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2026年7月19日
「たくさん寝ているのにクマが消えない」「クマが原因で疲れた印象になる」このような目元の印象に悩んだことはありませんか?
クマにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なりますが、暗い印象を与える原因にもなるため、美容医療によるアプローチがおすすめです。
この記事では、目の下のくぼみや皮膚の薄さが原因で生じるクマの治療におすすめな脂肪注入について、施術の手順やダウンタイムの注意点などを紹介します。

クマには主に4つの種類がありますが、脂肪注入ではそのなかでも黒クマ・青クマ・赤クマの3つのクマに対してアプローチが可能です。
黒クマは、脂肪の膨らみや皮膚のたるみが原因で目の下にくぼみができ、影が黒く見えることで生じるクマです。
脂肪注入でくぼみをふっくらと持ち上げることで、影が目立ちにくくなる効果が期待できます。
ただし、眼窩脂肪(目を包み込んで保護している脂肪)が前方に突出しているタイプの黒クマの場合、脂肪注入だけでは症状が悪化する恐れがあるため、余分な脂肪を取り除く施術を併用する必要があります。
青クマは、目の下に流れる血液が透けて見えることで生じる青黒いクマです。
目の下の皮膚はもともと薄いケースが多いですが、目の疲れや冷えなどを伴いやすい方は、血行不良によって血流が滞り、血液が透けて見えやすくなります。
脂肪注入で皮膚に厚みをもたせることで血管の透けを軽減し、青クマを改善する効果が期待できます。
赤クマは、目の下の皮膚が薄く、筋肉(眼輪筋)や血管が透けて見えることで生じるクマです。
加齢による眼輪筋のゆるみや目の酷使が原因として考えられ、十分な睡眠をとっても改善されない可能性があります。
皮膚と筋肉の間に脂肪を注入することで、筋肉や血管を透けにくくしてクマを目立たなくする効果が期待できます。
脂肪注入で改善が難しいのは、メラニン色素の沈着が原因で生じる茶クマです。
茶クマは、摩擦による刺激や紫外線のダメージによってできるシミと同じ状態で、脂肪注入を行っても沈着したメラニン色素を取り除けるわけではありません。
そのため、茶クマを改善したい場合はレーザー治療やピーリングなどのアプローチが必要です。
茶クマは皮膚そのものにメラニン色素が沈着しているため、皮膚を引っ張ったり動かしたりしても色が変わらず、連動して動く特徴があります。
茶クマ以外のクマは、皮膚を動かすことで見え方が変わりやすいですが、複数のクマが同時に生じているケースもあるため、クリニックでクマの状態を確認してもらうことをおすすめします。
ここからは、脂肪注入でクマ治療を行う際の手順を紹介します。
カウンセリングで、肌の状態やクマの種類などを確認します。
脂肪やくぼみの位置はペンでマーキングし、デザインを決めます。
脂肪注入によるクマ取りでは、脂肪注入と脂肪吸引の両方で麻酔が必要です。
局所麻酔や静脈麻酔が選択されるケースが多く、施術中の痛みは麻酔によって軽減できますが、麻酔が切れると痛みを感じる場合があります。
クマ治療の麻酔は、痛みへの配慮に加え、患者さんの恐怖心を取り除いて安全に施術を行うために重要とされています。
麻酔が完了したら、身体の他の部位から脂肪を採取します。
脂肪注入では太ももの脂肪を採取するのが一般的ですが、場合によってはお尻や二の腕なども採取の対象になります。
状況にもよりますが、目元のみの施術であれば必要な脂肪の量はそれほど多くないため、脂肪吸引を行った部位に大きな変化がみられないケースもあるでしょう。
脂肪を採取したら、不純物を取り除いて定着しやすい状態に加工します。
採取した脂肪には事前に注入した麻酔液や血液、壊れた脂肪細胞などが含まれているため、専用の遠心分離機やフィルターを使用してこれらの不純物を除去し、生きた脂肪細胞のみの状態にします。
