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2026年7月30日
中顔面のたるみやほうれい線が気になり、リフトアップ施術を検討する方も増えています。
なかでも『バーティカルリフト』と『ミッドフェイスリフト』は、どちらも中顔面へアプローチする施術として知られていますが、施術内容の違いがわかりにくいと感じる方も多いようです。
両者では組織へのアプローチ方法や引き上げる方向、期待できる仕上がりのイメージにはそれぞれ特徴があります。
そのため、どちらの施術が自分の悩みや希望に合っているのか、判断に迷う場面もあるかもしれません。
この記事では、バーティカルリフトとミッドフェイスリフトそれぞれの特徴や違いを整理しながら、どのような方にどちらの施術が向いているのかを詳しく紹介していきます。

バーティカルリフトとミッドフェイスリフトは、中顔面のたるみに対して用いられる施術ですが、施術方法やリフトアップの仕組みにはそれぞれ特徴があります。
ここでは、バーティカルリフトとミッドフェイスリフトの特徴を紹介します。
バーティカルリフトとは、こめかみ付近から医療用の糸を挿入し、頬の脂肪を縦方向へ引き上げる糸リフトの一種です。
一般的な糸リフトが頬を横方向へ引き上げるのに対し、バーティカルリフトでは糸をS字状に通し、メーラーファットと呼ばれる頬の脂肪を上方向へ誘導します。
この方向性の違いにより、頬の丸みを残しながら中顔面に立体感を出せる点が特徴です。
横方向への引き上げでは、頬骨周辺の皮膚が外側へ張りやすいのに対し、頬骨を支点として垂直に持ち上げる設計のため、表情の動きに沿った仕上がりが期待できます。
切開を伴わず、こめかみ周辺に残る傷が針穴程度であることから、身体的な負担を抑えながらリフトアップを目指したい方に適した施術だといえるでしょう。
また、糸を挿入した際の物理的な刺激によって、皮下でのコラーゲン生成が促される点も特徴です。
中顔面の長さや頬のこけ、ほうれい線、ゴルゴラインなど、複数のお悩みに対応できる糸リフトのひとつとして注目されています。
当院のバーティカルリフトについて、詳しくはこちらをご覧ください。
ミッドフェイスリフトとは、中顔面の皮下深層にある脂肪や組織を手術によって引き上げ、骨膜などに固定する施術の総称です。
下まぶたのキワや結膜側を切開してアプローチする方法が一般的で、糸リフトのように吸収糸で支えるのではなく、下垂した組織そのものを移動させて固定する点が特徴とされています。
皮下の深い層から組織を引き上げ、頬のたるみやほうれい線、ゴルゴライン、目の下のたるみなど、中顔面全体へのアプローチを目的とした施術です。
なお、『ミッドフェイスリフト』という名称が指す施術範囲や術式は、クリニックによって異なる場合があります。
同じ名称でも、採用している術式やアプローチ方法が異なるケースがあるため、施術内容を確認しておきましょう。

