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2026年7月19日
肌のボリュームロスや皮膚のたるみなど、さまざまな要因で目立ってしまうゴルゴラインは、顔の印象を暗くしたり、老けて見えたりする原因になります。
エイジングサインのひとつとされていますが、若い年齢でも生じるケースがあるため、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
肌の状態や原因によって治療法が異なりますが、自身の脂肪を使用して自然な仕上がりが期待できる脂肪注入がおすすめです。
この記事では、ゴルゴラインの原因や、脂肪注入を適用するメリット・デメリットなどを紹介します。

ゴルゴラインは、目頭の下から頬の中央に沿ってハの字状に伸びるシワです。
漫画『ゴルゴ13』の主人公に描かれている顔の線に似ていることから名付けられたとされており、正式名称はミッドチークラインといいます。
老けて見えるだけではなく、たくましい印象を与える可能性もあるため、男性的な顔つきになることでお悩みの女性もいるでしょう。
生まれつきの骨格や肌の状態によって若い方にも現れるケースがあり、セルフケアだけでは改善が難しいことから、美容医療によるアプローチが選択肢になります。
ゴルゴラインの治療法には、ヒアルロン酸注射や糸リフトなどの方法がありますが、脂肪注入も選択肢のひとつです。
脂肪注入は、患者さんの身体から採取した脂肪を精製・加工して注入する治療で、ゴルゴラインをふっくらと持ち上げて改善する効果が期待できます。
長期的な効果が特徴のため、ゴルゴラインと同様に老け見えの原因となるほうれい線の改善や予防にも向いています。

ゴルゴラインができる原因は、主に以下の5つです。
それぞれの原因について詳しく解説します。
頬の中央にある骨が低く、平坦な特徴がある方はゴルゴラインができやすいです。
骨格は加齢による骨の萎縮で変化するケースがありますが、遺伝の影響を受けている場合は若い方にゴルゴラインが生じることもあります。
また、皮膚や脂肪の変化など、他の要因が重なるとさらに目立つ可能性があります。
顔の靭帯(リガメント)が骨に食い込んでいると、その部分がゴルゴラインとして現れやすくなります。
靭帯には骨と皮膚をつなぎ止める役割があり、顔の肉を支えることで皮膚が垂れ下がるのを防ぐ働きがありますが、骨に強く食い込んでいる場合はゴルゴラインが目立つ原因になります。
特に皮膚が薄い方の場合は、靭帯や筋肉、脂肪などによる肌表面の凹凸が現れやすく、ゴルゴラインが際立ちやすいです。
靭帯の食い込みが強い場合は、脂肪注入に加えて剥離する処置を組み合わせることでゴルゴラインをより目立ちにくくする効果が期待できます。
皮膚のたるみは、ゴルゴラインの上側に覆いかぶさることで溝を深くする可能性があります。
周囲の組織が痩せて皮膚が余ることで伸びるケースもありますが、コラーゲンやエラスチンなどの肌のハリを保つ成分が、紫外線や加齢によって減少することで引き起こされる場合もあります。
紫外線によるダメージはスキンケアで軽減できる可能性がありますが、加齢によるたるみはスキンケアだけでは予防や改善が難しいです。
顔の皮下脂肪には皮膚を内側から支える役割があるため、減少すると肌のボリュームが失われ、ゴルゴラインを目立たせる原因になります。
脂肪が減少する要因としては加齢や急激なダイエットなどが挙げられ、骨と皮膚の間に隙間が生じることでゴルゴラインが深く見えるとされています。
脂肪注入では、減少した脂肪を直接補うことでゴルゴラインを改善に導くアプローチが可能です。
顔の筋肉が衰えると、皮膚や脂肪を支える力が弱くなり、たるむことでゴルゴラインの形成につながる恐れがあります。
筋肉のなかでも、ゴルゴラインの原因となるのは主に表情筋の衰えで、加齢のほかにも無表情でいることが多い場合に衰えやすくなります。
リモートワークで人とコミュニケーションをとる機会が少ない方や、スマートフォン・パソコンなどを無表情で凝視する習慣がある方は注意が必要です。

