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脂肪吸引をやりすぎるとどうなる?失敗した際の対処や予防法について解説

痩身医療を受ける際、「限界まで細くしたい」「できるだけ脂肪を減らしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

脂肪吸引は、皮下脂肪を直接吸引することで痩身効果を得たい方に検討される施術ですが、やりすぎはリスクを伴います。

短期間の再施術や脂肪の取りすぎはさまざまなトラブルの原因になるため、脂肪吸引の経験が豊富な医師が適切な方法で施術を行うことが大切です。

この記事では、脂肪吸引のやりすぎによるリスクや失敗への対処法、過剰な吸引を防ぐ方法について解説します。

脂肪吸引をやりすぎるリスク

脂肪吸引 やりすぎ

脂肪吸引のやりすぎは、以下のようにさまざまなリスクを伴う可能性があります。

  • 色素沈着が起こる
  • むくみやすくなる
  • 皮膚がたるむ
  • 表面に凹凸が生じる
  • 左右差が目立つ
  • 全身のバランスが崩れる
  • ダウンタイムが長引く

それぞれ詳しく解説します。

色素沈着が起こる

脂肪を過剰に除去すると、施術部位に色素沈着が起こりやすくなります。

皮膚と筋肉の癒着が原因のひとつとして考えられますが、施術後の内出血が茶色くなって残る場合もあります。

状態によって数ヶ月で改善される可能性もありますが、長期間残るケースもあるため、場合によっては他の治療やスキンケアによるアプローチが必要です。

むくみやすくなる

脂肪を取りすぎると、空いたスペースに体液が溜まりやすくなる恐れがあります。

脂肪吸引を行うと、脂肪が取り除かれた部位に空間が生まれるため、そこに組織液やリンパ液が染み出したり、施術前に注入した麻酔液などが滞留したりすることでむくみを引き起こす可能性があります。

むくみは脂肪吸引後に見られやすい症状のひとつですが、脂肪の過剰な除去に伴う場合はむくみやすくなることでダウンタイムが長引くケースもあるため、注意が必要です。

皮膚がたるむ

脂肪の吸引量が多いと、皮膚の収縮が追い付かずにたるみを引き起こす可能性があります。

皮下脂肪には皮膚を内側から支える働きもあるため、一度に大量の脂肪を除去すると、皮膚が土台を失い、垂れ下がる原因になります。

特に、皮膚が薄い方や年齢によって肌のハリが低下している方で起こりやすい失敗例です。

たるみが大きい場合は自然な回復が見込めないケースもあるため、タイトニングやリフトアップに効果が期待できる治療が適応となる場合があります。

表面に凹凸が生じる

脂肪を吸引しすぎると、皮膚の下にある筋肉や取り残した脂肪などの組織が浮き出ることで、肌の表面に凹凸が生じる恐れがあります。

脂肪を除去しているのにセルライトのような見た目になったり、施術部位に硬さの異なる部位が混在したりする可能性があり、見た目の不自然さから後悔につながるケースもあるでしょう。

凹凸は適切な施術を行った場合にも生じる可能性がありますが、脂肪の過剰な除去や吸引のムラが原因の場合は、セルフケアやマッサージによる改善が難しいため、注意が必要です。

左右差が目立つ

二の腕や肩など、左右の異なる部位に脂肪吸引を行う場合、片方のみ吸引量が多かったり、過剰な吸引によって仕上がりに差が生じたりすると左右の見た目が異なる可能性があります。

また、脂肪を除去しすぎると、皮膚の下にある組織と筋肉が癒着する可能性があり、その状態で施術部位が動くと、不自然な引きつれや凹みが生じるケースがあります。

さらに、骨格を考慮せずに脂肪を除去しすぎることで骨格が強調されて見える恐れもあるため、施術部位の状態をよく確認して脂肪の適切な吸引量を判断することが大切です。

全身のバランスが崩れる

身体の一部から脂肪を吸引しすぎると、ボディライン全体で見た時にバランスが悪く見える可能性があります。

脂肪吸引は、気になる部位の脂肪を減らすことで部分痩せを目指せる施術ですが、脂肪を多く吸引するほど仕上がりがきれいになるわけではありません。

一部から脂肪を取りすぎるとこけた印象になったり、不自然な段差が生じたりする可能性があるため、全体のバランスや多方向から確認した際の見た目も考慮することが大切です。

ダウンタイムが長引く

個人差にもよりますが、脂肪吸引をやりすぎると通常よりもダウンタイムが長引く傾向があります。

吸引する脂肪の量が多いと、脂肪があった部位に大きな空洞ができることで多くの体液が溜まりやすくなり、排出までに時間がかかるためむくみの回復が遅れる恐れがあります。

また、短期間で施術を繰り返すと肌へのダメージが大きくなり、痛みや内出血、拘縮が強く出る可能性があるため、場合によっては通常以上にセルフケアに力を入れる必要があるでしょう。

