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顔の脂肪注入が定着しなかった?考えられる原因や失敗しないためのポイントを解説

顔の脂肪注入は、自身の脂肪を注入して顔の気になる部分にボリュームをもたせることでさまざまな肌悩みの改善が期待できる施術ですが、脂肪が思うように定着しなかったことで後悔につながるケースがあります。

個人差によって脂肪の定着のしやすさは異なりますが、施術後の過ごし方が影響して定着を妨げるケースもあるため、正しいケア方法を確認しておくことが大切です。

この記事では、顔の脂肪注入で定着しなかった際に考えられる原因や、失敗を防ぐためのポイントについて解説します。

顔の脂肪注入が定着しにくいのはなぜ?

顔の脂肪注入が定着しにくいのには、以下の理由があります。

脂肪の定着には個人差がある

脂肪の定着には個人差があるため、異なる人が同じ量の脂肪を注入しても、定着する脂肪の量は同じではありません。

例えば、体質によって脂肪の定着しやすさは異なり、痩せ型で脂肪がつきにくい方は、脂肪が吸収されやすいため定着しにくくなる傾向があります。

また、脂肪が定着するためには酸素や栄養が毛細血管を通って脂肪細胞へ十分に供給される必要があり、冷え性の方は脂肪が定着しにくいと考えられます。

注入した全ての脂肪が定着するわけではない

脂肪注入で注入した脂肪が定着する割合は100%ではなく、注入した脂肪の一部はほとんどのケースで吸収されます。

個人差にもよりますが、注入した脂肪が定着する割合は一般的に30〜70%と幅があるため、注入量の30%程度しか定着しない場合もあります。

施術直後はボリュームアップを感じられやすいですが、時間経過とともに吸収が進むことで、効果がないと感じるケースもあるでしょう。

脂肪注入の定着のしやすさを左右する要因

脂肪の定着を左右する要因には、主に以下の5つが挙げられます。

  • 脂肪の注入量
  • 注入する脂肪の純度
  • 脂肪を注入する部位
  • 脂肪を注入する位置や層
  • 施術後の過ごし方

それぞれの要因について詳しく解説します。

脂肪の注入量

一度に大量の脂肪を注入すると、塊の中心部まで十分に血液が供給されず、壊死する脂肪細胞の割合が増える恐れがあります。

定着する脂肪の量には限界があるため、よりボリュームが欲しいからといって必要以上の脂肪を注入しても、効果がアップするわけではありません。

脂肪注入では、脂肪が吸収されるのを見込んで多めに注入するケースが多いですが、入れすぎはかえって脂肪が定着しにくくなるため、注意が必要です。

注入する脂肪の純度

注入する脂肪の純度が低いと、含まれている不純物の影響で脂肪細胞に酸素や栄養が十分に供給されず、定着しにくくなります。

顔の脂肪注入では、施術を受ける方の身体から脂肪を採取し、赤血球や水分、不要な細胞などを取り除く処理をしたあとに使用します。

これらの不純物が多く含まれた脂肪を注入すると、定着のしにくさやしこりのリスク上昇につながるため、可能な限り生きている脂肪細胞のみを残し、純度を高くする処理が必要です。

脂肪を注入する部位

脂肪注入で脂肪が定着する割合は、脂肪を注入する部位によっても左右される可能性があります。

特に動きが多い口元は、表情を作る場合や話す・笑うなどの動作で負荷がかかりやすいため、ほうれい線やマリオネットラインの治療で脂肪注入をした場合は注意が必要です。

また、皮膚が薄くて脂肪を少ししか注入できない部位の場合は、注入した脂肪の多くが定着してもあまり変化を感じられないケースも考えられます。

脂肪を注入する位置や層

脂肪を注入する部位に加え、注入位置や層が適切ではない場合も脂肪が定着しにくくなる恐れがあります。

施術箇所に脂肪を注入できる十分なスペースがないと、脂肪細胞が密集して入れすぎと同じ状態になるため、壊死を引き起こすことで定着しにくくなる場合があります。

また、浅すぎる層に脂肪を注入すると脂肪がうまく定着しないだけでなく、皮膚の表面に凹凸が生じたり、しこりのリスクが高まったりする可能性があるため、適切な位置や層に注入する技術が必要です。

施術後の過ごし方

注入した脂肪が定着する割合は、施術の仕方だけでなく、施術後の過ごし方の影響を受ける場合もあります。

身体の冷えや体重の変化、栄養不足など、脂肪の定着に影響する要因はさまざまですが、生活習慣を改善することで脂肪が定着しやすい状態を目指すことは可能です。

脂肪注入で脂肪を定着しやすくする工夫や過ごし方のポイントについては後述します。

顔の脂肪注入が定着しないとどうなる?

