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脂肪注入とヒアルロン酸注射はどっちを選ぶ?それぞれの特徴や選択のポイントを解説

脂肪注入とヒアルロン酸注射は、どちらも顔のやつれやシワ、ボリューム不足などにお悩みの場合に選択肢となる美容医療です。

顔の凹みやシワの改善、ボリュームアップなどにおすすめですが、それぞれ独自の特徴があり、効果の出方やダウンタイム、施術に適した顔のパーツなどが異なります。

選択する際は、違いを比較したうえでどちらが自分に合っているのかよく検討することが大切です。

この記事では、脂肪注入とヒアルロン酸注射のどっちを選ぶか悩んだ場合に確認したいポイントを、それぞれの特徴を比較しながら解説します。

※施術を受けた際の効果の出方やダウンタイムには個人差があるため、参考としてご覧ください。

脂肪注入とは

脂肪注入は、施術を受ける患者さんの身体から脂肪を採取し、精製・加工してからボリュームを出したい部位に注入する方法です。

脂肪を採取する部位は主に太ももですが、状況に応じてお腹や二の腕から採取される場合もあります。

周囲の脂肪に近い触り心地や動きが特徴であるため、顔のシワ改善や輪郭形成において自然な仕上がりが期待できる点が特徴です。

ヒアルロン酸注射とは

ヒアルロン酸注射は、人の身体に元々存在する成分であるヒアルロン酸を主成分とした製剤を注入し、シワやたるみの改善や輪郭形成を行う方法です。

加齢によってできたほうれい線やマリオネットラインを目立ちにくくする効果に加え、皮膚の土台を補うことでたるみを引き上げるリフトアップを目的として選択される場合もあります。

注入量を微調整しながら仕上げることが可能で、万が一注入しすぎた場合にも修正がしやすいです。

脂肪注入とヒアルロン酸注射の違いを比較

脂肪注入とヒアルロン酸注射はどちらも輪郭形成や顔のボリュームロスの改善に用いられますが、効果やダウンタイムなどが異なります。

脂肪注入ヒアルロン酸注射
効果の出方注入した脂肪の一部が吸収され、残りは長期間定着する。施術直後のボリュームアップ効果が高く、その後少しずつ吸収される。
持続期間長期間半年~2年程度(製剤により異なる)
施術間隔3ヶ月~半年後半年~2年に1回
ダウンタイム脂肪注入部:1~2週間程度脂肪吸引部:2~3週間程度1~2週間程度
痛みの強さ痛みを感じることがあるチクっとする程度

以下に、それぞれの特徴をさまざまな点から比較してまとめたため、選ぶ際の参考にしてください。

効果の出方

脂肪注入とヒアルロン酸注射は、どちらも注入直後から時間が経過するとボリュームが落ち着いていく特徴がありますが、その後の効果の出方に違いがあります。

脂肪注入は、一部の脂肪が吸収されて残りの脂肪が定着することで完成に向かい、仕上がりまでにかかる期間の目安は3ヶ月〜半年程度です。

脂肪が吸収される過程では一時的にボリュームが減少しますが、吸収されなかった脂肪が定着したあとは仕上がりが維持されます。

一方でヒアルロン酸注射は、施術直後が最もボリュームアップを感じやすいタイミングで、その後1〜2週間程度かけてなじみ、1〜3ヶ月後には完成形を迎えます。

ヒアルロン酸注射の場合は、最終的な仕上がりのあと一定期間は効果が持続しますが、その後少しずつヒアルロン酸が減少し、施術前の状態に近づいていくのが特徴です。

持続期間

脂肪注入とヒアルロン酸注射では、脂肪注入のほうが効果の持続期間が比較的長いです。

加齢や減量などの要因で変化する可能性はありますが、脂肪注入で一度定着した脂肪は、元々あった脂肪と同じように残ります。

それに対し、人体にはヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を分解する酵素が存在しているため、注入されたヒアルロン酸は時間をかけて徐々に体内で分解されていきます。

ヒアルロン酸注射の持続期間は製剤や個人差によって異なりますが、基本的には少しずつ減少するため、急激に元に戻って周囲に気付かれる心配は少ないです。

いずれの施術も、よく動く部位に注入した場合は吸収が早くなる傾向があり、脂肪注入の場合は、定着する前に吸収されることで定着率が低下する、ヒアルロン酸注射の場合は効果の持続期間が短くなる可能性があります。

