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2026年7月18日
顔の脂肪注入は、自身の脂肪を顔の皮下に注入し、気になる部分にボリュームをもたせる美容医療です。
しかし、脂肪の注入量が多すぎたり、注入する脂肪に不純物が多く混ざっていたりすると、しこりができる可能性があります。
一時的なしこりは問題ない場合もありますが、放置することで除去が難しくなるケースもあるため、対処法を事前に確認し、そのうえでしこりができにくい方法を選択することが大切です。
この記事では、顔の脂肪注入でしこりができる原因や対処法、放置によって起こりうるリスクなどを紹介します。

脂肪注入でできるしこりの正体は、主に以下の3つです。
脂肪注入では、脂肪細胞の壊死やオイルシスト(液状の油が被膜で覆われた袋状のしこり)、石灰化した脂肪などがしこりとして現れる可能性があります。
ただし、施術直後のしこりは脂肪が定着する過程で一時的に起こる場合も多く、問題がなければ時間経過とともに柔らかくなって消失するケースがほとんどです。
また、施術部位の腫れやむくみがしこりのように硬く感じる場合もありますが、施術から約半年が経過してもしこりや硬さが改善されない場合はクリニックの受診をおすすめします。

脂肪注入でしこりができる原因は、主に以下の3つです。
それぞれの理由について詳しく解説します。
一度に注入する脂肪の量が多いと、一部の脂肪がうまくなじまずに残り、しこりになりやすいです。
特に、皮膚の薄い部分に施術を行った場合は、不自然な膨らみや凹凸が目立ちやすいとされています。
脂肪を1ヶ所に集中して注入した場合も、脂肪の塊の中心部がしこりになりやすいとされています。
顔の脂肪注入の場合、しこりが不自然に浮き上がったり、表情を作った際に部分的に目立ったりするケースもあるため、注意が必要です。
注入する脂肪に不純物が多く含まれていると、しこりのリスクが高まるとされています。
脂肪注入では、施術部位と異なる部位から脂肪を採取し、精製したものを使用しますが、この工程で不純物が多く残っているとしこりができやすくなります。

以下の要因は、脂肪注入でしこりができるリスクを高める可能性があります。
それぞれの要因について詳しく解説します。
施術を担当する医師の技術不足や経験の浅さは、しこりのできやすさにつながる可能性があります。
しこりを予防するためには、脂肪を異なる層へ分散させて注入したり、適切な注入量を見極めたりすることが大切です。
脂肪の定着率には個人差があるため、適切な注入量の判断は難しいとされていますが、経験が豊富な医師の場合は、患者様一人ひとりの皮膚や脂肪の状態に合わせた施術に慣れている傾向があります。
血流が悪く、注入された脂肪に血液が十分に行き渡らないと、脂肪細胞が壊死してしこりを形成する原因になります。
注入された脂肪が施術部位に定着するためには、新たな血管が脂肪細胞に通って酸素や栄養を十分に届けることが必要です。
しかし、血流不足によって脂肪細胞への血液の供給が不十分になると、脂肪細胞が生き残れずに壊死し、しこりになるリスクが高まります。
注入する脂肪に不純物が多かったり、一度に大量に脂肪を注入したりしたケースで血流不足が起こると、脂肪の中心部まで血液が届きにくく、よりしこりができやすくなるため注意が必要です。
誤った方法で施術後のケアを行うと、脂肪の定着が妨げられてしこりができる恐れがあります。
特に、マッサージは脂肪細胞に新しい血管が作られるのを物理的に妨げることで、脂肪細胞の壊死や石灰化につながる可能性があります。
顔のマッサージは脂肪が完全に定着するまで避け、医師の指示に従って再開することが大切です。

脂肪注入でできたしこりを放置すると、以下のトラブルを引き起こす恐れがあります。
それぞれ詳しく解説します。
壊死した脂肪細胞を放置すると、石灰化してより硬いしこりになる恐れがあります。
石灰化とは、壊死した細胞を身体が異物とみなし、カルシウムの膜で覆った状態のことで、石のようになるため壊死のみのしこりよりも硬いのが特徴です。
脂肪細胞の壊死によってできたしこりの場合、ケースによっては時間経過とともに吸収される可能性もありますが、石灰化したしこりは自然に消失することはほとんどありません。
石灰化した組織が悪性の腫瘍になることはありませんが、場合によっては除去の処置が必要になります。
脂肪注入でできたしこりは、左右差や凹凸などの見た目の不自然さにつながる恐れがあります。
触り心地に影響するケースもあり、特に目元や口元などにできたしこりは見た目の違和感が現れやすいとされています。
見た目や触り心地に影響しない場合は必ずしも除去する必要はありませんが、気になる場合は除去を検討しましょう。
脂肪注入でできたしこりを放置すると、炎症による赤みや痛み、腫れなどの症状を引き起こすリスクがあります。
しこりができてからすぐは問題がないこともありますが、炎症が長引くと細菌感染につながる恐れがあり、場合によっては治療が複雑になる可能性があります。
脂肪注入で細菌感染が起こるケースは非常に稀だとされていますが、強い痛みや腫れがある場合や化膿している場合は、早急に施術を受けたクリニックに相談しましょう。