不純物をできる限り除去し、いかに健全な脂肪細胞の純度を高められるかが、脂肪をより定着しやすくするポイントです。
脂肪の除去が必要な場合は、脂肪注入の前に行います。
黒クマの原因となる眼窩脂肪には脂肪溶解注射の適用が難しいとされているため、脱脂術と呼ばれる方法で除去するのが一般的です。
脂肪の除去を先に行うと、自然な仕上がりにするために脂肪を注入する位置や量の判断がしやすくなります。
精製した脂肪を、膨らみが必要な部位に注入します。
目の下の脂肪注入は、ナノリッチと呼ばれる技術で脂肪を極小の粒子に加工し、しこりにならないように多層・多方向へ細かく分散しながら注入することが大切です。
脂肪の脱脂術と脂肪注入を併用することで、くぼみをなめらかに整え、自然な仕上がりでクマを改善する効果が期待できます。
脂肪注入によるクマ治療には、以下3つのメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
脂肪注入は身体の一部としてなじみやすく、自然な仕上がりが期待できます。
自身の身体から採取した脂肪を使用するため、人工物を入れることに抵抗がある方でも受けやすいです。
また、元々ある脂肪と触り心地にほとんど差がなく、表情を作る際にも動き方に違和感が少ない特徴があります。
脂肪注入で注入した脂肪の一部は自身の組織として定着し、長期的な効果が期待できます。
定着せずに吸収される脂肪もありますが、一度定着した脂肪は他の脂肪と同じように自身の脂肪となります。
定着した脂肪は、ヒアルロン酸注射のように時間経過だけでは減少しにくいため、頻繁なメンテナンスを避けたい方におすすめです。
脂肪注入では自身の身体にもともとあった脂肪を使用することで、アレルギーや拒絶反応のリスクを軽減できるメリットがあります。
また、ヒアルロン酸注射の場合、ごく稀に注入するヒアルロン酸が原因でアレルギー反応が起こるケースがありますが、脂肪注入ではそのリスクが非常に低いです。
ただし、使用する麻酔に対してアレルギーがある方もいるため、事前の確認が必要です。
脂肪注入でクマ治療を行うと、ダウンタイム中に腫れやむくみ、内出血などの症状がみられる場合があります。
いずれもカニューレ(脂肪注入時に使用する極細の注射針)による刺激や注入液の影響によるもので、施術から3日間は特に症状が強い傾向があり、その後自然に回復します。
また、施術後に痛みを感じる場合は、冷やしたりクリニックで処方された痛み止めを服用したりして対処しましょう。
症状が持続する期間には個人差がありますが、ダウンタイム中の過ごし方によっては改善までに時間がかかる可能性があるため、適切なケア方法を確認しておくことが大切です。
脂肪吸引部のダウンタイムは、吸引した脂肪の量によって異なりますが、腫れや内出血に加えて筋肉痛のような痛みが生じるケースが多いです。
個人差がありますが、施術後から2〜3日目は症状が強く、痛みは1週間程度、内出血は2週間程度で治まるとされています。
クマ治療の場合は採取する脂肪が比較的少ないですが、他の部位への脂肪注入も検討する場合は、脂肪の吸引量が多くなることでダウンタイムが長引き、症状も強くなる可能性があります。
また、施術後2週間〜1ヶ月の期間は、皮下組織が回復する過程で硬くなる拘縮が起こる可能性があるため、場合によっては医師の指示に従ったマッサージや圧迫などのケアが必要です。
クマ治療の脂肪注入では、以下のトラブルが起こる可能性があります。
それぞれのトラブルについて詳しく解説します。
目の下の脂肪注入では、脂肪の注入量や不純物の除去が不適切だった場合などにしこりができる場合があります。
脂肪を一箇所に注入しすぎたり、注入した脂肪に不純物が多く含まれていたりすると、脂肪の塊の中央で脂肪細胞が壊死しやすくなり、しこりの原因になります。
