズレが生じる可能性があります。

ボライトは、主に肌環境を整える治療であり、他のヒアルロン酸製剤と違うと理解し、目的に合わせて製剤を選択しましょう。

ボライトがおすすめな方

ボライトは、以下のようなお悩みや目的を持つ方に選択されることが多い製剤です。

  • 安全性を重視した製剤を選びたい
  • 肌全体の潤い不足が気になる
  • 乾燥により質感が変化した
  • ハリ・ツヤの低下を感じる
  • 根本的に肌質を改善したい
  • 顔の小ジワや首の横ジワが気になる

このようなお悩みがある方は、ボライトがおすすめです。

ただし、肌状態や体質などにより適応かどうかは異なるため、医師とよく相談しながら治療を検討してください。

ボライトの安全性

美肌の女性

ボライトの安全性を考える際は、製剤の性質だけでなく、公的な位置づけや注入治療への理解も欠かせません。

複数の要素を分けて捉え、安全性について理解を深めましょう。

日本におけるボライトの認可状況

ボライトは、日本国内において、医療用ヒアルロン酸製剤として承認を受けた製剤です。

医薬品医療機器総合機構(PMDA)による審査を経て、2020年12月に厚生労働省で認可されています。

(参照:「令和2年度承認品目一覧」独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)

この認可は、一定の品質・有効性・安全性に関する評価が行われたことを意味しています。

美容医療で使用される製剤のなかには、未承認のものや適応外使用が前提となるケースもありますが、ボライトは国内で認可された製剤です。

医師の管理下で適切に使用されることを前提とした治療が行われ、一定の評価や安全性もあるとされています。

ただし、認可されているからといって、誰にでも同じ結果が出るわけではない点は理解しておきましょう。

一般的なヒアルロン製剤の安全性

ヒアルロン酸は、もともと体内に存在する成分であり、医療分野でも関節治療や眼科治療など、長く使用実績があります。

美容医療においても、ヒアルロン酸製剤は幅広く用いられていて、安全性に関する情報が比較的蓄積されています。

ヒアルロン酸製剤は、必要に応じてヒアルロニダーゼ(溶解剤)で分解・溶解が可能な点が特徴です。

仕上がりの調整や、予期しない反応が起こった際の対応手段が存在するため、安全性を考える際の要素のひとつになります。

ただし、ヒアルロニダーゼがすべてのケースで使用できるとは限らず、安易に注入できるわけではありません。

ヒアルロン酸製剤の安全性の要素は、体内成分であること、使用実績があること、万が一の対応手段があることが挙げられます。

ボライトもヒアルロン酸製剤であるため、これらに当てはまるとされています。

ボライトのリスク

リスクと書かれた木製ブロックとカレンダー

ボライトは比較的安全性が高いとされている製剤ですが、注入治療である以上、一定のリスクがあると考えられます。

ただし、リスクを過度に恐れるのではなく、どのような点に注意が必要なのかを理解することが重要です。

注入部位・注入層とリスクの関係

ボライトのリスクを考える際には、どの部位に注入するかが重要なポイントです。

顔には血管や神経が集中している部位があり、部位により注意すべき点が異なります。

一般的に、リスクへの配慮が必要な部位としては、目の周囲、鼻周辺、眉間などが挙げられます。

これらの部位は血管走行が複雑で個人差も大きいため、注入の深さや量の判断が困難です。

一方、頬やフェイスラインは比較的皮膚に厚みがありますが、状態によっては反応の出方が変わることもあります。

そのため、安全性は部位だけで単純に決められるものではありません。

部位ごとの特性を理解したうえで、適切な注入計画が立てられるかが重要です。

ボライトの副作用

ボライトの副作用には、ダウンタイムとして扱われる赤みや腫れ、内出血などがあります。

これらの症状は、数日〜1週間程度で時間経過とともに落ち着くことが多いです。

ダウンタイムの症状以外に考えられる反応は、注入部位にもよりますが、触れたときの硬さや違和感も挙げられます。

多くは徐々に落ち着きますが、馴染むまでに時間がかかるケースもあります。

広い範囲に少量ずつ注入する特性上、肌状態や部位によって、仕上がりにムラを感じることもあるかもしれません。

また、頻度はまれですが、以下のような副作用が起こることもあります。

  • アレルギー
  • 感染
  • 血流障害
  • 血管閉塞
  • 紅斑
  • 硬結など

ボライトの副作用は一時的なものが多いですが、気になる症状が続く場合は、早めに医師に相談してください。

ボライトの禁忌・慎重判断

ボライトは医療用ヒアルロン酸製剤として使用されていますが、すべての方に同じ条件で適応となるわけではありません。

以下のようなケースでは、施術ができない、または慎重な判断が必要な場合があります。

  • 妊娠中・授乳中
  • 炎症や感染、皮膚トラブルがある
  • 自己免疫疾患がある
  • 全身疾患(糖尿病、甲状腺疾患、心疾患、出血性疾患など)がある
  • ケロイド体質
  • 抗血小板薬・抗凝固薬を内服している
  • 過去にヒアルロン酸製剤で強い反応が出た
  • リドカインまたは局所麻酔薬に対する過敏反応の既往

