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2026年7月24日
『糸リフトは半永久的に効果が続くのだろうか』と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、糸リフトは半永久ではなく、効果には一定の持続期間があります。
加齢による肌の変化は継続するため、どのような施術でも永続的な効果を保ち続けることは難しいのが現実です。
ただし、適切な施術を受けた場合、一定期間のリフトアップ効果は期待できます。
たるみやフェイスラインの変化が気になりはじめた方にとって、検討する価値のある選択肢のひとつだといえるでしょう。
この記事では、糸リフトの持続期間や効果の仕組みといった基礎知識、効果を長持ちさせるためのポイントなどについて詳しく解説します。
糸リフトの施術を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

糸リフトに興味はあるものの、『どのような施術なのか』『どのくらい効果が続くのか』まで詳しく知らない方もいるでしょう。
自分に合った選択をし、後悔のない施術を受けるためにも、基本的な知識を知っておくことが大切です。
ここでは、糸リフトの効果・仕組み・持続期間などの基礎知識を紹介します。
糸リフトは、コグ(突起)付きの医療用糸を皮下組織に挿入し、たるみを物理的に引き上げる施術です。メスを使わないため『切らないフェイスリフト』とも呼ばれています。
主に期待できる効果は以下のとおりです。
挿入された糸が皮下組織を刺激することで、コラーゲンやエラスチンの生成が促されます。こうした複数の作用によって、フェイスラインや肌印象の変化が期待できます。
結論として、糸リフトで半永久的な効果を得ることは難しいとされています。
その理由は大きく2つあります。1つは加齢による皮膚・皮下組織の変化が止まらないこと。年齢とともにコラーゲンが減少し弾力も失われるため、どのような施術でも効果は永続しません。
もう1つは糸自体に寿命があること。吸収糸は体内で徐々に分解され、非吸収糸もコグの耐久性が下がれば効果は薄れていきます。
施術を受けた場合と受けない場合では見た目の印象に違いが生じることがありますが、半永久ではないと正しく理解したうえで検討することが大切です。
糸リフトでたるみが改善される理由には、コグの構造が深く関わっています。
コグとは糸の表面に付いた細かい突起のことで、皮下脂肪層や筋膜に引っかかることで組織を物理的に引き上げる役割を担っています。
糸リフトによるリフトアップの流れは以下のとおりです。
物理的な引き上げ効果に加え、コラーゲン増生による肌質改善も期待できることから、リフトアップと美肌ケアを同時に目指したい方に選ばれています。
また、切開リフトが余分な皮膚を切除してたるみを改善する施術であるのに対し、糸リフトは糸によって組織を引き上げる施術です。
両者ではたるみにアプローチする方法が異なるため、適したケースや期待できる変化にも違いがあります。
糸リフトの持続期間は、使用する糸の種類によって異なります。
一般的な糸の種類と持続期間の目安は以下のとおりです。
| 糸の種類 | 主な素材 | 持続期間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 吸収糸 | PDO(ポリジオキサノン) | 6ヶ月〜1年程度 | 吸収が比較的早く、引き締めやコラーゲン生成促進を得意とする |
| PLA(ポリ乳酸) | 1〜2年程度 | リフトアップ力が高く、コラーゲン増生効果に優れる | |
| PCL(ポリカプロラクトン) | 1〜2年程度 | 柔軟性が高く、動きの多い部位にもなじみやすい | |
| 非吸収糸 | ナイロン・ポリプロピレンなど | 3年程度 | 長期間の支持が期待できるが、現在は使用頻度が限定的 |
非吸収糸(溶けない糸)は糸が体内に残るぶん、吸収糸より長期間の持続が期待できます。
ただし、コグの耐久性が低下したり、加齢によるたるみが進行したりするため、半永久的な維持は見込めません。
