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糸リフトは繰り返し受けても大丈夫?メリット・デメリットや向いているケースも紹介

糸リフトは、一度受ければ終わりという施術ではなく、効果が薄れてきたタイミングで繰り返し受けるケースが多い美容医療です。

しかし、施術を検討している方のなかには、「何回まで受けられるのか」「繰り返すことで肌への負担は増えないのか」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

基本的に吸収糸を使用した糸リフトには回数制限がなく、再施術はめずらしくありません。

ただし、短期間に何度も受けることや、たるみの状態によっては他の施術が適している場合もあることを理解しておきましょう。

この記事では、糸リフトを繰り返し受けることのメリット・デメリットから、向いているケース、他の施術を検討すべきケースまで解説します。

糸リフトは繰り返し受けても大丈夫?

結論から申し上げると、吸収糸を使用した糸リフトには定められた回数制限はありません。

使用される糸の多くはPDOやPCLといった吸収性の素材で、体内で徐々に分解・吸収されるため、再施術が行われること自体は美容医療の現場では一般的です。

「繰り返すと皮膚が伸びてしまう」と心配する方もいるかもしれませんが、施術を重ねたからといって必ず皮膚にダメージが生じるわけではありません。

ただし、短期間に何度も受けることは推奨されておらず、前回から一定の間隔を空けることが望ましいとされています。

再施術の必要性は、その都度の診察をもとに判断されるものです。

現在のたるみの状態や使用した糸の種類などを踏まえたうえで、施術の可否や時期が検討されます。

そのため、前回と同じ施術内容が適しているとは限らず、再評価したうえで方針が決定されます。

糸リフトを繰り返し受けるメリット

糸リフトは一度受けたら終わりではなく、繰り返すことで異なる恩恵を得られる施術です。

フェイスラインの状態をキープしやすくなるだけでなく、肌質や将来のたるみへの影響にも関わってくることがあります。

ここでは、糸リフトを繰り返し受けるメリットを紹介します。

リフトアップ効果を維持しやすい

糸リフトを繰り返し受ける目的のひとつが、リフトアップの状態を維持しやすくすることです。

効果が完全に失われてから再施術を受けるのではなく、引き上げた状態がある程度残っている段階でケアすることで、フェイスラインの変化を小さな幅に抑えられる可能性があります。