小さなしこりは自然に吸収されるケースもありますが、改善されないまま放置すると炎症を引き起こす可能性があり、見た目や触り心地にも影響するため、注意が必要です。
脂肪の注入量を見誤ると、目の下が膨らみすぎる恐れがあります。
脂肪注入では、一部の脂肪が吸収されるのを考慮して多めに脂肪を入れるのが基本ですが、注入量が多すぎたり、想定よりも多くの脂肪が定着したりすると、膨らみすぎにつながります。
施術後の一時的な症状であれば問題ないケースが多いですが、長引く場合は失敗の可能性があるため、不安な場合は医師に相談しましょう。
両目の下に同じ量の脂肪を注入しても、人間の身体の構造上、左右差が生じるリスクがあります。
人間の身体は元々左右対称ではなく、骨格や皮膚の厚さなどの違いが左右差を引き起こすケースがあるため、段階的に脂肪を注入して調整する工夫が大切です。
ただし、明らかに不自然な左右差は施術を行った医師の技術不足が原因となっている可能性が考えられ、場合によってはバランスを修正する処置が必要になります。

脂肪注入でクマ治療をした後は、以下の点に注意して過ごしましょう。
それぞれの注意点について詳しく解説します。
注入した脂肪が定着するまでは、目元をこすらないように注意しましょう。
施術後どれくらいでメイクが再開できるかは個人差によりますが、メイクブラシで強くこすったり、クレンジングの際に圧をかけたりしないことが大切です。
また脱脂術を行った場合は、脂肪注入単体の場合よりもメイク禁止の期間が長引く傾向があるため、サングラスやつば付きの帽子でカバーする、他の部位のメイクで視線を引くなどの工夫がおすすめです。
マッサージやうつ伏せ寝は、脂肪の定着を妨げてトラブルの原因となります。
しこりや左右差、凹凸が生じるリスクを避けるためにも、施術後しばらくは仰向けで寝るように意識し、マッサージに加えて頬杖にも注意が必要です。
脂肪が定着するまでの期間には個人差があるため、マッサージをしたい場合はいつから可能か医師に相談することをおすすめします。
激しい運動や長風呂など、血行を促進する行為は、腫れや内出血などのダウンタイム中の症状を悪化させる恐れがあります。
特に施術から3日目までは症状が強く出やすいため、必要に応じて施術部位を冷やしつつ、代謝が上がらないように安静にすることが大切です。
また、脂肪を注入した部位と吸引した部位ではダウンタイムの長さやケア方法が異なるため、正しい過ごし方を事前に確認しておくことをおすすめします。
睡眠時は、頭を心臓よりも高い位置に保つことで、血液やリンパ液の滞留を防ぎ、腫れやむくみの軽減に効果的です。
特に腫れやむくみが強い施術後3日間は、頭を高くして寝るとダウンタイムのスムーズな回復につながります。
ただし、横向きやうつ伏せにならないように注意が必要です。
脂肪吸引をした部位は、脂肪注入よりも回復に時間がかかりやすいため、処方された痛み止めを服用しつつ、しばらくは入浴や運動、飲酒を控えて安静にする必要があります。
マッサージは痛みや腫れが治まってから行うのが基本ですが、自己判断で強いマッサージを行うと組織のダメージにつながります。
回復の速度には個人差があるため、マッサージを開始するタイミングや正しいやり方は医師に相談しましょう。
脂肪注入のクマ治療は、原因となる目の下のくぼみや皮膚の厚みを自然な見た目に整える美容医療です。
自身の脂肪を使用することで組織になじみやすい一方で、ダウンタイムやトラブルなどの注意点もあるため、カウンセリングの時点でメリット・デメリットの両方を確認しておくことをおすすめします。
BIJOU CLINICでは、目の下をはじめ、目の上や涙袋など、ナノリッチによる目元の脂肪注入を行っております。
全顔の注入にも対応しているため、クマを改善したうえでフェイスライン全体を整える施術のご提案も可能です。
クマの治療を検討している方や、目の下の脂肪注入を考えている方は、一度お気軽にご相談ください。