MENU

ボライトXCはどこに注入できる?施術可能な部位と選び方

ボライトXCは従来のヒアルロン酸注入とは異なり、肌質改善を目的とした施術です。

新しいタイプの施術であるため、「どこに注入できるの?」「どの部位から始めればいいの?」といった疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

この記事では、ボライトXCが注入可能な部位の詳細から、初回施術におすすめの場所、他の肌育注射との違いまで、部位選択に関する疑問を解決するお手伝いをします。

美容医療が初めての方にも分かりやすく、安心して施術を検討していただけるよう、丁寧に解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

ボライトXCが注入できる部位と施術範囲

頬に手を当てる女性

ボライトXCは顔と首を中心とした複数の部位に注入が可能で、従来のヒアルロン酸注入とは異なる特徴を持ちます。

ここでは注入できる場所とその理由、避けたほうがよい部位について詳しく解説します。

顔への注入が可能な範囲

ボライトXCは真皮層への面的な注入に適していて、眼窩内を除いて顔の広範囲に注入可能です。

両頬、口周り、フェイスラインへの施術が一般的となっています。

【ボライトXCが注入可能な部位】

  • 両頬……範囲が広く効果を実感しやすい
  • 口周り……小じわの改善が期待できる
  • フェイスライン……ハリ感の向上が見込める
  • こめかみ……皮膚が薄い部位のため慎重な注入が必要

顔以外の部位への施術について

ボライトXCは顔以外に首や手の甲への注入も可能ですが、クリニックによって対応が異なる場合があります。

顔以外の部位は皮膚の特性や血管の分布が顔とは異なるため、より慎重なアプローチが必要になるためです。

注入部位期待できる効果や注意点
・横ジワの改善と皮膚の質感向上が期待される
・甲状腺部分も含めて施術可能(レーザー治療では困難な部位)
・施術を行わないクリニックも存在するため事前確認が必要
手の甲・乾燥による肌の老化改善が期待される
・皮膚が薄く、日常的に使用する部位のためケアが重要
・血管の浮き出しには従来のヒアルロン酸注入のほうが適している場合がある
・対応しているクリニックは限定的

注入できない部位とその理由

ボライトXCには皮膚の構造や血管の分布、効果の現れ方の違いにより、一部の部位では注入を避ける必要があります。

【注入を避ける部位とその理由】

  • 鼻……軟骨の影響で均一な注入が困難なため
  • 眼窩内……デリケートな部位のため安全性を考慮
  • 上まぶたのしわ……効果が限定的で他の治療法が適しているため

ただし、注入できない部位については、クリニックにより異なる場合があります。

部位別│ボライトXCの効果と必要な注入量

にこやかに微笑む若い女性

ここでは、各部位における具体的な変化と推奨されるボライトXCの注入量について詳しく解説します。

両頬への注入(1〜2cc)