脂肪吸引で再施術を受ける際の間隔

脂肪吸引 やりすぎ

同じ部位に脂肪吸引を行う際は、目安として前の施術から3〜6ヶ月程度の間隔を空けるのが一般的ですが、併せて肌が再施術を行える状態かを適切に判断する必要があります。

脂肪吸引では皮膚を切開したり、カニューレ(脂肪を吸引する細い管)を挿入したりするため、施術部位ではダメージを受けた組織が修復される過程で線維化が起こります。

その際、もとの状態よりも強固に再生する特徴があるため、再施術の際は硬くなった肌に対してカニューレを適切に操作できる高度な技術が必要です。

また、再施術を行う際は吸引できる皮下脂肪が残っていることが条件で、すでに脂肪を取りすぎてしまったケースや、筋肉や骨格の影響で太って見え、皮下脂肪自体が少ない場合は適応できない可能性が高いです。

再施術を受けられるタイミングは、1回目の施術を受けたあとの肌の回復の程度によって異なるため、医師に肌の状態を確認してもらい、適切な判断のもとで受けることが大切です。

脂肪の吸引量を判断するうえで確認が必要な要因

脂肪吸引 やりすぎ

脂肪吸引で脂肪を吸引する量は、以下の点を考慮して判断する必要があります。

安全に吸引できる脂肪量の目安

脂肪吸引では、一定量以上の脂肪を除去すると身体に大きな負担がかかる可能性があるため、吸引量の慎重な判断が必要です。

身体の脂肪吸引の場合、体重の5〜7%程度が吸引量の上限の目安とされていて、5000cc(5L)を超えて吸引すると身体に負担がかかりやすくなるとされています。

また、顔の脂肪吸引の場合はより少ない吸引量に制限され、取りすぎはコケやくぼみの原因になります。

脂肪の過度な吸引は貧血や脱水などの症状を引き起こす恐れがあるため、医師が部位や骨格、体重などを考慮し、安全に吸引できる脂肪の量を適切に見極めることが大切です。

全体のバランス

施術を希望する部位だけでなく、全体のバランスを考慮したうえで不自然な仕上がりにならない量に留める医師の判断が求められます。

全体的にスッキリさせたい場合や、胸やお尻など一部のパーツのボリュームはそのままにしたい場合など、いずれのケースにおいても、ボディライン全体のバランスが整ったデザインにすることが大切です。

必要に応じて施術を希望する部位以外も調整することで、メリハリをつけつつもバランスのとれた仕上がりが期待できます。

骨格や筋肉量

脂肪の適切な吸引量は、骨格や筋肉の量によっても左右されます。

これらを事前に確認し、太って見える原因を明らかにすることで、残すべき脂肪量の適切な判断につながります。

骨格がしっかりしていたり、筋肉量が多かったりすることで太って見える場合は、脂肪吸引で思うような痩身効果を得られないケースもあるため、後悔しないためにも事前の確認が非常に大切です。

皮膚の状態

皮膚の状態によっては、脂肪の過剰な吸引が仕上がりに大きく影響する可能性が高まります。

特に、肌のハリが低下している方や皮膚が薄い方はたるみを引き起こしやすく、脂肪吸引の影響を受けやすいです。

個人差はありますが、肌のハリは加齢や乾燥、紫外線ダメージの蓄積によるコラーゲンの減少によって低下するとされているため、当てはまる方は特に注意が必要になります。

脂肪吸引をやりすぎた場合の対処法

脂肪吸引 やりすぎ

脂肪吸引をやりすぎた場合は、状況に応じて以下の対処を行うことで修正できる可能性があります。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸を主成分とする製剤を皮下に注入することで、ボリュームアップや輪郭形成などに用いられる施術です。