施術間隔

脂肪注入とヒアルロン酸注射では、施術を受ける回数や複数回受ける場合の施術同士の間隔などが異なります。

脂肪注入では、脂肪が定着するまでの3ヶ月〜半年は様子をみて、それからボリュームが足りない場合や左右差が気になる場合に追加の施術を行うのが一般的です。

一度に大量の脂肪を注入するとしこりのリスクが高まるため、定着の状態を確認してから2回目、3回目の施術を行います。

一方で、ヒアルロン酸注射の効果を持続させたい場合は、施術から時間が経過し、効果が薄れてきたタイミングで再注入を行うメンテナンスが必要です。

脂肪注入は、脂肪が定着したあとは定期的な通院は不要ですが、加齢や体重の増減による自然な変化は起こる可能性があるため、見た目が変わって気になる場合は必要に応じて再施術を検討しましょう。

ダウンタイム

脂肪を採取した部位のダウンタイムを考慮すると、ヒアルロン酸注射よりも脂肪注入のほうがダウンタイムが長引く可能性が高いです。

症状の強さも異なるケースが多く、ヒアルロン酸注射は軽度の腫れや内出血がみられる場合がありますが、脂肪注入は施術後2〜3日目に腫れや内出血が強く出やすいです。

また、脂肪を採取した部位では腫れや内出血、むくみなどの症状が現れたり、施術から約1週間が経過すると、皮膚がつっぱったように硬くなる拘縮が起こったりします。

拘縮は改善までに3ヶ月程度かかる場合もありますが、次第に柔らかくなり改善されていきます。

痛みの強さ

脂肪注入とヒアルロン酸注射では、脂肪注入のほうが比較的痛みが強いとされていますが、我慢できないほどの痛みではありません。

基本的には麻酔を使用するため、施術中は痛みを感じにくいように配慮されています。

ヒアルロン酸注射の場合は、針がチクっと刺す痛みや製剤を注入する圧迫による痛みを伴う場合がありますが、いずれも我慢できないほど痛むケースは稀です。

また、脂肪注入は脂肪を採取した部位に筋肉痛のような強い痛みが現れ、約1週間続く可能性があるため、必要に応じて処方された痛み止めを服用しましょう。

脂肪注入とヒアルロン酸注射それぞれが適している部位

ここからは、脂肪注入とヒアルロン酸注射それぞれが適している部位を紹介します。

お悩みに合わせて施術を選択する参考にしてください。

脂肪注入の場合

脂肪注入は、以下の部位の施術におすすめです。

  • 額(丸み形成・シワ)
  • 目の上(くぼみ目)
  • 目の下(クマ・軽度のゴルゴライン)
  • こめかみ(凹みを整える・ボリュームアップ)
  • 頬(ほうれい線・コケ)

脂肪注入は、額や頬をボリュームアップさせたり、厚みをもたせて形を整えたりしたい場合に向いています。

ヒアルロン酸注射は注入量が増えるほど料金が高くなりますが、脂肪注入は脂肪の作成料と部位ごとの料金で設定されているケースが多いため、広範囲への注入を希望する場合は脂肪注入がおすすめです。

また、皮膚が薄い部位はチンダル現象(ヒアルロン酸に光が当たって青や灰色に透けて見える現象)が起こりやすいため、部位によっては脂肪注入のほうがきれいに仕上がりやすいとされています。

ヒアルロン酸注射の場合

ヒアルロン酸注射は、以下の部位の施術に用いられます。

  • 目の下(涙袋形成)
  • 鼻(高さや形を整える)
  • 唇(輪郭形成・ボリュームアップ・縦ジワ改善)
  • あご(シャープなラインを作る)

ヒアルロン酸注射は脂肪注入よりも硬さを出しやすいため、ピンポイントのボリュームアップや輪郭形成に向いています。

製剤によって硬さや性質が異なるため、涙袋や唇など、柔らかさを残しつつしっかり形を整えたい場合にもおすすめです。

唇のヒアルロン酸注射では、上唇の形を整えたり、全体的にぷっくりさせたりするアプローチが可能です。

脂肪注入とヒアルロン酸注射のメリット・デメリットを比較

脂肪注入とヒアルロン酸注射には、それぞれメリット・デメリットがあるため、比較したうえで自分が何を重視して選択するかが大切になります。

脂肪注入とヒアルロン酸注射のメリット

脂肪注入とヒアルロン酸注射のメリットを以下の表にまとめました。

脂肪注入ヒアルロン酸注射
・アレルギーのリスクが低い・長期的な効果が期待できる・見た目や触り心地が自然・脂肪吸引も同時に行える・注入部位の肌質改善も目指せる・アレルギーのリスクが低い・ダウンタイムが少ない・美容整形が初めての方も受けやすい・仕上がりの微調整がしやすい・肌の変化に合わせてその都度対応できる