顔の脂肪注入で脂肪が定着しないと、以下のトラブルや後悔につながる可能性があります。

  • 見た目の変化を感じられない
  • しこりができる
  • かかる費用が予算と合わなくなる

それぞれ詳しく解説します。

見た目の変化を感じられない

注入した脂肪の多くが吸収されてしまうため、見た目の変化を感じられない場合があります。

脂肪を注入した直後は十分な効果が得られたと感じても、時間経過によって徐々にボリュームが減っていくことで残念な思いをすることもあるでしょう。

人によっては多くの脂肪が定着するケースもありますが、一度の施術では想像通りの見た目にならない可能性があることを理解しておくことが大切です。

しこりができる

定着できない脂肪が多いと、体内でしこりができるリスクが高まります。

脂肪注入でできるしこりには、脂肪細胞が壊死することで生じるものと、液状になった脂肪がコラーゲンの膜で覆われたオイルシストの2種類があり、どちらも自然に吸収される可能性があります。

しかしこれらのしこりを放置すると、しこりの周囲にカルシウム成分が沈着して硬くなる石灰化が起こる恐れがあり、場合によっては切開しないと摘出できません。

しこりは必ずしも除去しなければいけないものではありませんが、見た目や触り心地に影響する可能性があり、炎症の原因にもなるため、注意が必要です。

かかる費用が予算と合わなくなる

脂肪が想像よりも定着しない場合、希望の仕上がりを目指すうえで施術費用が予算と合わなくなる恐れがあります。

1回の施術で十分な効果が得られるケースはゼロではありませんが、よりしっかりと効果を得たい場合は段階的に施術を受けるのがおすすめです。

ただし、定着する脂肪の割合が少ない場合は、効果が現れにくいことで予定よりも多く施術が必要になる可能性があるため、理解したうえで施術を検討しましょう。

脂肪注入で脂肪を定着しやすくする工夫

脂肪注入で脂肪を定着しやすくするためには、以下の工夫がおすすめです。

  • コンデンスリッチやナノリッチを選択する
  • 複数回に分けて脂肪を注入する
  • ボトックス注射を併用する

それぞれの工夫について詳しく解説します。

コンデンスリッチやナノリッチを選択する

コンデンスリッチやナノリッチなどの方法を選択することで、より脂肪が定着しやすい施術が可能です。

コンデンスリッチは、採取した脂肪から不純物を除去し、濃縮することで良質な脂肪細胞の密度を高める技術で、ボリューム形成やシワの改善などに用いられます。

ナノリッチは、脂肪を特殊なフィルターでナノサイズに微細化し、純度を高めたものを注入する方法で、皮膚が薄い部位の微調整や肌細胞の活性化などに特化しています。

これらの技術を用いて生成された脂肪は、脂肪の定着を妨げる不純物が可能なかぎり取り除かれたうえで、定着を促進する脂肪幹細胞を豊富に含んでいるのが特徴です。

これらの選択肢があるクリニックでは、悩みの種類や部位に合わせてより適した施術の提案が可能な利点があります。

複数回に分けて脂肪を注入する

定着する脂肪の割合を増やすためには、複数回に分けて施術を行うことが大切です。

一度に多くの脂肪を注入するとしこりのリスクが高まり、定着する脂肪も減少しやすくなりますが、注入する脂肪が少なすぎる場合は、一部が吸収されることでほとんど効果を得られない可能性があります。

段階的に脂肪を注入すると、新しい脂肪細胞に十分な酸素や栄養が供給されやすくなり、定着のしやすさにつながります。

施術を繰り返すとかかる費用が大きくなる場合もありますが、1回目の仕上がりをもとに2回目以降の注入を行うほうが、失敗やしこりのリスクの回避にも有効です。

ボトックス注射を併用する

よく動く部位に脂肪注入を行った場合は、より定着する脂肪の割合を増やすためにボトックス注射との併用がおすすめです。

ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出したタンパク質を筋肉に注射し、緊張を和らげる治療で、表情筋の働きでできるシワや、筋肉の発達によるエラ張りなどの改善を目的として選択されます。

