MENU
2026年8月16日
脂肪吸引後の痛みは「強い筋肉痛」「打撲のような痛み」と表現されることが多いです。個人差はありますが、処方される痛み止めや術後の過ごし方によって、痛みを和らげることができます。
この記事では、脂肪吸引の痛みについて、特徴や期間、対処法などを紹介します。術後の痛みを軽減する方法、回復を促す過ごし方など、施術を検討する際の参考にしてください。

脂肪吸引の痛みの特徴や期間、他に見られる症状などを把握しておくと、適切に対処しやすくなります。
ここでは、脂肪吸引の痛みについて紹介します。
脂肪吸引の施術は、静脈麻酔や局所麻酔が効いている状態で行われるため、痛みは少なく抑えられます。
麻酔の注射を打つ際のチクッとした痛みや、麻酔液が入ってくる時の押されるような痛みを感じる程度です。
また、脂肪を吸い出すカニューレ(細い管)を挿入するための切開も、数ミリ程度です。
そのため、施術中よりも麻酔の針を刺す時の痛みの方が強く感じられるという声も少なくありません。
麻酔時の痛みが心配な場合は、リラックス効果のある笑気麻酔の検討もできるため、事前に相談するとよいでしょう。
脂肪吸引のダウンタイムでは、運動後の筋肉痛に近い痛みを強めに感じることがあります。
また、以下のように筋肉を使うような場面で痛みを感じることが多いです。
痛みには個人差がありますが、一般的には処方される痛み止めでコントロールできる程度です。
また、術後は圧迫が必要であるため、締め付け感で痛みを感じる人もいます。
一時的なものであり、強い痛みが続くものではありません。医師の指示通りに適切なセルフケアを行い、長引かせないようにする工夫が効果的です。
脂肪吸引の施術後は、以下のような経過をたどって痛みが変化していきます。
その後、術後1ヶ月に向けて痛みはほぼなくなっていき、それ以降はつっぱり感が残る程度に落ち着きます。
ダウンタイムを長引かせずなるべく早い回復を促すためには、ピーク時に痛み止めを取り入れながら、術後のセルフケアを行うことが大切です。
脂肪吸引の施術後のダウンタイムには、痛みの他にも主に以下のような症状が見られます。
多くの場合、1〜2週間程度で落ち着いていきますが、かゆみや色素沈着は施術当日から術後3ヶ月程度と少々長くかかります。
また、痛みが引いてくる術後2週間程度を経過した辺りから、患部が硬くなる『拘縮』が見られ、こちらも3ヶ月程度続くことが多いです。
これらには、後述する固定圧迫やマッサージ、食事などの術後のケアが推奨されています。

脂肪吸引の施術中は麻酔が使用されますが、術後に痛みを引き起こすさまざまな理由があります。ここでは脂肪吸引の痛みの原因について解説します。
脂肪吸引では、麻酔液(チュメセント液)を注入する痛みと、薬液に圧迫される痛みが生じます。
麻酔液を注入する際は、注射のチクッとする痛みと、液が入る際に押されるような圧迫による痛みがあります。
注入時は笑気麻酔のようなオプションが選べる場合があるため、痛みが不安な場合は相談してみましょう。
また、液が体内に残留している間は、ダメージを受けた周辺組織を圧迫して腫れるため、痛みや不快感につながるケースも多いです。
施術後の麻酔液は24時間ほどで体内に吸収されて引いていくため、麻酔による痛みは一時的なものです。
脂肪吸引は、皮膚下に挿入したカニューレによる吸引や、脂肪を柔らかく吸引しやすくするための超音波・高周波の影響により、周辺組織や血管・神経に負担がかかります。
そのため、受けた損傷を修復しようとして、創傷治癒に伴う炎症反応が起こります。
これは身体の正常な反応であり、時間の経過により自然に治まることが一般的です。