また、たるみが大きく進行してから一度に変化を求めるのではなく、段階的にケアを続けたい方に適した考え方だといえるでしょう。

一度の施術で長期間維持するというより、必要に応じて調整を重ねながら状態を保っていく目的で選ばれることがあります。

将来のたるみ予防につながる

将来を見据えたたるみケアも、糸リフトを繰り返す理由のひとつです。

たるみが大きく進行してから対策するのではなく、変化が気になり始めた段階から美容医療を取り入れたいと考える方もいます。

定期的に施術を受けることで、引き締めへのアプローチを継続できる点が、繰り返し施術を選ぶ理由のひとつとなっているのです。

将来的なたるみを予防できると断言することはできませんが、長期的な視点でたるみケアに取り組みたい方にとっては、有力な方法のひとつとなるでしょう。

コラーゲン生成により肌質が改善される

糸リフトを繰り返すメリットのひとつとして、コラーゲン生成による変化が挙げられます。

挿入された糸の刺激によって創傷治癒反応が起こり、コラーゲンやエラスチンの生成が促されると考えられています。

そのため、引き上げ効果だけでなく、肌のハリ感や引き締まった印象につながる可能性があります。

また、糸が吸収された後もしばらくコラーゲン生成が続くとされているため、美肌効果を期待して施術を選ぶ方もいます。

変化の現れ方には個人差があるものの、引き上げ効果に加えて肌のハリ感にも期待できる点は、糸リフトを繰り返すメリットのひとつといえるでしょう。

フェイスラインの変化を管理できる

フェイスラインの変化を継続的に把握できることも、繰り返し施術を選ぶメリットのひとつです。

定期的に糸リフトを受けると、その都度、医師が現在のたるみの状態や皮膚の変化を確認することになります。

一回限りの施術では見過ごされがちな変化も、継続的に通院することで把握しやすくなるでしょう。

たるみは加齢とともに進行しますが、変化の速度や部位ごとの現れ方は人それぞれ異なります。

定期的に受診する習慣があることで、現状に合わせた施術内容の調整や、必要に応じて他の方法を検討するタイミングも計りやすくなります。

糸リフトを繰り返し受けるデメリット

繰り返し施術にはメリットがある一方で、理解しておきたいデメリットが存在するのも事実です。

費用面や身体への影響、仕上がりのリスクなど、事前に把握しておくことが満足度の高い施術選びにつながります。

ここでは、糸リフトを繰り返し受けるデメリットを紹介します。

皮膚にダメージが蓄積する可能性がある

繰り返し施術を行うことで、皮下組織に変化が生じる可能性もあります。

糸を挿入した部位では組織の修復反応が起こるため、施術回数によっては瘢痕組織(線維化)が形成されることもあります。

線維化とは、傷を修復する過程で組織が硬くなる変化のことです。過度に進行した場合には、皮膚の柔軟性に影響を与える可能性もあるでしょう。

また、同じ部位への施術を短期間で繰り返した場合は、組織への負担が大きくなることも考えられます。

線維化が進むと組織が硬くなる可能性もあるため、施術の必要性はその都度慎重に判断することが望まれます。

施術のたびにコストがかかる

糸リフトはリフトアップ効果の持続期間が限られているため、状態を保つには定期的な再施術が必要になります。

施術1回あたりの費用は糸の種類や本数によって異なりますが、長期的に続けることを想定すると、相応の経済的負担がかかります。

効果の維持を目的として年に1〜2回のペースで施術を受ける場合、年間の合計費用は決して小さくありません。

一度施術を受ければそれで終わりではないという点は、繰り返しを前提に検討する際に見落としがちなポイントです。

糸リフトを繰り返し受ける場合は、長期的なコストを含めて計画を立てましょう。

逆に老け見えする可能性がある

過度な引き上げは、かえって老けた印象につながる場合があります。

たるみを改善しようとして強く引き上げすぎると、頬骨が不自然に突出して見えたり、顔全体が硬くこわばった印象になることがあります。

繰り返し施術を重ねるほど、引き上げによる歪みが積み重なりやすくなるだけでなく、実年齢より老けて見える原因になる可能性があるでしょう。

顔全体のバランスを保ちながら自然な仕上がりを目指すには、現状のたるみの程度に合った引き上げ量にとどめ、施術の必要性をその都度しっかり見極めることが大切です。

不自然な印象につながる可能性がある

糸リフトは適切に行われれば自然な仕上がりを目指せる施術ですが、引き上げる方向や力のバランスによっては、不自然な印象につながる可能性があります。

特に、短期間で繰り返し施術を受けたり、必要以上に強い引き上げを行ったりした場合、笑ったときや話したときの表情に違和感が生じることも考えられるでしょう。

また、頬や口元に引きつれ感が残ることで、顔全体が硬く見えたり、表情がぎこちなく見えたりするケースもあります。

こうしたリスクを避けるためには、単に引き上げることだけを目的とするのではなく、顔全体のバランスや表情の動きまで考慮した施術プランを立てることが重要です。

糸リフトの繰り返しが向いているケース

糸リフトの繰り返しが適しているかどうかは、たるみの程度や皮膚の状態、手術に対する考え方によって異なります。

向いているケースを知っておくことは、自分に合った施術かどうかを判断するうえで役立つでしょう。

ここでは、糸リフトの繰り返しが向いているケースを紹介します。

軽度〜中程度のたるみがある場合

糸リフトの繰り返しが効果を発揮しやすいのは、たるみが軽度から中程度にとどまっている場合です。