脂肪注入で動きが多い部位に脂肪を注入する場合、ボトックス注射と併用することで脂肪への負荷が軽減され、より定着しやすくなる効果が期待できます。

個人差はありますが、ボトックス注射の効果は施術から3〜6ヶ月が経過すると徐々に薄れていくため、表情に影響がある場合も自然にもとに戻るでしょう。

脂肪注入で脂肪を定着しやすくする5つのポイント

脂肪注入で脂肪を定着しやすくするためには、以下の5つのポイントを守りましょう。

  • 施術部位の圧迫や刺激を避ける
  • 極端なダイエットはしない
  • バランスのとれた食事を心がける
  • 施術後すぐは代謝を上げる行為を控える
  • 施術部位を冷やしすぎない

それぞれの注意点について詳しく解説します。

施術部位の圧迫や刺激を避ける

脂肪を注入してからしばらくは、施術部位をむやみに圧迫したり刺激したりしないように注意が必要です。

定着する前の脂肪は不安定な状態のため、圧力がかかると新しく形成された毛細血管が切れ、脂肪細胞の壊死につながります。

施術部位のメイクや洗顔は比較的すぐに再開できる傾向がありますが、負荷をかけないように優しく行うことが大切です。

また、顔のマッサージやうつ伏せ寝、頬杖などの行為にも注意しましょう。

極端なダイエットはしない

施術後に極端なダイエットを行うと、栄養が不足して脂肪細胞の定着を妨げる恐れがあります。

脂肪がしっかり定着するまでのあいだは、できるだけカロリー制限や激しい運動は避け、安定した体重を維持するようにしましょう。

ただし、定着したあとの脂肪は自身の脂肪の一部となり、もともとあった脂肪と一緒にダイエットによって減少してしまう可能性があるため、仕上がりを維持したい場合は注意が必要です。

バランスのとれた食事を心がける

脂肪細胞の効率的な定着のためには、バランスのとれた食事によって脂肪に栄養を届けられるように意識することが大切です。

タンパク質は、傷の修復や毛細血管の新生に必要な栄養素であるため、肉や魚に加えて卵や大豆製品などからも積極的に摂取するように心がけましょう。

また、血流の循環を促すビタミンEや、血管の強化に必要なコラーゲンの生成を促進するビタミンCなども取り入れることで、脂肪細胞へのスムーズな栄養供給につながります。

施術後すぐは代謝を上げる行為を控える

代謝を上げる行為は血行の促進につながりますが、施術から約3日間はダウンタイム中の症状が強く出る原因になります。

筋トレやヨガなどの激しい運動や、サウナや岩盤浴、長時間の入浴などの代謝が上がりやすい行為に加え、血行を悪化させて脂肪の定着を妨げる原因となる喫煙にも注意が必要です。

腫れや内出血などが治まるまでは、湯船に浸かる時間を短くするか、ぬるま湯やシャワーで済ませることをおすすめします。

施術部位を冷やしすぎない

施術後の腫れや痛みには患部を冷やすケアが効果的ですが、冷やしすぎは禁物です。

脂肪注入では、個人差にもよりますが施術後から3日程度は痛みや腫れが出やすいため、症状を抑えるためにもタオルに包んだ保冷剤や濡らしたガーゼなどで冷やすのがおすすめです。

ただし、感覚がなくなるほど冷やしすぎると反対に脂肪が定着しにくくなるため、氷や保冷剤が直接肌に触れないように配慮し、圧力をかけないように優しく当てましょう。

まとめ

脂肪注入で脂肪がどの程度定着するかには個人差がありますが、うまく定着しない場合には何らかの原因が考えられます。

ダウンタイム中の過ごし方が脂肪の定着に影響するケースもあるため、適切な過ごし方とケア方法を事前に確認することが大切です。

また、より脂肪を定着しやすくするための注入技術や精製方法によって、効果を重視した施術を目指せます。

BIJOU CLINICでは、コンデンスリッチやナノリッチを施術部位に合わせて使い分け、顔の気になるボリュームロスやほうれい線などのお悩みを改善するお手伝いをいたします。

脂肪注入を初めて受ける方や、定着するか心配などの不安がある方も、お気軽にご相談ください。

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