脂肪注入によるゴルゴラインの治療には、以下のメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
脂肪注入は、ゴルゴラインによって老けて見える印象を改善し、自然な状態に整える効果が期待できます。
ゴルゴラインを持ち上げるだけでなく、肌のコケやくぼみなどのボリュームロスを補うことで年齢を感じさせない見た目を目指せます。
また、自身の身体に元々ある脂肪を注入するため、触り心地の違和感が少なく、表情と連動して自然に動く点も特徴です。
注入した脂肪の一部は元々あった脂肪と同じように定着するため、長期的な効果が期待できます。
定着する脂肪の割合には個人差がありますが、一度の施術で十分な効果が得られない場合は、複数回に分けて注入することで段階的に希望の仕上がりを目指すことも可能です。
しかし、脂肪注入で新たに定着した脂肪も、既存の脂肪のようにダイエットや加齢によって減少する可能性があり、ゴルゴラインが再び目立つケースもあるため注意しましょう。
脂肪注入には、注入する脂肪に対してアレルギーや拒絶反応が起こるリスクが低いというメリットがあります。
拒絶反応とは、他人の臓器や細胞を移植する際に、免疫システムがそれらを異物と認識して排除しようとする生体反応のことです。
脂肪注入は、自身の組織の一部である脂肪を採取して他の部位に注入する施術であるため、拒絶反応が起こりにくい特徴があります。

ゴルゴラインの脂肪注入では、メリットのほかに以下のデメリットもあります。
施術を受ける際は、デメリットについても事前に必ず確認しましょう。
注入した脂肪の一部は体内に吸収されてしまうため、場合によっては定着する脂肪が少なく、期待よりも効果が感じられない可能性があります。
個人差に加えて、注入する脂肪に含まれる不純物の量や注入する部位、血行の状態なども定着を左右する要因です。
脂肪が思うように定着しない場合、希望の仕上がりになるまでに予定より多くの施術が必要になるケースもあるでしょう。
施術後に左右差が生じたり、片方のゴルゴラインだけ残ってしまったりする可能性があります。
原因としては注入量や位置のズレなどが考えられますが、身体の構造面での左右差による場合もあるため、段階的に注入して自然な状態に整える工夫が必要です。
脂肪注入の知識や経験が豊富な医師であれば、一人ひとりの骨格や脂肪のつき方に合わせた施術が期待できるでしょう。
脂肪注入では、稀にしこりや凹凸が生じるリスクがあります。
特に、一箇所に脂肪を集中して注入したケースや、注入した脂肪の量が多すぎたケースでは、脂肪全体に栄養が行き渡らず、壊死することでしこりになるリスクが高まります。
軽度のしこりの場合は自然に吸収される場合もありますが、大きなしこりや硬いしこりは触り心地や見た目に影響し、放置すると外科手術による摘出が必要になる可能性があるため、注意が必要です。

ここからは、ゴルゴラインの脂肪注入で生じるダウンタイムの症状や期間について解説します。
個人差があるため、目安としてご覧ください。
脂肪を注入した部位では、腫れや内出血、むくみなどの症状が施術後から2週間、長いと1ヶ月程度続く可能性があります。
特に施術から2〜3日は症状が強い傾向があり、痛みを感じるケースもあるため、処方された痛み止めを服用して対処しましょう。
メイクを再開できるタイミングは施術部位の状態や個人差によって異なるため、ダウンタイム中はマスクやメガネ、サングラスなどを用いてカバーするのがおすすめです。
スキンケアの際は、こすったり押したりするなど、負荷をかけないように優しく触れるように意識しましょう。
脂肪を採取した部位には、痛み・腫れ・内出血・むくみなどの症状が現れやすく、回復までには1週間から1ヶ月程度かかるケースが多いです。
脂肪を注入した部位よりもダウンタイムの症状が強い傾向があり、脂肪を採取する部位は主に太ももですが、状況に応じてお腹や二の腕が選択されるケースもあります。
ゴルゴラインを治療したうえで、脂肪注入でフェイスライン全体を整えたい場合は、必要な脂肪の量が増え、採取部分のダウンタイムが長引く恐れがあります。
基本的には服で隠れる部位から採取するケースが多く、腫れや内出血などの見た目を気にする必要はありませんが、痛みが私生活に響く場合もあるため、注意が必要です。