両頬は皮膚の厚さが適度にあり、血管の分布も安定しているため、ボライトXCの効果を実感しやすい部位といわれています。

注入により期待できる変化は、肌の保水力向上による乾燥の改善、毛穴の引き締まり、小じわの軽減などです。

施術後1〜2ヶ月頃から徐々に効果が現れ、3〜4ヶ月でピークに達する傾向があります。

両頬への注入は比較的痛みが軽い傾向にあり、内出血のリスクも低いため、トライしやすい部位といえるでしょう。

顔全体への施術

顔全体への注入では、両頬に加えて口周りやフェイスラインなど、複数の部位を組み合わせた施術が行われます。

必要な注入量は範囲により異なりますが、一般的に3〜5cc程度が目安となります。

顔全体への施術では、肌質の統一感が得られることが大きなメリットです。

部分的な施術と比べ、自然で調和のとれた仕上がりが期待できるでしょう。

部位による効果の違い

各部位では皮膚の特性が異なるため、現れる効果にも違いがあります。

両頬では、毛穴の目立ちや乾燥による小じわの改善が期待でき、ファンデーションのノリがよくなったという効果を感じる方もいます。

口周りでは縦じわや乾燥によるかさつきの改善、フェイスラインでは皮膚のハリ感向上により輪郭がすっきりと見える場合があります。

首への注入では、横ジワの改善と皮膚の質感向上が期待されます。

初回施術におすすめの部位選択

両頬に手を当てて目を閉じる女性

ボライトXCを初めて受ける方にとって、どの部位から始めるかは重要な判断です。

ここでは、安全性と効果を考慮した部位選択のポイントを解説します。

ボライトXCが初めての方へ

美容医療が初めての方には、効果を実感しやすく、痛みや副作用のリスクが比較的低い両頬がおすすめです。

初回施術では『効果』『痛み』『ぼこつき』に対する不安を抱く方が少なくありません。

両頬は皮膚の厚さが適度にあり、小じわや乾燥、毛穴の開きなどの悩みに対して効果が現れやすい特徴があります。

また、範囲が限定的なため痛みの時間も短く、費用面でも挑戦しやすいです。

1ccでの施術も可能ですが、効果を十分に実感するためには2cc程度の注入が推奨される場合があります。

年代別のアプローチ方法

年代によって肌の悩みや期待する効果が異なるため、部位選択も変わってきます。

年代主な悩みおすすめ部位アプローチ
20代後半〜30代前半・予防
・メイクのノリ
両頬予防的美容医療として
30代後半〜40代前半・乾燥
・小じわ
・毛穴
両頬→段階的に拡大お悩み部位から開始
40代後半以降総合的なエイジング顔全体他施術との組み合わせも検討

お悩み別のおすすめ部位

お肌のどこに悩んでいるかによって、効果的な注入部位は変わってきます。

【おすすめの注入部位】

  • 乾燥や小じわ……両頬への注入
  • 毛穴の開き……両頬への注入
  • 赤ら顔……顔全体への注入
  • 首の横ジワ……首への注入が可能なクリニックでの相談が必要

部位選択に迷った場合は、カウンセリングで現在の肌状態と希望を詳しく相談し、医師と一緒に施術計画を立てることをおすすめします。

他の肌育注射との違いと使い分け

前を見る女性

肌育注射には様々な種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。

ここでは主要な施術との比較と適切な使い分けについて解説します。

水光注射との比較

水光注射とボライトXCは、どちらも肌質改善を目的としていますが、使用する製剤と施術方法に違いがあります。

水光注射では専用の機器を使用し、皮膚を吸引しながら注入するため痛みが少ないという特徴があります。

使用される製剤は主に非架橋型のヒアルロン酸で、効果の持続期間は約1ヶ月程度と短めですが、ビタミンCやアミノ酸などの美容成分を同時に注入できるのがメリットです。

一方、ボライトXCは架橋型のヒアルロン酸を使用し、医師による手打ちでの注入が基本となります。

粘度のある製剤のため吸収されにくく、効果は約9ヶ月持続するとされます。

痛みはやや強めですが、長期間の効果を求める方には適しているでしょう。

ジャルプロ・リジュランHBとの比較

これらの製剤は、それぞれ異なるアプローチで肌質改善を目指します。

製剤名主成分持続期間主な効果
ボライトXC架橋型ヒアルロン酸約9ヶ月・保水力向上
・小じわ改善
ジャルプロアミノ酸複合体約6ヶ月・コラーゲン生成促進
・リフトアップ
リジュランHBポリヌクレオチド約3-6ヶ月・成長因子の増産
・エイジングケア

ジャルプロはアミノ酸の働きによりコラーゲン生成を促進し、肌のハリや弾力向上が期待できます。

リジュランHBは細胞レベルでの再生を促し、ニキビ跡や傷跡の改善にも効果が見込める施術です。

ボライトXCは保水力向上に特化していて、乾燥による肌トラブル全般に幅広く対応できる特徴があります。

組み合わせ治療はできる?

異なる製剤を組み合わせることで、より包括的な肌質改善が期待できる場合があります。

ボライトXCと他の施術は、例えば以下のような組み合わせが考えられます。

  • ボライトXC+プロファイロ……保水力向上と同時に、より広範囲での肌質改善効果を期待
  • ボライトXC+ボトックス……肌質改善と表情じわの予防を同時にアプローチ
  • ボライトXC+ハイフ……保湿効果とリフトアップ効果を組み合わせた総合的なエイジングケア