また、同じ糸を使用しても年齢・肌質・脂肪量・たるみの進行度などによって持続期間には個人差が生じる点にも注意が必要です。
クリニックによって取り扱っている糸の種類は異なりますが、現在の糸リフトでは吸収糸が主流となっています。

糸リフトは同じ糸を使用していても、効果の持続期間に差が出ることがあります。
その理由は、持続期間は糸の種類だけで決まるものではないためです。年齢や肌質、たるみの状態など、さまざまな要素が影響します。
ここでは、糸リフトの持続期間に差が出る主な理由を紹介します。
糸リフトの持続期間は、使用する糸の種類によって変わります。
一般的に、吸収糸は体内で徐々に分解されるため持続期間に限りがあります。一方、非吸収糸は体内に残るため、より長期間の効果が期待できるでしょう。
ただし、持続期間は糸が残る期間だけで決まるわけではありません。コグの耐久性や皮膚・皮下組織の状態、加齢による変化なども影響します。
そのため、糸の種類を選ぶ際は持続期間だけでなく、それぞれの特徴を知り、安全性や仕上がりの自然さなども含めて検討することが大切です。
年齢や肌の状態も、持続期間に関わる重要な要素のひとつです。
肌の弾力やコラーゲン量は年齢とともに低下するため、若い世代と比べると糸に対する組織の反応が異なる場合があります。
皮膚がある程度の弾力を保っている場合は、糸が組織になじみやすく、リフトアップ効果も得られやすい傾向があります。
また、もともと肌質が薄い方や乾燥しやすい方は皮下組織が脆弱になりやすく、糸の定着に影響が出ることもあるでしょう。
同じ糸・同じ施術を受けても結果に差が生じるのは、こうした体質の違いが原因です。施術前にカウンセリングで肌の状態を十分に共有しておくことが望ましいでしょう。
顔の脂肪量も、糸リフトの持続期間に影響するポイントです。
例えば、頬やフェイスラインに脂肪が多い場合は、引き上げる組織のボリュームが大きくなります。その分、糸にかかる負荷も増えやすく、リフトアップ効果の維持に影響することがあります。
反対に、脂肪量が少なければ必ずしも持続期間が長くなるわけではありません。脂肪の付き方や組織の厚みには個人差があり、仕上がりや効果の現れ方にも違いが生じます。
さらに、脂肪量は体重の増減によって変化しやすい要素です。
施術後に急激な体重変化が起こるとフェイスラインのバランスが変わり、見た目に影響を及ぼすこともあります。
施術前には、お顔全体の状態を確認し、自分に合った施術を検討することが大切です。
糸リフトはたるみの程度によって、適応範囲や効果の出方が変わります。
軽度から中等度のたるみに対しては、コグが皮下組織をしっかりホールドしやすく、リフトアップ効果が感じられやすい傾向があります。
一方、たるみが大きく進行している場合は、引き上げる組織のボリュームが増え、糸にかかる負荷も大きくなります。
その結果、効果の感じ方や持続期間に違いが生じることがあるでしょう。
同じ種類の糸を使用しても、たるみの進行度によって術後の経過は変わるため、持続期間に個人差が生まれる理由のひとつとして理解しておくとよいでしょう。
糸リフトの効果の出方は、医師の技術や施術デザインによっても大きく左右されます。
仕上がりに関わる主な要素は以下のとおりです。
これらは顔の解剖学的構造を理解したうえで判断する必要があり、医師の経験と技術が問われる部分です。
同じ糸・同じ本数でも、挿入位置や引き上げ方向の設計が異なれば、効果の持続性や仕上がりの自然さに差が生じることがあります。

糸リフトは施術を受けて終わりではありません。術後の過ごし方や生活習慣によっては、効果の持続期間に影響が出ることもあります。
ここでは、糸リフトの効果を長持ちさせるためのポイントを5つ紹介します。
術後の過ごし方は、糸リフトの効果を左右する重要なポイントです。
糸が皮下組織にしっかり定着するまでには、一般的に1ヶ月程度かかるとされています。この期間中に患部への刺激を与えると、コグがずれたり糸の効果が薄れたりするリスクがあります。
避けるべき行動の例は以下のとおりです。
スキンケアや洗顔時も、患部を擦ったり強く押したりしないよう意識しましょう。担当医師から術後に受ける指示を守ることが、仕上がりと効果の持続につながります。