ゴルゴラインを脂肪注入で治療する際の費用相場は、20〜50万円程度です。
脂肪の採取・作成にかかる料金や麻酔の料金など、全て込みの場合もあれば、施術料金とは別でオプションが設定されているケースもあります。
脂肪注入は保険が適用されない自由診療のため、クリニックが独自に料金を設定できるのが特徴です。
また、施術を重ねる場合はその都度支払いが発生するケースもあるため、予算を立てる際は料金体系をよく確認し、予期せぬ出費にならないように注意しましょう。

ゴルゴラインの脂肪注入で失敗しないためには、クリニック選びや施術後の適切なケアなどが大切です。
脂肪注入の仕上がりは医師の技術に左右される可能性があるため、クリニックの実績に加えて医師の知識や経験、脂肪注入の症例数なども確認しましょう。
コンデンスリッチやナノリッチは、脂肪注入でより自然な仕上がりを目指すうえで有効な選択肢です。
コンデンスリッチは、不純物を可能なかぎり除去し、脂肪を定着しやすい状態にすることで、しこりのリスクを軽減できるとされています。
ナノリッチは、微細化した脂肪細胞を少量ずつ分散させて注入するため、凹凸になりにくい特徴があります。
これらの技術を用いることで、皮膚が薄く凹凸が目立ちやすい目の下でも、なめらかな表面に整えるアプローチが可能です。
また、マッサージや頬杖、うつ伏せ寝など施術部位に負荷をかける行為に注意し、スキンケアやメイクは優しく行いましょう。
脂肪注入を成功させるためには、ダウンタイム中の正しい過ごし方を事前に確認し、医師の指示を守ることが大切です。

ゴルゴラインの治療には、以下の美容医療の選択も可能です。
原因や希望に合わせた選択のほか、脂肪注入と併用可能な方法もあるため、施術を受ける際の参考にしてください。
ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸を真皮層に注入して肌にボリュームをもたせることで、シワやたるみの改善や輪郭形成に用いられる治療です。
ゴルゴラインを目立ちにくくするだけでなく、施術後すぐに効果を実感しやすい特徴があります。
ヒアルロン酸は時間経過とともに体内に吸収されるため、定期的なメンテナンスが必要ですが、施術時間とダウンタイムを短くしたい方におすすめです。
表ハムラ法は、目の下を切開して眼窩脂肪を移動させ、クマやたるみなどを改善する治療です。
癒着している靭帯を剥離し、ゴルゴラインの溝に目の下の脂肪を移動させることで、皮膚の内側から平らに整える効果が期待できます。
切開によってダウンタイムが長くなる傾向がありますが、ゴルゴラインとともに気になる目の下のクマやたるみを同時に改善できる可能性があります。
ゴルゴラインの状態や位置によっては、まぶたの裏を切開して脂肪を移動させる裏ハムラ法によるアプローチも可能です。
バーティカルリフトとは、医療用の糸を用いて顔全体を垂直方向にリフトアップし、フェイスラインのたるみやほうれい線の改善に働きかける治療です。
肌の緩みやボリュームロスによって目立つ靭帯のラインを薄くし、ゴルゴラインを改善する効果が期待できます。
よりゴルゴラインを目立ちにくくしたい場合は、ヒアルロン酸注射や脂肪注入と併用することも可能です。
ゴルゴラインは、骨格や靭帯、たるみなどさまざまな要因によって生じる可能性があります。
老けている、やつれているなどのマイナスな印象を与える原因になるため、美容医療のアプローチを検討しましょう。
BIJOU CLINICでは脂肪注入をはじめ、ゴルゴラインの改善に効果が期待できるさまざまな施術を取り扱っております。
目元の手術や脂肪吸引の経験も豊富な医師が、患者様一人ひとりの肌状態とダウンタイムに配慮した治療の提案をいたします。
ゴルゴラインにお悩みの方、初めての脂肪注入が不安な方はぜひ一度ご相談ください。