バーティカルリフトとミッドフェイスリフトは、アプローチの方法や効果の出方が異なるため、どちらが自分に合うのか判断に迷う方もいるのではないでしょうか。
ここでは、施術方法・効果や仕上がり・ダウンタイム・持続期間・傷跡や侵襲性という5つの観点から、両者の違いを紹介します。
以下は、バーティカルリフトとミッドフェイスリフトの違いをまとめた表です。
| 項目 | バーティカルリフト | ミッドフェイスリフト |
| 施術方法 | 糸を用いて縦方向に引き上げ | 下まぶたや結膜などを切開・剥離し組織ごと引き上げ |
| 効果や仕上がり | 中顔面に立体感、ほうれい線やゴルゴラインの改善 | 中顔面全体の広い範囲で変化、目の下のたるみなども同時に改善 |
| ダウンタイム | 3〜5日程度が目安 | 1〜2週間前後、安定まで2〜3ヶ月程度 |
| 持続期間 | 半年〜1年程度が目安 | 長期的に持続しやすい傾向 |
| 傷跡・侵襲性 | 針穴程度で低侵襲 | 下まぶたのキワなどに傷跡が生じる場合がある |
※効果の出方や経過には個人差があるため、あくまでも目安としてご覧ください。
バーティカルリフトとミッドフェイスリフトの施術方法における大きな違いは、組織へのアプローチの仕方にあります。
バーティカルリフトは、こめかみ付近から専用の針で医療用の糸を挿入し、頬の脂肪を縦方向へ引き上げる方法で、切開を伴いません。
ミッドフェイスリフトのなかには切開を伴わない術式もありますが、一般的には下まぶたのキワや結膜側を切開し、頬の脂肪や周囲の組織を引き上げて固定する外科的な方法を指すことが多いです。
糸で支えるか、組織そのものを移動・固定するかというアプローチの違いが、両者の施術方法を大きく分けるポイントだといえます。
効果や仕上がりの面でも、両施術には特徴の違いがあります。
バーティカルリフトは、頬の脂肪を上方向へ誘導することで、頬の丸みを保ちながら中顔面に立体感を与える設計です。
ほうれい線やゴルゴラインの改善が期待できる一方、変化の範囲は頬周辺が中心となる傾向があります。
対してミッドフェイスリフトは、皮下の深い層から組織を引き上げる術式が一般的です。
頬のたるみだけでなく、目の下のたるみやくぼみなど、中顔面全体へアプローチしやすい点が特徴だといえるでしょう。
いずれの施術も、最終的な仕上がりは施術デザインや医師の技術、もともとのたるみの程度などによって異なります。
ダウンタイムの長さも、両施術で異なる傾向があります。
バーティカルリフトは切開を伴わない糸リフトのため、腫れや内出血、引きつれ感などが起こる可能性があります。
ダウンタイムは3〜5日程度が目安とされ、比較的短期間で落ち着きやすい点が特徴です。
一方でミッドフェイスリフトは切開を伴う手術を行うケースが多いことから、腫れや内出血が2週間前後続く可能性があるでしょう。
日常生活への影響が気にならなくなるまでには1ヶ月ほど、仕上がりが安定するまでには2〜3ヶ月程度を見込んでおく必要があります。
リフトアップ効果の持続期間にも、それぞれ特徴があります。
吸収性の医療用糸を使用するバーティカルリフトの場合、効果持続期間の目安は半年〜1年程度です。
糸自体は体内で徐々に吸収されていきますが、糸の刺激で生成されたコラーゲンが組織に残ることで、吸収後もハリ感の維持が期待できます。
ミッドフェイスリフトは組織そのものを移動させて固定するため、長期的に持続しやすい傾向があります。
特に、骨膜下など深い層へアプローチする術式ほど、持続性が高いといえるでしょう。
傷跡の残り方や身体への負担は、施術方法によって異なります。
バーティカルリフトは専用の針で医療用の糸を挿入する施術であり、切開を伴いません。
こめかみ周辺に針穴程度の跡が残ることはありますが、身体への負担は比較的軽いとされています。
ミッドフェイスリフトは、下まぶたのキワや結膜側、こめかみなどからアプローチする外科的な術式が一般的です。
切開を伴う場合は、部位によって皮膚に傷跡が残る可能性があります。
時間の経過とともに目立ちにくくなる傾向はあるものの、身体への負担はバーティカルリフトより大きくなりやすいとされています。