ただし、同じ部位への複数の製剤注入は、腫れや内出血のリスクが高まる可能性があるため、医師との十分な相談が必要です。

ボライトXCの施術を受ける際の注意点とダウンタイム

2つのビックリマーク

ボライトXCの施術を安全に受けるために、事前に知っておきたい注意点やダウンタイムについて解説します。

部位別のダウンタイムの違い

注入部位により、ダウンタイムの期間や症状に違いがあります。

部位主な症状回復期間注意点
両頬軽い赤み・腫れ約1〜2日メイクでカバー可能
口周り腫れ・内出血約3〜5日動きによる違和感が起こることがある
内出血が目立ちやすい約3〜7日衣服で隠しにくい

施術後のケア方法

適切なアフターケアにより、ダウンタイムを軽減し効果を向上させられます。

  • 避けたほうがよい行動……強いマッサージ、激しい運動、長時間の入浴、サウナ、飲酒
  • 推奨されるケア……軽い冷却(10〜15分)、優しい洗顔、医師から指示されたマッサージ
  • 日常生活……スキンケアは通常通り可能、メイクは翌日から

施術後2〜3日は注入部位を強く押す行為や、激しいマッサージを避けることが大切です。

また、体温が上がる行動は腫れや内出血を悪化させる恐れがあります。

副作用とリスク管理

ボライトXCの一般的な副作用と対処法についても理解しておきましょう。

一般的な副作用・軽度の赤み、腫れ、内出血(通常1週間以内に改善)
・注入部位の一時的な違和感
注意が必要な症状・異常な腫れやかゆみ(アレルギー反応の可能性)
・強い痛みや発熱(感染の可能性)
施術を受けられない方・妊娠中、授乳中の方
・血液疾患のある方
・ヒアルロン酸アレルギーの既往がある方

異常を感じた場合は、すぐに施術を受けたクリニックに連絡することが重要です。

施術前のカウンセリングで詳しく相談し、リスクを理解したうえで施術を受けるのをおすすめします。

ボライトXCを受ける際のクリニック選びのポイント

手でOKを作る女性医師

ボライトXCの効果を実感するためには、適切なクリニック選びが重要です。

ここでは選択する際の重要なポイントを解説します。

手打ち施術における医師の経験の重要性

ボライトXCは医師による手打ちでの注入が基本となるため、医師の技術と経験が仕上がりを大きく左右します。

機械を使用した注入とは異なり、手打ちでは注入の深さや角度、量を細かく調整できる利点があります。

クリニック選びでは、手打ち注射の施術経験が豊富な医師がいるかを確かめましょう。

症例写真や実績を公開しているか、アラガン社の認定を受けた医師による施術が受けられるかなどは、クリニック選びの判断基準の一つになります。

カウンセリングで確認したい項目

施術前のカウンセリングでは、以下の点を必ずチェックすることをおすすめします。

  • 施術可能部位と必要な注入量
  • 費用の詳細とアフターケア体制
  • 副作用とリスクの説明
  • 他施術との組み合わせが可能か

医師が丁寧に説明し、質問に対して明確に答えてくれるかどうかも重要な判断材料です。

不安な点や疑問は遠慮せずに相談しましょう。

継続治療を見据えた通いやすさ

ボライトXCは約9ヶ月間効果が持続するとされていますが、その後も効果を維持したい場合は、一定期間での定期的な施術が必要です。

【継続的なケアを考慮した選択基準】

  • アクセスのよさと予約の取りやすさ
  • 継続しやすい料金設定
  • スタッフの対応とクリニックの雰囲気
  • アフターサポート体制の充実

長く通い続けられる環境が整っているクリニックを選ぶことが、満足のいく結果につながります。

まとめ

ボライトXCは主に顔の広範囲と首に注入が可能で、部位によって期待できる効果が異なります。

初回は両頬からの開始が推奨され、他の肌育注射との併用も可能です。

クリニック選びでは手打ち施術の経験と丁寧なカウンセリングが重要なポイントとなるでしょう。

BIJOU CLINIC』では、ボライトXCをはじめとした肌育注射メニューを幅広く取り揃えています。

『美容医療をもっと身近に、もっと心地よく』をコンセプトに、継続しやすい環境を整えております。

肌質改善でボライトXCをご検討中の方は、ぜひBIJOU CLINICへご相談ください。

前の記事 記事一覧に戻る 次の記事

タグ一覧

  • タグはまだありません
LINE LINEで予約する