脂肪注入とヒアルロン酸注射は、どちらもアレルギーのリスクが低く、輪郭形成に向いている施術です。

脂肪注入は脂肪吸引を行うため、顔のパーツを整えると同時に部分痩せを目指したい方に向いています。

また、注入する脂肪に含まれる幹細胞の働きによって、肌の質感に変化がみられる可能性もあります。

ヒアルロン酸注射はダウンタイムが少ないため、日常生活へ影響しにくい点がメリットです。

注入量を変えることで仕上がりの微調整がしやすく、加齢に伴う変化にも都度対応が可能な特徴もあります。

脂肪注入とヒアルロン酸注射のデメリット

脂肪注入とヒアルロン酸注射のデメリットを以下の表にまとめました。

脂肪注入ヒアルロン酸注射
・定着する脂肪が少ないケースがある・ダウンタイムが長引きやすい・しこりや左右差が生じる可能性がある・定期的なメンテナンスが必要・注入部位が青く透ける可能性がある・範囲が広くなると料金が高くなりやすい

脂肪注入とヒアルロン酸注射は、どちらも入れすぎや医師の技術不足によって見た目の不自然さが生じる可能性があります。

特に過剰注入による失敗は、ヒアルロン酸注射の場合は時間経過やヒアルロン酸を分解する処置によって対応が可能ですが、脂肪注入の場合は修正が難しいケースもあるため注意が必要です。

いずれの施術も、ごく稀ではありますが血管閉塞のような重篤な合併症を伴うリスクがあるとされているため、デメリットを十分に理解したうえで、信頼できる医師を選択することが大切です。

脂肪注入とヒアルロン酸注射それぞれがおすすめな人

ここからは、脂肪注入とヒアルロン酸注射それぞれがおすすめな方の特徴を紹介します。

脂肪注入がおすすめな人

脂肪注入は、以下に当てはまる方に向いています。

  • 触り心地や脂肪の動き方も自然に仕上げたい
  • できるだけメンテナンスの手間を減らしたい
  • フェイスラインを全体的に整えたい

脂肪注入は、目の下やこめかみなどにピンポイントで注入することも可能でありながら、広範囲のボリュームアップにも適しています。

注入した脂肪の一部は定着せずに吸収されるため、劇的な変化を求める場合には物足りない可能性がありますが、自然な仕上がりになりやすいです。

また、一度定着した脂肪は自身の脂肪の一部となるため、ふっくらとしたフェイスラインを長く維持したい方におすすめです。

ヒアルロン酸注射がおすすめな人

ヒアルロン酸注射は、以下に当てはまる方に向いています。

  • ダウンタイムを軽くしたい
  • 涙袋や唇などピンポイントでしっかりボリュームを出したい
  • イベントに合わせて顔のパーツを整えたい

ヒアルロン酸注射は、ダウンタイムが私生活に影響するのを避けたい方や、決まったタイミングにしっかり効果を出したい方におすすめです。

施術後は比較的早く効果が現れ、施術時間が短いことに加え、時間経過とともに元の状態に戻っていくため、一度美容整形を受けてみたいという方にも向いています。

また、硬さが異なる製剤を使い分けることで、鼻やあごをシャープにしたい、シワをふっくらと持ち上げたい、ぷっくりとした涙袋が欲しいなどの細かな希望に対応が可能です。

まとめ

脂肪注入とヒアルロン酸注射は、それぞれ独自のメリットを持つ施術です。

目的や悩み、肌の状態に合わせて適切に選択することが大切ですが、自分に適した方法が分からない場合は、医師とよく相談のうえで決定しましょう。

BIJOU CLINICでは、全顔とパーツ別の脂肪注入のメニューや、部位ごとに種類や注入量を調整できるヒアルロン酸注射のメニューを取り扱っております。

大手クリニックでの院長経験を持つ医師が、洗練された技術とデザイン、患者様に寄り添ったカウンセリングで、一人ひとりに適した施術をご提案いたします。

輪郭形成の注入治療を検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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