特に顔の脂肪吸引をやりすぎてしまった場合の修正の選択肢として挙げられ、コケやくぼみが気になる部位にピンポイントで注入できる特徴があります。

ただし、除去しすぎた脂肪そのものを元に戻すことはできず、効果が限定的なため、状況によっては定期的な施術が必要になる可能性があります。

脂肪注入

脂肪注入とは、自身の太ももやお腹などから脂肪を採取し、老廃物を除去してからボリュームロスが気になる部位に注入する施術です。

吸引しすぎた脂肪を直接補えるだけでなく、自分の身体から採取した脂肪を使用するため、アレルギーや拒絶反応のリスクが抑えられる特徴があります。

皮膚と筋肉の癒着が強い場合は、一度癒着を剥離する処置を行ってから脂肪注入を行うことで、凹凸をよりなめらかに整える効果が期待できます。

注入した脂肪は一部のみ定着し、残りは吸収されるため、場合によっては複数回の施術が必要です。

引き締め・リフトアップ治療

脂肪吸引後に皮膚がたるんでしまった場合は、引き締めやリフトアップに効果的な治療によるアプローチが必要になります。

たるみが軽度の場合は高周波(RF)によって改善できる可能性もありますが、たるみの度合いに応じて糸リフトや皮膚の切開が必要になるケースもあります。

修正治療を行う場合は、脂肪吸引で受けたダメージが回復し、施術部位の状態が落ち着いてから受けるのが一般的です。

脂肪吸引のやりすぎを防ぐためのポイント

脂肪吸引 やりすぎ

ここからは、脂肪吸引のやりすぎを防ぐためのポイントを5つ紹介します。

  • 脂肪吸引の経験や技術が豊富な医師を選択する
  • やりすぎによるリスクを事前に把握しておく
  • アフターケアや修正に対応してくれるか確認する
  • 複数回に分けて段階的に吸引する
  • 必要に応じて手動式も選択肢に入れる

失敗を防ぎ、納得できる施術を受けるための参考にしてください。

脂肪吸引の経験や技術が豊富な医師を選択する

施術を行う医師の経験や技術は、仕上がりを左右する主な要因のひとつです。

患者様一人ひとりに合わせた適切な吸引量の判断や、全体のバランスを考慮したデザインが可能な医師を選択することで、やりすぎによる失敗の回避につながります。

また、患者様自身が「できるだけ多く脂肪を取ってほしい」と希望しても、不自然にならないように必要な脂肪を残せることが大切です。

さらに、脂肪吸引の修正は難易度が高いケースもあるため、取りすぎによる修正が必要になった場合は、再施術の経験や技術が豊富な医師を選択することをおすすめします。

やりすぎによるリスクを事前に把握しておく

脂肪吸引で多くの脂肪を減らしたい場合は、やりすぎによるリスクを確認しておくことが大切です。

極限まで脂肪を減らしたい方でも、起こりうるトラブルを把握しておくことで慎重に施術を検討することにつながります。

また、脂肪吸引のやりすぎによる具体的な失敗例を実際に写真で確認すると、客観的な視点で仕上がりをイメージすることが可能です。

アフターケアや修正に対応してくれるか確認する

万が一、脂肪を吸引しすぎてしまった場合を考慮し、アフターケアや修正への対応が十分に行われるかも確認しましょう。

施術が適切に行われた場合でも、きれいな仕上がりを目指すためには医師の指示に従ったケアが大切です。

見た目が不自然な状態を放置すると精神的ストレスにもつながるため、トラブル時に早急な対応が可能なクリニックを選択することをおすすめします。

複数回に分けて段階的に吸引する

一度に大量の脂肪を除去すると身体に負担がかかりやすいため、複数回に分けて段階的に吸引する工夫が推奨されます。

施術したい部位が1部位のみであれば1回の施術で済むケースが多いですが、複数の部位の脂肪を吸引したい場合や、多くの脂肪を吸引する必要がある部位は、数回に分けて施術を行うことでリスクの軽減につながります。

施術を複数回行う場合、1回目の仕上がりを考慮して2回目の吸引量を調整できるメリットがありますが、再施術には高度な技術が求められるため、複数回の施術を検討している旨を事前に相談することをおすすめします。

必要に応じて手動式も選択肢に入れる

細かな吸引量の調整やデザインが求められる部位に脂肪吸引を行う場合は、必要に応じて手動式の脂肪吸引を行えるクリニックを選択しましょう。

脂肪吸引には主に機械式と手動式の2種類の施術方法があり、機械式は多くの脂肪を効率よく吸引できる点が特徴です。

ただし、機器によっては細やかなデザインが難しく、取り扱う医師の技術力が不足していると脂肪を吸引しすぎてしまう恐れがあります。

どちらの施術方法が優れていると比較できるものではなく、手動式の脂肪吸引の場合も医師の技術力が重要になるため、必要に応じて機械式・手動式を使い分け、脂肪の取りすぎを防ぐ工夫が大切です。

まとめ

脂肪吸引をやりすぎると、見た目の不自然さやダウンタイムが長引くなどのトラブルにつながる可能性があります。

美しい仕上がりを目指すためには、肌の状態や全体のバランスを考慮した適切な吸引量を見極めることが大切です。

医師やクリニック選びを慎重に行い、自分に合った施術を受けられるようにしましょう。

BIJOU CLINICでは、患者様に寄り添った丁寧なカウンセリングを通し、一人ひとりに合わせた脂肪吸引をご提案いたします。

希望の仕上がりや全体のバランスを考慮したうえで適切な吸引量を判断し、「やってよかった」と思っていただけるような施術を提供できるよう努めております。

初めての美容医療で不安な方も、お気軽にご相談ください。

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