ボライトにはリドカインが配合されているため、過去に局所麻酔後に過敏反応(発疹や血圧低下など)があった場合は注意が必要です。

これらに当てはまる方は、事前に医師に申告したうえで、ボライトが受けられるかどうか判断を仰いでください。

また、慎重な施術を行うことが前提で受けられる可能性もあるため、自己判断をせず医師の指示に従いましょう。

ボライトのリスクについては、以下の記事も参考にしてください。

ボライトを打てる場所は?効果やデメリット、失敗リスクなどについて解説

施術前の確認ポイント

ボライトについて説明する医師と患者

ボライトの安全性を十分活かすためにも、施術前の確認が大切です。

ここでは、施術前に確認しておきたいポイントについて解説します。

カウンセリングで確認する点

ボライトの施術前にはカウンセリングが行われ、リスクを含めて詳細な説明が行われます。

その際、具体的に確認すべき点は、以下のようなことが挙げられます。

  • 施術の目的:どのような変化を目指すのかを医師と共有する
  • 注入部位と範囲:お悩みに対してどの範囲に注入が必要なのか
  • 使用量と施術回数:経過を見て追加する予定なのか、治療計画の確認
  • 施術後の経過:いつ頃どのような変化があるかを詳しく説明
  • ダウンタイム:症状や日常生活への影響を確認
  • アフターフォロー:万が一の連絡手段や対処法を聞いておく

施術前のカウンセリングで説明を受ける際、少しでも疑問や不安があったら質問しておきましょう。

きちんと納得したうえで施術に進むことが、安全性と満足度につながります。

クリニックの選び方

ボライトの安全性は、施術を行う医療機関の体制にも左右されます。

医療行為である以上、知識や経験に基づいた判断が必要なため、クリニックや医師選びは慎重にしなければなりません。

例えば、カウンセリングの時間が十分か、必要な説明や疑問点の解消ができているかなどは、判断材料になります。

トラブルが生じた場合の対応や、経過観察の体制なども、確認が必要です。

また、ボライトを含む注入治療の経験や実績が豊富かどうか、カウンセリングやホームページで確認しておくとよいでしょう。

施術後の注意点

ボライトの施術後に肌のケアをしている女性

ボライトの施術後は、日常生活でも注意しながら過ごしましょう。

ここでは、ダウンタイムの過ごし方や飲酒、保湿ケアなど、施術後に意識したいポイントを紹介します。

ダウンタイムの過ごし方

ボライト施術後のダウンタイムでは、注入部位に物理的な刺激を与えないようにしましょう。

施術当日から数日は、注入部位を強く触る、押すなどの行為は控えてください。

就寝時の横向きやうつ伏せ寝も、患部を圧迫する可能性があるため注意が必要です。

ボライトを馴染ませたいと自己判断でマッサージを行うと、注入直後はトラブルを引き起こすこともあります。

また、赤みやほてりが気になったときは、短時間の冷却が有効なこともありますが、冷やしすぎは肌への負担になりかねません。

マッサージや冷却は、具体的に指示があった場合にのみ、医師の指導に従って行いましょう。

ダウンタイムについては、こちらの記事でも解説しています。

肌育注射に痛みはある?施術中・施術後の痛みやダウンタイム中の注意点も解説

飲酒を避けるべきとされる理由

ボライト施術後は、飲酒を控えるように説明されますが、これはアルコール摂取による血流の変化が注入部位の反応に影響するためです。

アルコールを摂取すると血管が拡張し、体温や血流が一時的に高まります。

すると、注入部位の赤みや腫れが目立ちやすくなることがあります。

特に、施術当日から翌日にかけては注入部位が敏感なため、血流の変化が反応に直結し、赤みが長引く、違和感を覚えるなどにつながるかもしれません。

また、長時間の入浴や激しい運動、サウナなども、飲酒と同様に血流に影響を与えるため、施術後は控えることが推奨されています。

保湿ケアの重要性

ボライト施術後の保湿ケアは、肌環境を安定させる基本です。

注入治療後の肌は、一時的に敏感な状態になるため、乾燥すると違和感を覚える場合があります。

施術後の保湿は、特別な成分が入っているものよりも、低刺激でシンプルなケアを選びましょう。

必要以上に重ね塗りを行うと摩擦が増え、肌への負担になることもあります。

工程を増やすのではなく、化粧水で水分を補い、乳液やクリームで丁寧に保湿することが大切です。

また、デリケートな状態の肌は新しい製品に過敏に反応することがあるため、普段使用しているなかで刺激の少ないものを使用しましょう。

まとめ

ボライトは医療用として認可されたヒアルロン酸製剤で、一定の安全性のある治療です。

ただし、注入部位やリスク、施術前後の注意点を正しく理解することが重要です。

日常生活でのさまざまな配慮を含め、医師とよく相談して、納得のうえで治療を選択しましょう。

BIJOU CLINICは、医師による手打ち注射でボライトの施術を行っております。

丁寧なカウンセリングを行い、患者様との信頼関係を大切に、本来の美しさを引き出す治療をご提案いたします。

ボライトの安全性が気になる方、リスクについて知りたい方は、BIJOU CLINICへご相談ください。

前の記事 記事一覧に戻る 次の記事

タグ一覧

  • タグはまだありません
オンラインストア オンラインストア LINE LINEで予約する
\ 24時間受付中 / Web予約 \ 受付 9:30~17:30 / 03-5915-4888 \ クーポン配布中 / LINE予約
オンラインストア