脂肪吸引をする量や範囲、個人による体質の差はありますが、我慢できないほどの鋭い痛みを感じるケースは少ないといわれています。
ただし、組織へのダメージを抑える技術を持つ医師を選ぶことは、痛みの長期化を防ぐことにつながるため、痛み対策としてのクリニック選びは重要です。
脂肪吸引後は脂肪があった場所に空間ができるため、その空間を修復しようとする創傷治癒反応により、組織が再構築されます。
その際一時的に皮膚が硬くなる『拘縮』が生じますが、これはほとんどの人に見られる回復の過程であり、一時的なものです。
表面がデコボコしたり引き吊れたりすることがあり、人によっては突っ張るような痛みや不快感があります。
マッサージやストレッチが効果的な場合もあるため、医師の指示に従った適切なケアが勧められます。

脂肪吸引は全身のさまざまな部位に行われますが、吸引範囲の広さや日常で動かす頻度などによって、痛みの感じやすさが異なります。
ここでは、施術によって特に痛みを感じやすい部位をご紹介します。
太ももは吸引範囲が広く痛みを感じやすいため、痛みが軽減するまで比較的時間がかかる傾向があります。
特に外ももに比べて内ももは皮膚が薄く刺激に敏感であるため、強い違和感がある方も少なくありません。
また、立つ・しゃがむといった動作は日常の中で頻度が高いため、術後の日常生活において痛みを感じやすい傾向があります。
ピークは術後3日間ですが、太ももにはむくみも出やすいため、同じ姿勢でいない工夫も必要となります。
お腹周りは上腹・下腹・ウエスト・腰の4つの部位から構成される広範囲のため、痛みもやや強めに感じることがあります。
くしゃみや咳、笑う、しゃがむ、寝返りなどの動作の際は力が入りやすく、圧迫固定も広範囲になるなどの理由から、太ももに並び日常生活の不快感が出やすい部位です。
また、上腹部に比べ下腹部は脂肪やたるみの個人差が大きく、吸引量によって術後の痛みの程度も異なります。
痛みとともにしびれがみられる場合もあり、落ち着くまでに1〜2週間ほどかかることもあります。
二の腕は元々脂肪層が薄く、狭い範囲の施術になることが多いため、動かさなければ痛みを感じることはあまりありません。
しかし、着替える際や腕を上げる、物を持つ、パソコン操作などの動作により刺激が加わると、痛みや張り感を感じることがあります。
太ももやお腹周りに比べると比較的穏やかで、痛みも多くは5日程度で治まります。
顔や首・あごなどは、施術範囲が狭く脂肪量も少ないため、痛み止めを必要としないケースもあります。
ただし、表情を変える、あくびや食事で口を大きく開ける、洗顔やメイクなどで触れると痛みを感じることがあります。
神経や血管が集中しており、腫れや圧迫による違和感が出やすい部位ですが、数日程度で自然に軽減していくのが一般的です。

脂肪吸引の術後は、セルフケアや適切な日常生活の過ごし方で、痛みを軽減できる場合があります。
ここでは脂肪吸引後に痛みを感じる場合の対処法について紹介します。
脂肪吸引後は、身体への負担や感染リスクを抑えるために抗生剤や痛み止めが処方されるのが一般的です。
抗生剤は飲み忘れたり途中で服用を中止したりせず、指示通りに飲み切ることで効果が発揮されます。
痛み止めは、痛いからといって間を開けず服用するようなことは避けるべきですが、我慢をしすぎないように、必ず用法用量を守って適切に使用してください。
医師の指示に従って服用することが、痛みなどの症状を乗り切ることにつながります。
もしも副作用や体調の変化が気になる場合は、速やかに受診しましょう。
脂肪吸引後は、もともと脂肪があった部分に空間ができることで血液やリンパ液が溜まりやすくなるため、物理的にそれを防ぐ固定圧迫が必要です。