日常の生活習慣も、糸リフトの効果の持続に影響を与えます。
睡眠中は肌の修復が行われる時間帯です。睡眠不足が続くと肌の回復力が低下し、コラーゲン生成も滞りやすくなります。
施術後だけでなく、日頃から十分な睡眠をとることが、肌状態の維持につながるといえるでしょう。
食生活の面では、以下を意識することで肌の土台を整えられます。
注意すべきは食事や睡眠だけではありません。
喫煙は血流を悪化させ肌の回復力を落とすため、控えることが望まれます。生活習慣を整えて、施術後の肌状態を維持しやすくしていきましょう。
体重の急激な変動は、糸リフトの効果に影響を与える可能性があります。
短期間で体重が増加すると顔の脂肪量が増え、コグへの負荷が大きくなります。逆に急激に体重が落ちた場合は、引き上げた組織のバランスが崩れてフェイスラインが変化することも考えられるため注意が必要です。
施術後は極端なダイエットや急激な体重増加を避け、なるべく安定した体型を維持することをおすすめします。
脂肪量の変化はフェイスラインに直結する要素であるため、体重管理は糸リフトの効果を守るうえでも意識しておきたいポイントです。
体重の変動が気になる方は、施術前から担当医師に伝えておくと、より適切な施術プランを提示してもらえる可能性が高まります。
施術後に定期的な診察を受けることも、効果を長持ちさせるために有効です。
糸の効果は時間とともに変化していくため、経過を医師に確認してもらうことで自分では気づきにくい変化を早期に把握できます。
また、次の再施術のタイミングを適切に判断してもらえるというメリットもあります。
糸リフトは一度受けたら終わりではなく、状態に応じてメンテナンスを重ねることで効果を維持しやすくなる施術です。
定期的なメンテナンスの頻度は糸の種類や個人の状態によって異なるため、担当医師と相談しながら計画を立てるようにしましょう。
なお、施術後に気になる症状が出た場合も、自己判断せず早めにクリニックへ相談することをおすすめします。
糸リフト単独で得られる効果には限りがあるため、他の施術と組み合わせてアプローチする方法もあります。
代表的な組み合わせ例は以下のとおりです。
ただし、これらはあくまで一例であり、どの施術が適しているかは顔の状態や目的によって異なります。
適切な施術の順番や間隔も重要になるため、組み合わせを検討する際は、必ず信頼できる医師に相談してください。

最後に、糸リフトの持続期間について、よくある疑問を紹介します。
A:糸リフトの効果が薄れると、徐々に施術前の状態に近づいていきます。
ただし、施術によって進行した加齢変化が巻き戻るわけではなく、急に元へ戻ることもありません。
効果の感じ方には個人差がありますが、自然な経過をたどりながら変化していくのが一般的です。
A:糸リフトは繰り返し受けることが可能です。
肌の状態や過去の施術歴によって適したタイミングは異なるため、無理に短期間で施術を重ねるのではなく、医師と相談しながら必要な時期を判断しましょう。
A:施術に使用する糸の種類やたるみの状態によって異なりますが、一般的には効果の持続期間に合わせて再施術を検討するケースが多くみられます。
効果が完全になくなってからではなく、状態に応じて医師と相談しながらタイミングを決めるのがおすすめです。
糸リフトは半永久ではなく、使用する糸の種類や年齢・肌質・生活習慣などによって、効果の感じられる期間には個人差があります。
持続期間を正しく理解したうえで、術後のケアや日常習慣を見直すことが、効果をできるだけ長く維持するためのポイントです。
施術後の経過の中でたるみや仕上がりの変化が気になった場合は、早めに医師へ相談しましょう。
状態に応じたメンテナンスを継続することが、満足度の高い結果につながります。
『BIJOU CLINIC』では、カウンセリングを大切にし、一人ひとりのお悩みに合った施術プランをご提案しています。
自然で上品な仕上がりと長期的な信頼関係を理念に掲げ、丁寧な医療をご提供いたしますので、糸リフトについてご不明な点がある方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。