顔の脂肪注入では、顔以外の部位から脂肪を吸引して使用しますが、脂肪吸引を行った部位が硬くなる場合があります。
これを拘縮といい、脂肪が除去されてできた空洞を修復しようとする過程で起こる自然な現象です。
脂肪吸引による拘縮はよくある症状のひとつで、改善までにやや時間がかかる傾向があります。
脂肪を吸引した部位の場合は、硬さが3ヶ月以上続く、大きなしこりがみられるなどのケースではクリニックの受診をおすすめします。

脂肪注入でしこりができた場合の対処として、以下の方法があります。
それぞれ詳しく解説します。
脂肪が定着する過程で生じる正常なしこりは、代謝によって改善されるケースが多いです。
そのため、軽度のしこりは悪化している様子がないか観察しつつ、時間経過とともに吸収されるのを待っても問題ない場合もあります。
個人差はありますが、しこりが半年以上残る場合は自然に消える可能性が低いため、医師に相談して適切な処置を受けましょう。
しこりによって左右差や凹凸などが生じている場合は、脂肪注入の再施術やヒアルロン酸注射との併用によるバランスの調整を検討しましょう。
しこりによる見た目の不自然さが軽度の場合は、ヒアルロン酸注射を行うことで比較的早い段階での修正が可能で、微調整にも対応しやすいです。
ただし、再施術やヒアルロン酸注射との併用によって施術部位にボリュームが出すぎてしまうケースもあるため、医師とデザインをよく相談のうえで決定することが大切です。
石灰化したしこりや、硬くて大きいしこりを除去する場合は、基本的に外科手術が必要です。
これらのしこりは、自然に改善される見込みが薄く、注射で溶かす処置も難しいだけでなく、放置することで炎症を引き起こす恐れがあります。
部位によっては手術の跡が残りにくい方法で除去できるケースもありますが、傷跡によってダウンタイムが長引くリスクを理解しておくことが大切です。

脂肪注入によるしこりを予防するためには、以下の対策が重要です。
しこりを防ぐためには、純度の高い脂肪を使用する、1ヶ所に脂肪を注入しすぎない、施術後のマッサージを避けるなどの工夫が大切です。
大幅なボリュームアップを目指して大量の脂肪を注入するとしこりのリスクが高まるため、必要な場合は複数回に分けて注入することをおすすめします。
また、脂肪を採取した部位は圧迫が必要な場合もありますが、脂肪を注入した部位は圧迫しないように注意しましょう。

脂肪注入で起こるしこりが不安な場合は、以下のポイントを参考にクリニックを選ぶことをおすすめします。
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
しこりができにくい脂肪注入を受けたい場合は、コンデンスリッチやナノリッチなどを取り扱っているクリニックを選択しましょう。
コンデンスリッチでは、採取した脂肪を専用の機械で精製し、通常の脂肪注入よりも純度が高い脂肪を注入するため、高い定着率としこりのリスクの軽減が期待できます。
ナノリッチは、不純物を特殊なフィルターで除去したのち、粒子を極小サイズまで微細化して注入するため、しこりができにくいのが特徴です。
部位や範囲に応じてこれらの製法を使い分け、しこりのリスクを抑えた施術が可能なクリニックを選択することをおすすめします。
脂肪注入の実績が豊富な医師は、最終的な仕上がりを考慮して脂肪の注入量を調整する経験を多く積んでいると考えられます。
また脂肪注入の技術がある医師は、初回の施術で脂肪を注入しすぎず、定着の具合や定着後の状態に合わせて追加で注入するような細かなアプローチが可能です。
また、医師が信頼できるかに加えてクリニックの実績や症例も確認することで、症例写真をみながらより自分の希望に応じたデザインを相談しやすくなります。
クリニックを選ぶ際は、実績や技術に加えてアフターフォローについても確認しましょう。
しこりをはじめ、施術後はさまざまなトラブルが起こる恐れがあるため、気になる症状が現れた場合にすぐ相談できるかは重要なチェックポイントのひとつです。
また失敗やダウンタイム中の症状だけでなく、施術の効果が感じられなかった際も早めに相談できることが大切です。
施術後の過ごし方が仕上がりに影響する可能性もあるため、医師の指示に従って適切なケアを行いましょう。
脂肪注入でできるしこりの多くは脂肪が定着する過程でできる一時的なものですが、脂肪の入れすぎや含まれている不純物が原因のケースもあります。
時間が経っても改善されない場合や、石のように大きくて硬いしこりは、見た目や触り心地に違和感が生じたり、炎症を引き起こしたりする可能性があるため、外科手術による除去が必要です。
クリニックを選ぶ際は、知識や技術がある医師が施術を行うか、脂肪注入の実績が豊富かなどを事前に確認することをおすすめします。
BIJOU CLINICでは、施術部位に合わせてコンデンスリッチファットやナノリッチを使い分け、しこりのリスクの軽減に努めております。
顔全体をふっくらさせたい、おでこを丸くしたい、目元にボリュームが欲しいなどの希望に合わせた施術も可能です。
脂肪注入を初めて受ける方も、お気軽にご相談ください。