施術の特徴を理解したら、次は自分に合う施術を見極めることが大切です。悩みの度合いや希望する仕上がりによって、向いている施術は変わってきます。
ここでは、バーティカルリフトがおすすめな方の特徴を3つ紹介します。
鏡を見たときに「前より頬の位置が下がってきたかも」と感じ始めた方には、バーティカルリフトがおすすめです。
中顔面のたるみが軽度〜中等度であれば、垂直方向への引き上げでも変化を実感できる可能性があります。
そのため、大掛かりな手術に踏み切る前の選択肢として、バーティカルリフトが検討されることがあります。
ほうれい線がうっすらと目立ち始めた程度であれば、切開を伴う施術ではなく、バーティカルリフトでも改善が期待できるでしょう。
「整形した」と気づかれるような変化ではなく、なんとなく若々しくなったと思われるくらいの変化を望む方にも、バーティカルリフトは適しています。
頬の脂肪を上方向へ誘導するデザインのため、頬の丸みを残しながら中顔面を引き上げられ、横へ張り出すような不自然さが出にくい点が特徴です。
中顔面のボリュームバランスを保ちながら引き上げることで、立体感のある仕上がりが期待できます。
仕事や家庭の予定が詰まっていて、長期間のお休みをなかなか確保しにくい方にとっても、バーティカルリフトは検討しやすい選択肢のひとつです。
切開を伴わない糸リフトであるため、施術後は比較的早い段階で普段の生活へ戻れる可能性が高いでしょう。
クリニックの方針にもよりますが、経過によっては翌日からメイクや外出ができる場合もあります。
そのため、人前に出る仕事をしている方や、日常生活への影響をできるだけ抑えたい方にもおすすめです。

バーティカルリフトだけでなく、ミッドフェイスリフトについても、どのような方に向いているのかを知っておくと、施術を検討する際の大きな判断材料となります。
ここでは、ミッドフェイスリフトがおすすめな方の特徴を3つ紹介します。
中顔面のたるみが比較的進行していて、頬の位置が大きく下がっていると感じている方には、ミッドフェイスリフトが向いています。
皮下の深い層から組織そのものを引き上げて固定するため、脂肪の下垂が進んだ状態でも、しっかりとアプローチできるでしょう。
糸リフトでは物足りなさを感じた経験がある方や、機器治療で満足な変化を得られなかった方が、次のステップとして検討する選択肢のひとつでもあります。
控えめな変化ではなく、周囲からも「若返った」とはっきりわかる変化を求める方にも、ミッドフェイスリフトは向いています。
組織そのものを骨膜へ固定する術式が一般的であり、皮膚表面を引っ張るだけの施術と比べて、リフトアップの強度を出しやすい点が特徴です。
一度でしっかりとしたリフトアップ効果を期待したい場合や、中顔面全体の複数の悩みにまとめてアプローチしたい場合にも検討されます。
ダウンタイムを見越して施術の時期を調整できる方には、ミッドフェイスリフトが適しています。
より大きな変化を重視し、まとまった休養期間をあらかじめ確保できる方であれば、切開を伴う施術も検討しやすいでしょう。
仕事や家庭の予定を調整しやすい時期に施術を受けることで、ダウンタイムによる日常生活への影響に備えられます。

最後に、バーティカルリフトとミッドフェイスリフトに関するよくある質問を紹介します。
A:施術が向いているかどうかは、年齢そのものよりも、たるみの進行度や皮膚の状態によって判断される部分が大きいでしょう。
たるみが軽度から中等度であればバーティカルリフト、進行している場合にはミッドフェイスリフトが検討される可能性があります。
A:どちらの施術も、他のたるみ治療と組み合わせて受けられる場合があります。
組み合わせは医師の判断によりますが、バーティカルリフトは裏ハムラ法など目元の治療と、ミッドフェイスリフトも表ハムラ法や裏ハムラ法と同時に行われることがあります。
A:バーティカルリフトに使用する糸は、時間の経過とともに体内へ吸収されます。
その後にミッドフェイスリフトを検討できる場合もありますが、施術歴や使用した糸の本数、組織の状態によって治療方針は異なります。
まずはカウンセリングで医師へ相談することが大切です。
バーティカルリフトとミッドフェイスリフトは、アプローチの方法や効果の範囲、ダウンタイム、持続期間などに違いがあり、どちらか一方が優れているわけではありません。
中顔面のたるみの程度や求める変化の大きさ、休養期間の確保しやすさなどを踏まえながら、自分の悩みや希望に近い施術を選びましょう。
『BIJOU CLINIC』では、患者様一人ひとりの骨格やお悩みに向き合い、自分らしい自然な仕上がりを意識した施術プランをご提案しています。
通院のペースや費用についても丁寧にご案内しておりますので、中顔面のたるみでお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。