圧迫固定を行うことで、術後の腫れやむくみ・内出血などを抑制し、皮膚の収縮をサポートします。
吸引した部位に合わせて、フェイスバンドやウエストニッパー・ボレロなど、適切な圧迫着をクリニックが用意してくれるのが一般的です。
ただし、施術費用に含まれているか別途購入が必要かどうかについてはクリニックによるため、事前に確認しておきましょう。
脂肪吸引の術後2〜3日は、冷やすことで炎症や痛みを軽減できる場合があります。
以下の方法で、冷やし過ぎに注意しながら患部を冷やしましょう。
アイシングは3日程度が一般的で、それ以降はクリニックによって温めて血行を促す方法が提案されることもあります。
この間はなるべく無理をせずに過ごし、アイシングの方法や実施期間、その後に温めてもよい時期についてはクリニックの指示に従ってください。
拘縮に気が付いたら、セルフケアによるマッサージが有効です。
拘縮は脂肪が吸引されて空いたスペースを修復する過程で起こる自然な反応であり、多くの場合、術後2週間程度から見られ始めます。
術後1ヶ月ほどでピークを迎え、2〜3ヶ月かけて徐々に柔らかくなります。
ただし、突っ張り感や痛み、ピリつきがある場合もあるため、強すぎるマッサージは控えましょう。
脂肪吸引後、特に2週間の間はタンパク質と水分の摂取を意識したうえで、栄養バランスの偏らない食事を心がけましょう。
脂肪吸引は外科手術であり、ダメージを受けた組織を回復するため、タンパク質が不足しないようにする必要があります。
また、術後は組織の修復と炎症により体温が高くなり、水分が蒸発しやすい状態であるため、こまめな水分補給が必要です。
一方で、塩分やアルコールの過剰摂取はむくみを助長し、傷ついた組織が圧迫されて痛みを感じやすくなるため、控えましょう。
脂肪吸引後は軽く身体を動かすことを勧められる場合があります。
健康な状態で行うスポーツのようなものではなく、家事や日常生活の必要に応じて身体を動かすことが、回復を早めると考えられるためです。
脂肪吸引後は上述した通り血中の水分が不足しやすく、同じ姿勢で長時間過ごすことで血栓ができやすくなるため、エコノミークラス症候群のリスクを防ぐうえで重要です。
また、術後1週間以降からは、ストレッチやウォーキングなど、無理のない範囲内での有酸素運動を取り入れるよう、医師が指導する場合もあります。
無理は禁物ですが、医師の指示に従って過度に安静にしすぎないよう心掛けましょう。
脂肪吸引後は、脂肪がなくなった空間を埋めるため組織の修復が行われますが、喫煙をしていると血液の循環に悪影響を与え、修復が遅くなります。
喫煙をするとニコチンの作用で血管が収縮し、修復に必要な酸素や栄養が十分に届けられないためです。
クリニックによっては、施術後だけでなく施術前から禁煙するよう指導することもあるため、できるだけ早い段階からの禁煙が推奨されます。
他にもむくみや血腫のリスクなども高まるため、術後のスムーズな回復を目指すためにも、脂肪吸引の施術後は禁煙するのが望ましいでしょう。
脂肪吸引は外科手術ですが、施術中の痛みは麻酔で軽減でき、術後の痛みも痛み止めでコントロールが可能です。
適切な操作で血管や神経、筋肉など周辺組織への負担を抑えることが、術後の痛みの軽減につながります。
なるべく痛みを抑えた脂肪吸引の施術を受けるためには、ただ脂肪を取るのではなく、適切な判断と経験豊富な手技を持つ医師に相談することが重要です。
Bijou Clinicでは、その人の骨格や皮膚とのバランスを考えた脂肪吸引を大切にしています。診察、カウンセリングも全て医師が行い、ご希望やお悩みを丁寧にお伺いします。
公式サイトでは症例写真も多数公開しているため、施術を検討している方はぜひ参考にしてみてください。