皮膚にある程度の弾力が残っていて、組織の可動性がある状態では、糸のコグ(トゲ)が組織をしっかり捉えやすく、引き上げ効果が出やすい傾向があります。

たるみが強く進行した段階になると、糸による引き上げだけでは対応しきれないケースも出てきます。

変化が気になり始めた比較的早い段階から施術を重ねることで、その都度の変化を小さく抑えながら状態を管理しやすくなります。

切開リフトには抵抗がある場合

切開リフトに比べて皮膚への侵襲が少ない糸リフトは、メスを使う手術に抵抗がある方にとって現実的な方法です。

ダウンタイムを長く取れない方や、職場や日常生活への影響を最小限にしたい方にも向いている施術だといえます。

糸リフトを繰り返す場合も、1回あたりの回復期間が比較的短いという特性は変わりません。

リフトアップ効果を維持したい場合

糸リフトの繰り返しは、一度の施術で長期間の変化を求めるのではなく、フェイスラインの状態を継続的に整えていきたいと考える方に向いています。

たるみが大きく進行してから対処するのではなく、変化が小さいうちから定期的に施術を受けていくというアプローチです。

ただし、このやり方が合うかどうかは個人の状況によって異なります。

定期的な通院やコスト負担も伴うため、自分のライフスタイルや目的に照らし合わせながら、継続するペースや必要性を医師とともに判断するのが現実的だといえるでしょう。

糸リフト以外の施術を検討したほうがよいケース

たるみの状態や原因によっては、糸リフトより他の施術が適しているケースもあるため、選択肢を広く知っておくことも重要です。

ここでは、糸リフト以外の施術を検討したほうがよいケースを紹介します。

たるみが強く進行している場合

たるみが大きく進行し、皮膚の余りが目立つ段階になると、糸による引き上げだけでは対応しきれないことがあります。

なぜなら、たるみが重度になるほど引き上げに必要な力が増し、糸の牽引力との間に限界が生じやすくなるからです。

こうした場合に検討されるのが切開リフトです。

皮膚を切開してSMAS筋膜(表情筋とつながる組織の層)まで引き上げるため、糸リフトでは難しい大きな変化に対応できる可能性があります。

自分のたるみの程度が糸リフトの適応範囲かどうかは、医師による診断で確認してもらいましょう。

ボリュームロスが目立つ場合

たるみの原因が『皮膚や脂肪の下垂』ではなく、『組織のボリューム減少』にある場合、糸リフトで引き上げても思うような変化が得にくいことがあります。

頬のコケやくぼみが目立つ状態で引き上げると、かえって凹凸が強調されて不自然に見えることもあるため注意が必要です。

こうした状態には、ヒアルロン酸注入や脂肪注入など、ボリュームを補う施術の方が適している場合もあるでしょう。

たるみと見えている変化が実際にはボリュームロスによるものかどうかは、医師の診察をもとに判断することになります。

糸リフトを繰り返しても満足できない場合

糸リフトを複数回受けても期待する変化が得られない、あるいは効果がすぐ薄れると感じる場合、施術を重ねるより他の方法を検討するタイミングかもしれません。

同じ方法を繰り返しても状況が変わらない場合、たるみの原因や程度が糸リフトの適応と合っていない可能性があります。

選択肢として挙がるのが、切開リフトや他のリフトアップ施術、ボリュームを補う施術またはそれらの組み合わせです。

思うような変化が得られない状態が続く場合は、施術を重ねる前に現状の原因を改めて確認するのがおすすめです。

糸リフトの繰り返しに関するQ&A

最後に、糸リフトを繰り返し受けることに関するよくある疑問を紹介します。

Q:糸リフトを繰り返し受ける適切なタイミングは?

A:使用する糸の種類によって異なりますが、効果が薄れ始めた頃が目安とされています。

具体的には、PDO素材で半年〜1年、PCL素材で1年半〜2年程度が持続期間の一般的な目安です。

ただし、肌の状態やたるみの程度によって適切な時期は異なるため、医師の診察をもとに次の施術時期を判断しましょう。

Q:誰でも繰り返し糸リフトを受けられますか?

A:繰り返し糸リフトが受けられるかどうかは、たるみの程度や皮膚の状態によって判断されるため、誰でもOKというわけではありません。

また、年齢によっても期待できる変化の幅が異なる場合があり、30代と50代以降では繰り返した際の効果の出方にも違いがある点に注意しましょう。

Q:前回の糸がまだ残っていても再施術できますか?

A:吸収糸を使用している場合、前回の糸が残っている状態でも再施術できるケースは多くあります。

ただし、糸の種類や残存状態によって挿入位置や本数の調整をしなければいけません。

溶けない糸が入っている場合は対応が異なるため、使用した糸の情報を医師に伝えたうえで判断を受けることが必要です。

まとめ

糸リフトの繰り返しには、たるみケアを継続できる、肌質が改善するといったメリットがある一方、皮膚への負担や費用、過剰な引き上げのリスクも伴います。

向いているかどうかは現在のたるみの程度や皮膚の状態によって異なり、状況次第では他の施術が適していることもあります。

繰り返し施術を受けるかどうかは、診察をもとに医師と相談して判断しましょう。

BIJOU CLINIC』では、患者様一人ひとりのお悩みやご希望を伺いながら、本当に必要な施術を見極めたうえでご提案いたします。

糸リフトを繰り返すべきか、他の施術も取り入れるべきか迷っている方は、ぜひ『BIJOU CLINIC』へお気軽にご相談ください。

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